
よく稼ぎ、よく遊べ

少し前に、朝礼で何の話をしようかなと思っていたときに、たまたまテレビで見ていたら、厩舎を立ち上げてから従業員が一人もやめないという厩舎があるその厩舎の人の育て方というのを、番組で取り上げられていました。
厩舎と言えば、イメージですが昔よく言われた3K(きつい・汚い・危険)の職業ですが、そう言った職業で厩舎開業から一人も辞めていないというのはなぜなんだろうという事を、同じ3Kのシューワにも(笑)参考になるかなと思いましたのでお話ししたいと思います。
ちなみに今は新3K(きつい・帰れない・給料が安い)だそうですね。
「よく稼ぎ、よく遊べ」がスローガン
矢作芳人さんという方で、開成高校卒業生で厩舎の事を中小企業と考え運営している方です。
その方の持論が「遊びが充実していないと仕事も充実しない」という言葉で、厩舎のスローガンが「よく稼ぎ、よく遊べ」スタッフを遊ばせるために火曜日の午後を半休としている。
矢作さんによると、スタッフにオンとオフを区別する意識を持たせることで、管理馬にもレースと調教、運動と休息といったオン・オフの意識を伝える狙いもあるという。
いかに高邁な理想を掲げても実際に手を動かして汗を流すのは一人一人の従業員である。
彼らがモチベーションを高く保ってくれない事には、理想の馬づくりは夢のまた夢だ。
よく競馬は馬づくりが大事だといわれるが馬を作るのも人なので自分の中では人作りがあってこその馬づくりだと思っている。
・・・これを聞いてみなさんどういう風に思いましたか?メリハリのついた仕事をしていますか?
シューワに入って時に小森部長に最初に言われたことが、仕事は仕事、遊びは遊びで全力でやろう。
だらだらやらずにメリハリをつけようと最初に教わりました。今果たしてできているのかなと考えます。灯油を売りたい、水を売りたい、エアコンを取りたい、と全てにおいて接客し運ぶのも作業をするのも汗を流しているのは、従業員です。彼らのモチベーションを上げさせるには、よく稼がせ、遊べる時間を作らせることが大事だと思います。
そのためには、儲けさせて早く帰らせる仕組みを本部にいるみんなで考えていかないと従業員の質がどんどん悪くなり、ありがとうを集めれない会社になっていくと思いますので、従業員の質イコール会社の質を考え、より良い職場環境を作るために本部として考えていきましょう。
最後になりましたが、私たち幹部社員が中心となって働きやすい労働環境を確保していくのは当然のことですが、同時に別の意味でのKを求め続けなければなりません。
それは多くの方から「ありがとう」の言葉を頂戴し、感動(K)の喜びに浸ることです。
私たちは、様々な仕事を通じて、様々な方から「ありがとう」の言葉を頂戴し、今以上に会社全体が感動(K)の喜びで満ち溢れるような会社を創造していかなければなりません。