
人類史;ホモ・サピエンスの強さは何か?

おはようございます。
灯油販売がスタートして、営業や事務の方々、また、本社で受注支援をされている皆さん、大変、ご苦労様です。
本日は、壮大なお話となりますが、人類史で我々の祖先であるホモ・サピエンス
が「何故、生き残ったか?」、また、「その強さは何だったのか?」をお話致します。
調べますと、700万年に及ぶ人類史で、私たちホモ・サピエンスは現在も存続していますが、その700万年の歴史は、ホモ・サピエンス以外の人類に視点を移せば、“絶滅の歴史”といえます。
従来の人類史での通説は、「ホモ・サピエンスは、旧人類のネアンデルタール人よりも頭が良かったから生き残った」という説が有力です。
しかし、絶滅したネアンデルタール人はホモ・サピエンスに比べると脳は大きく、筋肉質で体格もよかったとの事です。これは、先程の通説からすると論理矛盾がございます。
次に、両者の生活様式を比較しますと、ネアンデルタール人はパイソン、鹿、サイなど大型動物をハンティングしていたことで怪我をすること多かったそうです。また、集団は基本、親族を中心とする小集団です。
対するホモ・サピエンスは道具を使い、お互い協力し合って大集団で、力を発揮した方法で獲物を捕らえていたそうです。
石器を伝えることで言語を生み出す能力が養われ、情報共有がよくできていたようです。
結果は、どうだったか?所説は、どうであれ、ネアンデルタール人は滅び、我々、ホモ・サピエンスが生き残ったという事です。我々、人類(ホモ・サピエンス)は、身体が小さいがため、体力も劣り、一個人では勇猛な動物に決して、対抗できません。
ですから集団となり、他の種族との差別化して生き残っていくために、お互い協力し、道具を使い、集団で創意工夫した結果、生き残ったと私は、思います。
以上、脈絡のない事を申し述べましたが、私が言いたい事は、矢野社長が先日の店長会議にて、「皆でベクトルを合わせて難局を乗り越えよう!」と仰っていたお言葉となります。
現代は、変化の激しい世の中で、一寸先は闇かもしれません。自分一人では、へし折れそうになる事も多々あるかと思いますが、我々のDNAの中には、遠い祖先(ホモ・サピエンス)の生存への強さが内包しています。
つまり、生存のために、感覚的に相手を思いやり、助け合い、協力する心、≪利他の心≫が自然と身についており、これが強みという事となるかと思います。
ですので、今期は、シューワグループとしましては、創業35年来の最大のピンチですが、会社や我々集団の存亡をかけて、また、経営目的である≪従業員の物心両面の幸福の実現≫に向けて、従業員一同、力を合わせて、頑張っていきましょう!となります。
私からの一言は、以上となります。
本日もご清聴ありがとうございました。