不況を乗り切る5つの方策

今月も旧盛和塾・稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びたい。
そして、シューワグループ全従業員・物心両面の幸福実現の為に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルであり、ど直球の”魂の言葉”は胸に熱く刺さりました。

【今月のキーワード】は『勇気を持つ』・・・・。皆さんと共にど真剣に学びましょう!
—–「まっすぐに目標をめざす。」
自分の登りたい「山」が険しく、きついものだからといって迂回していては、その「頂」にたどりつくことができない。
だからこそ、恐れずに、より垂直に登攀していきたいものである。
困難に真正面から取り組む。
卑怯な振る舞いのある人、言い訳をしたり、逃げ回ったり、責任転嫁をするような人を要職につけてはならない。
リーダーには、困難に遭遇したときでも、うろたえてはいけないと自分に言い聞かせ、そこから一歩も退かないぞという勇気が要るのである。≪中略≫
経営をやっていますと、いろんな困難に遭遇します。
困難に遭遇すると、どうしても怯みます。
困難を真正面から受けて解決していくには、たいへんな努力が要りそうだと思うばかりに、つい怯むのです。
そして、真正面からそれを受けて立ち、取り組んでいくというのではなく、他に何かもっといい方法はないか、と考えがちです。
これが勇気にもとることなのです。学問があり、インテリであればあるほど、真正面から困難を受けとめるということをせず、もっといい方法はないかと思うものです。
それは勇気に欠けるところがあるからです。
勇気がないから、何かうまく処理する方法はないかと考えるのです。
しかし、そこで後ろを見せた瞬間に、解決するものも解決しなくなってしまうのです。
またもう一つは、困難に遭遇したときにこそ団結し、その困難を打ち破ろうと思っていた社員の人たちまでが、リーダーが怯んだのを見た瞬間に、逃げの手を打とうとします。
つまり、リーダーに勇気にもとることがあったときには、部下は皆それに倣って、困難を解決するどころか、困難を回避しようとする。
その結果、それまで順調にいっていた仕事までがうまくいかなくなります。
そういうリーダーでは、部下が尊敬しなくなるのです。
これはなにもトップだけの問題ではありません。
部長を選ぶにしても課長を選ぶにしても、卑怯な振る舞いのある人、つまり言い訳をしたり、逃げ回ったり、責任転嫁をするような人を要職につけてはならないのです。
それは組織が腐敗するもとになります。
しかし、困難に遭遇したり不幸なことに見舞われたり、そういう苦しい状況に追い込まれたとき、 勇気凜々となるような人はなかなかおりません。
経営者でもそういう人はおりません。
困難に遭遇すれば、みんなうろたえるわけです。
うろたえても、少なくとも部下の手前、うろたえてはならんと自分に言い聞かせて、そこから一歩も退かないことです。
本人も逃げたい、怖い。
しかし、責任上、そこから一歩も退かんという、嘘でもいいからそういう勇気が要るのです。
勇気を持つ、というのはたいへん大事なことです。—–

先日、4月25日は全店が集合してのリアル店長会議がありました。
改めて、その時の共有したいテーマをご紹介して考えていきたいと思います。
それは、塾長が常におっしゃっている「しっかりと登る山を決めて、勇気を持つ」ということです。
人も会社も同じです。
どの山に登るのかが決まっていなければ、力は分散して結果は出ません。
逆に言えば、登る山さえ明確になれば、やるべきことはシンプルになります。
迷いが消えて、判断がより早くなって行動自体が大きく変わります。
今の我々にとっての問いは、「どの山に登るのか」であり、そして、その山自体が、小さな山では意味がありません。
これからの厳しい時代の中で様々な業界で勝ち切るには、そして最後に勝ち残るには、企業としての目指す山の”頂上”が必要です。
松下電器・創業者松下幸之助氏の言葉にある「好況よし、不況さらによし」とは、好況・不況いずれにも企業として学びと成長の機会があるという意味です。
会社経営においては、不況時こそ企業努力の差が明確になり、
「景気がいい時に伸びるのは普通。本当に強い会社とは、不況の時にこそ磨かれ、歴然として差がつく」真の実力が試されるということです。
その為には、本日は「不況を乗り切る5つの方策」をベースにしながら、我々の戦い方を明確にしていきたいと思います。
稲盛塾長、松下幸之助氏の両名の経営の神様曰く、「不況はチャンスである」ということです。
今の経済環境は、イラン情勢やウクライナ情勢もあり、世界が不透明であり厳しい現状がある。
しかし、その厳しさをどう捉えるかで未来は変わります。
不況だから厳しいのでは無くて、これは変革への絶好の勝負のタイミングが来ているということなのです。
環境のせいにした瞬間に負けです。
「イラン情勢が」「原油高騰が」「円安が」と言っているうちには、絶対に勝てません。
逆に言えば、このタイミングとは根本の”弱い企業と強い企業”が入れ替わるチャンスでもあります。
我々、ベンチャー企業こそが強い企業に変わる絶好の機会です。
だからこそ、守りではなく攻めなのです。
インドネシア人材の活用、蓄電池事業の拡大、海外展開など、未来への布石を打っていく、今だからこそ動く。
この意思決定こそが、”登る山”を決めている会社の行動です。
まずは1つ目、ここが今日一番強く伝えたい、「全員営業」です。
これからの時代、営業は一部の人間の仕事ではありません。
全員営業が必須です。
クルー・ドライバーはもちろんですが、本社、事務、現場も、全員が営業です。
なぜか!それは、我々が登る山が「勝ち残る山の究極の目標」こそが、”100年永続ユーティリティ企業”だからです。
一部の営業マンだけで勝てる時代は終わりました。
お客さまの声が聞こえる現場こそが考えて、現場が動きながら、その声で現場が結果を出す。これが基本です。
有名な映画の一場面に「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ」という言葉がありますが、まさにその通りです。
お客様に一番近いのは現場です。
地域のことを一番知っているのも現場です。
だからこそ、現場の一人ひとりが営業マンとして、お客様との会話の中でニーズを拾う。
その中でお困りごとを聞きながら、次の提案に繋げて形を変える。
「自分は営業じゃない」という意識は、今日からで捨ててもらいたい!
全員が営業、この意識を持てるかどうかで、会社の未来は大きく変わります。
2つ目、「攻めの商品開発」です。
売れない理由を並べるのは簡単です。
しかし、それでは何も生まれませんし、あえて重要なのは、お客様の声を徹底的に拾うことです。
これまでの常識を疑いながら、新しい価値を作るのが、前回にも話をした「正・反・合」の考え方です。
今の当たり前を疑い、その中から新しいサービスを生み出す。
これからはインフレの時代であり、あえて価格で勝負した瞬間に負けです。
我々がやるべきは、「価格」を「価値」に変えてサービスの質を上げて喜ばれながら勝つことです。
全員が必死になりながら、お客様への提案営業にて売上を意識して、”価格競争”から脱皮をして”価値共競”へと進化して届ける。
この様な一体感の有る組織でなければ、これからのインフレ時代には勝ち残れません。
これからの連邦経営の中で、全社を挙げてのエリアカンパニー制の現場が主役になります。
電気・水回り・ガラスなどのワンストップサービスもそうです。
エアコンクリーニングだけではなく、お客様の生活全体の困りごとを解決することこそが、柔軟な発想が必要です。
3つ目は、「原価を削る」です。
売上は最大限に、経費は最小限に。稲盛塾長が経営の原点12カ条でも挙げられている重要かつシンプルですが、この基本を徹底することです。
1円にこだわるのが重要です。
ここを甘く、簡単に考えてはいけません。
現在のシューワグループ161億円で、たった売り上げの1%の努力で1.61億円の利益に繋がります。
利益は残るものではありません。
1円を積み上げて作るものです。
皆さんの日々の判断の積み重ねが利益に繋がります。
「これくらいで、良いか!?」という小さな甘さが、最終的には大きな差になります。
全員が経営者意識を持ち、コストに対して厳しく向き合う必要があります。
4つ目と5つ目は、「生産性の向上と良好な人間関係」です。
ひとり当たりの付加価値を最大化する。
ここが我々の勝ち筋であり、これからのAIも活用しながらエリアと季節変動を利用して少数精鋭で勝つイメージです。
5人でやっていた仕事を仲間で力を合わせて4人でできるようにする。
その出来る為の方法を工夫しながら仕組みを変える。
そして、ITやAIを駆使しての機械化への努力が必要であり、人が足りないと言う前に、今の人員で最大限知恵を出す。
その知恵が無ければ、今後の企業としての競争力も無くなり、いくら人を増やしても企業成果としての結果は出ません。
そして最後に、「シューワグループの結束」です。
13事業の強み、BCP(事業継続計画)の対応力、現場力、スピード感こそが、すべてが我々の武器です。
時代の流れをいち早く察知して、利他の精神を持ちながら、感謝の気持ちを忘れずにチーム力で戦う姿勢が重要であり、これができる会社こそが、最後に勝ち残ります。
最後に、社長としての覚悟です。
シューワグループは環境に右往左往されません。
塾長のフィロソフィでもありましたが、土俵の真ん中で相撲を取る中でも豊富な資金力と信用力を持って、この不況を必ず勝ち切ります。
その責任は、すべて私が負います。
そのために、動き続ける。考え続ける。そして逃げない。この姿勢を貫きます。
そして皆さんにお願いです。
この瞬間に、「まっすぐに目標(登る山)をめざす勇気を持つ」と覚悟を決めてもらいたい!
そうしないと、会社が目指す山と、自分が登る山を一致させる必要性が大いにあります。
このベクトルがあった瞬間に組織は一気に強くなります。
もう一度、不況はチャンスであり、この瞬間の努力こそが、未来を作ります。
最後に勝ち残るのは、”覚悟”を決めた企業です。
シューワグループは、その勝ち残る企業になります。
皆さん、その覚悟で”不況”を共に登り切りましょう。

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