世界の壁

FIFAワールドカップも予選リーグが終了し、いよいよ決勝トーナメントに入ります。みなさんも、寝不足になっている方が多いのではないですか?時差の問題もあり、日本では夜中から早朝にかけてのTV放送です。もちろん見るなとはいいませんが、仕事に差し障りがないようにだけすること。社会人として当然の心構えです。

世界の壁

さて、今週もFIFAワールドカップ話題からの話になります。テレビ、新聞では日本の予選リーグ敗退の話題でもちきりですね。「日本はなぜ1次リーグを突破できなかったのか?」「世界の壁」は高かったと言ってしまえばそれまででしょうが・・・。

サッカーは11人の掛け算

サッカー・ワールドカップ。世界の強豪国が集まる場所で、勝つのが絶対条件そして期待されている中での相当なプレシャーもあったはず。その目に見えない相手に縛られ、思うように動けなかった・・・。予選の最終戦を見ていても、もうすでに、突破を決めた相手のコロンビアには相当な余裕があうように見えました。実際、コロンビアは先発選手を8人も入れ替えてきた。それでこの結果。圧倒的強さには敬意すら覚えた。力の差は歴然としていて、FIFAランキングよりコロンビアとの差が大きかったように見えました。あるサッカー解説者が記事の中で書いていた言葉が印象深かったです。

『サッカーは11人の掛け算で、1人でも0があると0になる。』

コロンビア戦の試合は、違う意味で「日本が足し算」「コロンビアは掛け算」をしているようにみえた。例えれば、4の力を持つ5人が20の力で攻めたのと、5の力の2人で25になったのとの差である。敗戦の日本選手からは「自分らしさが出せなかった」などの言葉が出ているが、一流どころの選手との「本物らしさ」の差が大きかったのが実態ではないかと僕は思う。

学ぶより真似ろ

僕も含めた応援しているファン、そして選手や監督にも甘さや日本びいきに過ぎた面があったのは違いない。「世界の壁の高さ」を目の当たりにして、残念な結果でしたが、もう一度初心に戻って「学ぶより真似ろ」が必要ではないか!と考える。サッカー解説者・セルジオ越後氏の言葉ではないが「勝利への活路は反省することによって生まれる」スポーツ好きの少年が純粋な心で、尊敬する選手のプレーをビデオ等で何回もリプレイで見て自分も同じようにできるか真似をする。それを繰り返していくことで自分のレベルも上がっていく。

そう考えると、仕事も同じだと思います。真似をすることはけっして恥ずかしいことではない。むしろ、自己流にこだわる方が仕事をなめている。「自信過剰は思い上がりだと!」実際の自分の力をわかる事。そして、自分の枠を超えてたくさん真似ることが、壁を突破する力になる思います。

最後に

シューワ実践二十魂の一つにもある「謙虚な心をもて!」今回のワールドカップの日本戦を見ていて、改めて、皆さんに送ります。下期後半。みなさんが「壁」を突破してくれることを楽しみにしています。

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