
不可能を可能にするもの

不可能とは、どういう意味なのだろう。
不可能とは、いつ使う言葉なのだろう。
不可能とは、どのような状態なのだろう。
不可能とは、誰が決めるのだろう。
5歳で失明した少女の人生は、幸せにはならないのだろうか。8歳で母を亡くした少女の未来は、明るく輝くことはないのだろうか。アルコール中毒の父親と別れ、弟も亡くして天涯孤独となり、うつ病になった少女に、明日は見えないのだろうか。盲目で、さらに精神分裂病になった少女に希望はないのだろうか。この世には、やはり不可能というものが存在するのだろうか。でも、その少女 は不可能を信じなかった。少女は希望を本気で信じた。
14歳の彼女は、自ら盲学校への入学を強く希望した。そして、何度も目の手術を受けた。その結果、奇跡的に視力が回復し、盲学校を首席で卒業。
そして、彼女は教師となる。
彼女は不可能という言葉を知らない。そんな彼女が一人の生徒と出会う。その生徒の名は「ヘレン・ケラー」目も口も耳も不自由な少女だった。彼女は、誰もが回復は不可能と思った、その少女を闇から救い出した。
人はそれを「奇跡」と呼んだ。
彼女はそれを「希望」と呼んだ。
希望とは、人を成功に導く魔法の言葉希望がなければ何事も成就しない。
あなたには、今、不可能と思えることがあるだろうか。
不可能かどうかはあなたではなく、神が決める。あなたにできるのは、希望を持つことだ。
・・・上記はヘレン・ケラーの言葉です。
今、ワールドカップで、日本代表が戦っています。昨日は、グループリーグ第2戦のギリシャ戦に臨み、0対0のドローで試合終了となりました。これで、決勝トーナメントへ進出するためには、最終戦勝利が絶対条件になりました。まさに、「首の皮一枚」という表現がピッタリな絶体絶命の状況で日本代表は不可能を可能にしてくれるはずです。
日本中が熱い思いの中、先週に引き続き、感銘を受けた友人からのコラムを紹介しました。ひとつの物事を達成するのは大変な事です。その中で必要なことは、目的までの道のりを明確にして、ひた向きな努力を続けることだと思います。そして、その努力を続けるためのモチベーションとして、自分は必ず達成することが出来る強い思いが必要だと思う。そして何よりも、希望を捨てない事が重要だと思います。途中であきらめてしまうのは、目標達成までのプロセスがあいまいで、努力を怠ってしまうのが原因だと思います。
物事を成し遂げさせるのは希望と自信です
そして、自分を信じる事です。不可能を可能にするのは非常に大変な事ですが、『ピンチはチャンス!』がんばれニッポン!さあ、下半期の後半に入ります。もう一度、計画を見直し、目標達成への道のりを明確にして挑みましょう。