仕事とは?

今週の月曜日にシューワグループ新入社員式がありました。
今年は、なんと!41名もの新鋭フレッシュなメンバーが入社されました。
毎年、新入社員式で社会人として贈る言葉が「仕事とは?」であります。
新入社員諸君に社会人としての心がまえをお話をしている内容ですので、ベテラン社員の方は何回か聞いたとの方もいらっしゃると思います。
しかしながら、一年に一度、社員の皆さんにも初心の気持ちで、そして素直な気持ちで仕事をする上でこれはとても重要な考え方です。
時間の関係上すべては、ご紹介できませんが一部分だけご紹介したいと思います。

結果&目的について、20年後はどのようになったのか仮説「仕事」という言葉は、意味的に大きな広がりをもっています。
そして、仕事は実に楽しいという事を忘れてはいけません。
「仕事とは?」・・・人生のうえでもっとも時間を使う場所であり成長させて貰う所。
まず、仕事の第一は生活の為でもあります。
仕事は「機会(チャンス)」に満ちていると思いませんか? これからの色んなお仕事は皆さんにとって『作業ですか?』『稼業ですか?』『使命ですか?』
…これだけだとよくわからないと思いますので、具体例を云いますので皆さんで考えてみてください。

☆ ビジネス訓話『 3人のレンガ積み 』
中世のとある町の建築現場で3人の男がレンガを積んでいた。そこを通りかかった旅人が、3人の男たちに「何をしているのか?」とたずねた。

――――中世ヨーロッパのとある町。建設現場

1番目の男
『見ればわかるだろう。レンガ積みをしているのさ。毎日毎日、雨の日も強い風の日も、暑い日も寒い日も1日中レンガ積みだ。
なんでオレはこんなことをしなければならないのか、まったくついてない。』

2番目の男
『オレはね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これがオレの仕事でね。』
旅人は「それは大変ですね」といたわりの言葉をかけました。すると意外な言葉が返ってきました。
『なんてことはないよ。この仕事でオレは家族を養ってるんだ。
この仕事があるから家族全員が食べていけるのだから、大変だなんて言ったらバチが当たるよ。』

3番目の男
『ああ、オレたちのことかい?オレたちは歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ。』
旅人は「それは大変ですね」と、いたわりの言葉をかけました。すると男は,楽しそうにこう返してきました。
『とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだ!素晴らしいだろう!』

結果&目的
1番目の男は、『レンガを積んでいる』だけの「『目的』を持っていない。
結果・・・単なる繰り返しの『作業』

2番目の男は、『カネを稼いているのさ』生活費を稼ぐのが『目的』である。
結果・・・給料をもらうためだけの『稼業』

3番目の男は、歴史の一部に自分が関わり、世の役に立つことが『目的』となっている。彼の働く意識は、大聖堂建設のため町のためという大目的。
結果・・・仕事を『使命』

・20年後はどのようになったのか仮説

1番目の男は、『作業』・・・違う建築現場で相変わらずレンガを積んでいた。

2番目の男は、『稼業』・・・今度はレンガ積みではなく、木材切りの現場で「カネを稼ぐためには何でもやるさ」といってノコギリを手にして働いていた。

3番目の男は、『使命』・・・その真摯な働きぶりから町役場に職を得て『今、水道計画を練っている。あの山に水道橋を造って、町が水で困らないようにしたい!』といって働いていた。

レンガ積みを『単なる作業』と考えるのか、それとも『たくさんの人々を救うための大事な仕事』と考えるのか、その心のもちかた次第で仕事の価値は変わり働き方も変わってくるという話です。
新入社員で入ってこられた方の今の段階では、この意識の違いは目には見えませんが、「目的」をきちんともった日々の行動が5年、10年、20年経つと、
はっきりと人生模様や結果に表れる形になります。
その様に考えると「仕事」という言葉は、長期的に大きな意味的に広がりを持ちます。
仕事は短期・単発的にやるものから、長期・生涯をかけてやるものまで実に幅広い。
よくよく考えると、学生時代からよく、勉強しろ!とか大きな目標もて!とかをいつも目標を掲げさせられるていませんでしたか?
「目標」とは他人から与えられるものであって「目的」は他から与えられない。「目的」の意味は自分で見い出すものだと考えます。
どの道やるのであれば!自分自身できちんとグリップを握ったカタチの「目的」にしたいものですね。
そして、仕事は実に楽しい事を忘れてはいけません。
仕事は【収入機会】が増えているばかりでなく、【成長機会】【感動機会】【触発機会】【学習機会】【貢献機会】【財成機会】でもある。
仕事は機会(チャンス)の固まりである事は忘れないでほしいです。
皆さんが50歳になった時にシューワグループの屋台骨を支える幹部になってくれている事を願います!
そして、皆さんが今のように素直で純粋に仕事について「目的」や「夢」をもってくれている姿に期待しています。
たくさんの『使命』を持った『ありがとうを集める仕事』のフィールドを広く共に努力し広げて行きましょう!

すべては毎日の地道な一つひとつの積み重ねです。
しっかりと先を見て理想を持って進んでいくことが重要である事を忘れないでほしい。
それが、いずれ自分自身の血肉となって28年後には人生にとっても大きな岐路に繋がっていきます。
社会人の先輩として、贈る言葉は『少年よ大志を抱け』《Boys, be ambitious.》ですね。
しっかりと目標と夢を持ちながら日々、笑顔を忘れずに仕事に取り組みましょう!!
わくわく!ドキドキ!のステージを用意しますので存分に暴れ回って頂きたいと思います。
皆さんの活躍に期待しております。

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