
10年以上生き残る会社の条件とは?

シューワグループの主力商売であります灯油販売が今シーズンいよいよ終盤を迎えております。今期は奇跡的な原油高騰からの下落要因と、何よりも従業員皆さんの頑張りがあって今期は収益的にもかなり改善が出来ました。そしてシューワグループの灯油巡回販売の26回目のシーズンも良い形で終わる事が出来そうです。
『企業生存率』について
毎年の社員総会で私が従業員の皆さんに話をしている事なんですが『企業生存率』を皆さんご存知でしょうか?株式会社は1年目でその60%が消えていきます。そして設立5年で85%の企業が倒産または廃業します。設立して10年以上存続できる会社はわずか6.3%しかないのです。さらに、設立20年以上の会社は0.3%で設立30年以上の会社は0.02%の生存率です。 つまり設立して30年たつと99.98%の会社はなくなってしまうのです!10000社のうちたった2社しか残りません。笑い話では無いのですが、ここまで来ると『ウミガメの生存率』と同じぐらいのレベルですね。(※ウミガメの生存率は1/5000)新しい企業も次々に生まれますが、その後の淘汰も相当厳しいのが現状です。
10年以上生き残る会社の条件
先日、帝国データバンクがまとめた『10年以上生き残る会社の条件』というテーマの記事を見ましたので紹介します。
- 常に成長業界のニッチに注目し、ニッチ分野でパイオニアになっている。
- 自社の強みと弱みを認識して、強みに集中資源投下している。
- 経営者が明確なビジョンを持っている
つまり、今後更に厳しくなっていくであろう時代に『明確なビジョン』を持ち、『自社の強みと弱み』を知り、『ニッチ戦略思考を持つ会社』のパイオニアが生き残っているということですよね。確かに僕の周りでも伸びている企業のほとんどがビジョンが明確である。しかも、元気があり常に新しい事に挑戦されていて、戦う業態も狭い気がします。
あと2年半でシューワも30周年
シューワは現在27年目です。30年存続企業の0.02%に入るまであと2年半あります。この奇跡的な10000社のうちたった2社になるためには、企業的にも!もう一ひねりが必要となります。これからの10年後、20年後を作っていくためにも『生き残る会社の条件というテーマ』を参考にしたいと思います。お客様から、いかにして「ありがとう」を頂くのか?そして、自分たちの強みを活かして行けるのか!を真剣に考えていきたいと思います。
最後に
早いもので、残り10日で上期も終了となります。せっかく利益が出ている状況ですので、下期に無駄な動きにならないようにしっかりと行動計画を練って下さい。是非、悔いのないように!業務に取り組んでいきましょう。よろしくお願いします。