S&P500について

早くも5月に入りまして、本日はゴールデンウィーク最終日となっております。 
暦通りならば、3連勤の間を挟み連休と成りますが、シューワGでは、冬場に忙しい仕事柄なので9連休でした。
大半の皆さんはゆっくりとお休みが取れて、日頃はなかなか難しい家族サービスが出来ましたでしょうか?
しかしながら、弊社では様々な事業を行っているサービス業なので、いつも通りの絶賛営業中!で頑張ってくれている従業員さんもいます。
私もGW序盤には大阪観光ウォーニングを14名で45K走破したり、シューワ本社にて毎年恒例のBBQを68名で行ったりと、今年は若手も増えて盛り上がり例年以上に楽しかったです。
特にBBQを用意をしてくださった皆さんには、”利他の心”での大変な準備作業に感謝申し上げます。
又、来年も笑顔で開催が出来る事を楽しみにしています。
そして、前回の新NISAの話題では、皆さんの週報でも大きな反響となっておりビックリしています。
その大半の方は知っているけど、どのようにすれば良いのか知らなかったので勉強会があればぜひとも参加したいとの声が多数でした。

今週は証券会社から頂戴した資料を中心にS&P500について簡単に学びとたいと思います。
まずは、日本株式と米国株式の大きな違いを説明したいと思います。
日本の東京証券取引所でも日経225(代表的企業225社、日本経済新聞社が選出)がありますが、通常の株式投資では、有名な会社に一択で投資をするのが普通です。
私も含めてですが、日々忙しいので投資の勉強をする時間が無いなどで、時代の流れと景況もあって株式投資したけど半額になったとの声も多数あります。
その一方、米国S&P500では時代の流れによって入れ替え戦があり、業績の悪い企業は取り除かれて、その代わりに新しい有望な企業が追加される仕組みがあります。
これは、経済の変化や企業の成長、衰退に応じて行われるので、現在では半導体のテクノロジー企業などが挙げられて平均株価を引き上げています。
入れ替えはS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社などによって管理されていて、アメリカの主要な株価指数の1つで、500社の株価動向を表しています。
これには、テクノロジー、金融、エネルギー、ヘルスケアなど、さまざまな業界の企業が含まれていて、世界的企業や時代の最先端企業が含まれているので、常に活性化が図られている状態です。
そして、私が数年前に下記の記事を見てS&P500を知ったのですが、投資をしている方や関心がある方なら必ず耳にする人物が「投資の神様」ことウォーレン・バフェット氏93歳です。
昨年、バフェット氏が日本商社の株を買い始めて話題となりましたが、古くから米国のコカ・コーラ、アップル、アマゾン、バンク・オブ・アメリカ、など(別紙参照)の企業がベンチャー企業時から投資をしたのが有名です。
そのバフェット氏が、手紙の中で話題になったのが、妻への生きた状態での遺言です。
バフェット氏は、過去の手紙の中で投資のプロではない方に対してはS&P500を推奨しており、妻に対して「遺産の90%をS&P500に投資するように」と指示していることの事。
私も含めてですが、日本でのS&P500投資熱がここから加熱したイメージです。

—–証券会社の資料を抜粋。

成長続ける世界最大の先進国(米国)
拡大する人口、多様化するライフスタイルイノベーションにより生み出される新たな産業。
米国は成長し続け、世界経済を牽引しています。持続的な成長企業を徹底的にリサーチ発掘厳選して投資をします。
ファンドの魅力
1)世界をリードする。・・・米国の投資、中長期的な投資先のコアとして魅力的な米国市場。
2)持続的な成長企業への厳選投資・・・持続的な成長企業への投資、長期的に大きなリターン格差を生む。
3)卓越した運用実績・・・40年超の歴史を持つ運用戦略 米国株式市場を長期的に上回るパフォーマンス。

・過去約30年 株式市場を牽引してきた米国株式
・1987年を指数100とすると下記の通り。
・日本株式・・・1.5倍
・世界株式・・・ 7.9倍
・米国株式・・・ 42.8倍

驚くべき投資実績運用積み立てシミュレーションイメージです。
・月、2万円の積立運用です。(前回週報では、3万円試算でしたが、今回は2万円ですのでお間違いの無いように!)
・5年 120万円・・・195万円⇒1.62倍
・10年 240万円・・・612万円⇒2.55倍
・15年 360万円・・・1698万円⇒4.71倍
・20年 480万円・・・2572万円⇒5.35倍

特にS&P500につきましては、期間が長いほど投資総額を上回る投資効果が挙がることが予想されます。—–

やはり、上記資料を見ても”期間と複利”がとても大きな力だと理解できます。
時間と利益が複利効果によって、投資や貯蓄が成長し、長期間にわたって大きな差を生むことができます。
したがって、初期の少額の投資が長期間にわたって急速に成長し、大きな利益を生み出す可能性があります。
その様に考えると、新NISAは日本政府が個人投資家の資産形成を促進して、経済活動を活性化する為にスタートしました。
前回も私見を述べましたが、日本国の年金制度の破綻が目に見えている施策だとしか考えられません。
老後の備えとして、生活防衛策として、新NISAの投資が奨励されています。
 
この新NISA特需や、円安による外資の日本買いにより、もたらされた未曾有の株高です。 
私の様な初心者が投じるS&P500以外のETF(金融商品取引所上場株の投資信託)においても、一定の運用益が見込まれています。
しかし、円安(160円→153円)には必ず終わりが来ます。 
政策転換によって円高に振れると、外資は一気に日本売りに転じる筈です。 
Xデーは必ず訪れますし、調整局面は近いと見て良いでしょう。

改めて言うまでも無いですが、経済は生き物であり常に株価は状況によって上下します。
乱高下に一喜一憂するのは、投資ではなくギャンブルです。
前回も申し上げましたが、株式投資には絶対安全はありませんので、個人の判断での株式投資をお考えください。 
短期的には上下しながらも、長期的に見れば右肩上がりを堅持するのが資本主義の原理原則だと考えるべきです。 
”英知を持つもの英雄なり”では無いですが、常にアンテナを広げて、時代の環境変化の流れをキャッチし、次代に先手を打つことが重要だと思います。

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