
One for all, All for one(ワンフォーオール・オールフォーワン)

おはようございます。
年度末の朝礼です。今月はシューワの決算月です。
本年度は、創業31年の中で昨年の灯油シーズンの暖冬もあり、今までの中で一番苦しい決算でした。
様々な挑戦を経験をしながら、成功と失敗がありました。
確かに企業としての自力は付いてきていると思います!
社員の皆さんにとっての総決算はどうでしたか? 目標達成は出来ましたか?
何処で何を!どう失敗をしたのか?どう負けたのかを早急に纏め上げる必要があります。
全社を見渡しても、新たな優秀な人材の加入もあり各セクションが忙しくはしていますが、どうもチーム間の連携が悪い!!
ここ最近は悶々としていました。
ところで、先日のW杯ラクビーではロシア戦、アイルランド戦に続いてサモア戦もダブルスコアでの3連勝と見事な勝利でした。
スポーツニュースを拝見してとても感動しました。
まさか!まさか!の世界ランク2位の強豪アイルランドを19対12で逆転勝ちしました。
この勝利で日本は世界ランキングを過去最高の8位としました。
テレビ・新聞では、”W杯史上最大の番狂わせ”とありました。
これも最大限の賞賛だと思います。
しかしながら、日本代表の選手たちのコメントを聞いて正直ビックリしました。
「きつい思いをして、しっかり準備をしてきた。」
「この瞬間のためにたくさんの犠牲の上に、こういう結果が出た。」
この勝利は、奇跡ではなく必然だったとし、選手たちは全員「勝てる」と信じていたようです。
皆さんは、アイルランド戦はどのように映りましたか?
ラクビーの精神としてには、昔から「One for all, All for one(ワンフォーオール・オールフォーワン)」の言葉があります。
その語源とは?由来についてご紹介します。
我々の学生時代のスポ魂ドラマ「スクールウォーズ」が語源で聞いた方も多いと思います。
その小説の一節が「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」と翻訳されました。
自己犠牲の精神やスポーツや組織などにおけるチームプレーの精神に合致し、大人気のTVドラマでも取り上げられたことから日本人に広く定着したようです。
「みんなはひとりのために」では、連帯責任やチームワークというのがキーワードになっているように感じます。
ひとりでは成し得ることが難しく、ひとつの大きな共通の目的に向かって行動する、というイメージが強いように感じます。
また、ラグビー選手・監督として有名な故・平尾誠二さんは、先の「みんなはひとりのために」でなく、「ひとつの目的のために」=勝利として話すこともあったそうです。
テレビドラマの「ノーサイド・ゲーム」でも物語の中で言及されていました。
”ひとりはみんなのため”に、みんなは”ひとつの目的”のために!
これはラグビーの言葉らしいのですが、会社に置き換えてみても、通じるのでは無いでしょうか?
私は会社に置き換えて考えます!
そもそも会社というのは、一つの目的を達成するためにあると思います。
そしてそこに集まる人たちは、その目的を達成するために集まっているんじゃないかって思うんです。
シューワ経営理念は「ありがとうの言葉を世界一集める企業」です。
そして、社員への約束が<全社員の物心両面の幸福>です。
みんながこの目的を達成する為に考えて動ければ素晴らしい組織となるでしょう!
富士山で例えると5合目から6合目、6合目から7合目の山小屋が目標です。
その頂上は果てしなく遠いけど、その目的(頂上)には一歩一歩踏みしめると必ずたどり着ける。
どうしたら、少しでも近づけるかなぁ。
いつも目的(頂上)への近道は無いかを考えている。
まだまだ、目的(頂上)には全然届かないけど。
「一人はみんなのために。みんなはひとつの目的のために。」
新年度が明日から始まります。
皆さんと力を合わせて目的に向かって力を合わせてがんばりましょう!