
タイに出張へ行ってきました

今週の9日夜中に出発して11日までの間タイへファシリティ事業部 高岡次長、営業推進本部 木崎プロジェクトリーダー、蔭山課長の4名で出張して参りました。
タイ出張報告
今回は知り合いの社長の紹介で、現地日系企業とのコラボでエアコン事業を主体に事業協同出資をしないかと話が来ました。視察の率直な感想です。
市場性
【100点】とにかく暑い国なので年がら年中エアコンを使っている。約4000社日本の企業が進出しています。市場性からみると相当量のキャパが見込める。(日系工場、飲食業、高所得者向けのマンション)
価格性
【50点】一般のお給料(月収)が30000円から60000円前後なのでやはり物価は安い。したがってエアコン清掃も安い。但し、日本式のオーバーホールが浸透していないため掃除レベル。価格面も調査必要。
エンジニア(人員)
【50点】少しあてがあずれたのが、タイの失業率が0.7%と非常に低い事。しかし、日本へのあこがれが強いので人気はあるんで心配はない。あとは民族性と個人能力次第。
パートナー
【75点】日経企業がタイ現地にて20年間ECO商材を販売している会社である。紹介者も日本で上場企業の創業者で資産家である。共にタイにて日系企業への人脈が豊富である。しかし営業力は未知数である。再調査必要。
将来性
【90点】タイはASEAN地域の中でも中心的位置におり、成長の余地は相当にありそうに感じた。その多くは親日家であり、日本にあこがれを持っています。タイの人口は約6500万人で宗教はほぼ仏教徒。日本人と良く似ている様に思います。日本とは対照的に人口は激増しています。
総評
【75点】昨今、日本の人口が減少が続く中、東南アジアでの人口は日本の高度成長時代のようなピラミッド型で人口の裾野が広くて若い。日系企業の海外進出も中国一辺倒から徐々に変わっています。昨今の中国でのリスクを考え、リスクの分散をしています。チャイナプラスワンの候補地としては、タイ、ベトナム、ミャンマー、ビルマ等が挙げられ、多くの日本の企業が進出しています。今後、ASEAN地域を観てみると、約6億人で世界人口(69億7374万人)の8.7%を占めている。そのように考えて行くと、世界戦略の位置づけとしては、タイがASEAN地域のハブ的存在になり中心となるとの事です。そんな中、シューワとしても5年後を見据えた成長分野への積極投資が必要では無いかと考えます。 当然のことながら、多くの企業が将来の新たなビジネスの種を見つけるために、切磋琢磨して探していますがどうしても海外となると躊躇しがちです、成長分野を見極めながら投資ポイントを見出して行くのは中々難しいものです。
『満を持して』は今の時代には当てはまらない
いつも言っている事ですが、『単純に魚がいてるところで釣りをする!』に限るのでは!釣り方や漁法をTPOで考えればいいのではと!これからの時代、さらに「勝ち組」「負け組」の棲み分けは一層進んでいくと考えられます。「勝ち組」企業には新事業や新サービス開発において、ビジネスを模索する流れが止まるはずもなく「先手必勝」のスピード感はさらに強まります。5年後に種をまく気持ちで取り組めたら楽しいと感じます。『boys be ambitious』=『少年よ大志を抱け』に限りますね!