
2024年を振り返って

2024年も私たちにとって忘れる事の出来ない特別な年となりました。
一年間を振り返るとまるでジェットコースターに乗っているような年でした。
今年も終わりが近づいてきていて振り返ると、国内外で数多くの出来事がありました。
まずは、今年の年初からの能登半島地震応援です。
1月1日の地震でしたが、お正月より緊急応援していただき、1月~3月まで述べ3000人工の応援をして貰えました。
ここは、大手がやらないやれない!シューワグループの本領が発揮されたと思います。本当にお疲れさまでした。
そして、明るい話題として、記憶に強く残るのは、やはりパリオリンピックではないでしょうか。
今年の漢字”金”を象徴する日本の選手たちが見せてくれた数々の感動的な瞬間。
金メダル30個、銀メダル20個、銅メダル25個という輝かしい成果は、”大きな誇り”と元気を与えてくれました。
そして、やはり、”大きな誇り”といえば、今季から、アメリカ・ドジャースへ転籍をした大谷翔平選手ですね。
前人未到の「50本塁打・50盗塁」という偉業の達成から、打率.310、本塁打54本、盗塁59個、そしてOPS1.036という驚異的な成績を残して、
二年連続のホームラン王と3度目のMVP獲得とさらには、ワールドシリーズ優勝と無双状態でした。
まさに「歴史を作る人」としての雄姿を見せてくれました。
固定概念を打ち消す必要性と挑戦し続けることの大切さを私たちに教えてくれました。
日本国では石破新政権が誕生して少数与党の誕生となり、新たなリーダーシップのもとで国が進むべき道を暗中模索しています。
その一方の世界各国を見渡すと、アメリカ・トランプ氏の再選、イスラエル・パレスチナ問題やウクライナとロシアの長引く戦争といった緊張が続いております。
その結果として、ぐるっと回り歴史的な円安がおこり、灯油も高値で販売され続いており私たちの日常生活にも影響を及ぼす物価高騰への課題が増加して、
激変緩和策からの減額があり、買い控えにも繋がってきています。
そんな中、私の今年の「一文字」を選ぶとすれば、「問」ではないでしょうか?
今年は、まさに想定外のことが多く様々な「問題」が山積したといっても過言ではありません。
その世界的視点からみても政治や経済、自然災害や、そして私たち自身の生き方や働き方について、多くの「問い」が投げかけられた一年だったと思います。
この「問い」に対してどう向き合い、どのような答えを出していくのかが、今後の私たちの未来を決めていくのです。
2024年の「問い」をしっかりと受け止め、2025年はそれに対する「答え」を行動で示す一年にしていきましょう。
皆さんと共に、変化の時代を乗り越え、大きく成長していきたいと思います。
しっかりと連邦多角経営を学びながら、事業ポートフォリオの再編を組み直しながら、しっかりと残存者利益を勝ち取りたいと思います。
今までの常識が通じない困難な時代だからこそ、一歩前に踏み出す勇気と行動が必要です。
◎今年の目標四文字熟語は『至誠通天』
年頭の自分自身(社長)が定める四文字熟語⇒ 『至誠通天』・・・誠を尽くせば 願いは必ず天に通じる
《 至誠 》については、稲盛塾長が色紙にも座右の銘とされている言葉で「この上なく誠実なこと、まごころを表す。」
今年も色々とチャレンジをさせて頂きましたが、稲盛塾長の教え通り何事にも誠実であり、誠意を貫き通す事。
全てが貫徹出来た訳ではありませんが、全従業員と共に「利他の心」を持ちながら事業に邁進することが出来たと思います。
来年も引き続き、至誠通天の精神を持つことで、困難を乗り越え、人間関係や仕事、人生全般において良い結果を引き寄せる力を得るとされていますが、
再度、仕事をする前に人として”考え方”をしっかりと持ち、全社員の物心両面の幸福の実現に向けて精進して参ります。
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年初目標の勝敗で考えますと、8勝6敗3引き分け。(勝率 571)
勝率は何とか勝ち越しとなっていますが、次に繋げる負けが多いのも事実!
毎年ですが、各事業部ごとに確実に成長して健闘してくれています。
新規事業からの立ち上げての負けは、経験値を確実に力となって来ているので、相撲で言う8勝7敗の勝敗で十分である。
その意味でもしっかりとチャレンジをして結果を残して貰えました。
この厳しい経済環境の中でも、しっかりと各事業部と社員の皆さんには、この引き分けと負けの中からしっかりと経験値を積んでくれていると確信しています。
2025年には”プラスの力”に転じましょう!
・毎年言っている言葉ですが、尊敬する本田技研創業者・本田 宗一郎氏のお言葉。
『チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。』を実践したつもりである。
幹部の皆さんはもちろんですが、販売員さんをはじめ、皆さんが本当によく頑張ってくれたと心より感謝致します。
シューワグループとして、ベンチャースピリッツをもって固定概念を捨て、現状を大きく成長するように行動して行けたのでは無いだろうか!
来年は、コロナ禍の中で世界的にも厳しい時代が来ます。
その中でも、今期スローガン《トリプルスリー・連邦経営戦略》にあるように時代に合わせた「選択と分散」の経営を学びたい。
「連邦経営」とは、各部門が独立して経営を行いながら、全体としては共通のビジョンを持って連携して、
まるで連邦国家のように、個々が自立しつつも一つの大きな目標に向かって進む形です。
大好きなフレーズが、【地方豪族が頭角をあらわす時代から地方で事業マインドに溢れる社長たちが、多角化によって確実に事業を拡大し、
新たな地方豪族として頭角をあらわしつつある。そういう地方豪族が日本各地に誕生すれば、縮小する地方経済を盛り上げ、
ひいては日本経済を土台から支える存在になると信じている。】とあるが、人口減により地方が衰退が予想される中で、
ネット戦略とリアル戦略を本気で形にしたいと思います。
改めて「トリプルスリー戦略」・・・1、30の事業を成功させる。2、30人の経営者を創出する。3、30事業x利益1億円=経常利益30億企業になる。
各事業の見直し含めて今期は連邦経営からの利益分配も再構築をしたいと思います。
トライ&エラーの中でしっかりと「反省」と「挑戦」の心を持って進化をできるように頑張りましょう!
そして、社員の皆さんには、いろいろとご苦労をお掛けしましたが、皆さんが仕事を通じて、全員が互いに切磋琢磨しながら仕事をする。
毎年、確実に成長された事を大変誇りに思います。
来年は、更なる大きな飛躍できる年になるよう心より期待をします。
そして、幸せな年を迎えられるよう心からお祈りいたします。
少し早いですが、この一年間、本当にありがとうございました。
良いお年をお迎えください!