
『叱られる』と言うことの大切さ

最近ある本を読んでいたことで叱るということに少し考えていました。叱られた後に、思っていることをこういう風に考えたらいいんだなと思ったので、ここ最近新しく入って来た方が増えたというのもあり、お話しさせて頂きたいと思います。その本には上司に叱られた時はどうすればいいのか?書き出しがありその本に書いてあったことを抜粋します。
『叱られる』と言うことの大切さ
生まれてから自分自身1番『叱られた』人は誰だろうか?おそろく母親だろうまっすぐ育ってほしいから母親は叱る、横道にそれて欲しくないから叱る、理由もないのに叱ることは、まず考えられない。その事は子供心に解っていた、自分が悪いから素直に受け入れた。社会に出てみるどうだろうか?子どもや学生時代のように素直に叱られているのだろうか?恐らく、みんなの前で恰好が悪いとか、もう1人前の社会人なのになど複雑な気持ちで叱られているのだろう。じゃ誰も叱ってくれなければどうだろう?誰も自分に対して関心を持っていないのだなとさびしくなってしまうだろう。また叱られなければ自分のやっていることが良いのか悪いのかわからない。
歌舞伎の世界では1人の役者をダメにするときは、1年中みんなで褒めてやる、そうすると間違いなくその役者はつぶれてしまう。植物で言うとだれも枝の剪定をやらないで勝手放題伸ばしてやるもんだろう。それに、そら水だ、そら肥料だと必要以上にやる事にあたるだろう。こうすれば植物はダメになってしまう。われわれにとって叱られるということは、成長に欠かせないものであるということを自覚しよう。
・・・と書いてあり、まさに自分も同じように入社当初であれば小森ブロック長に叱られ、今では社長に叱られ、間違った方向に進まなくてすんでいる気がします。
腹の中がいい人ほど・・・
正直、社長に対しては言いすぎやろうと思う事が度々ありますが、自分のために言ってくれているんだと思えばありがとうございますと自然に思えます。その本にも書いていましたが、どこの誰が関心もなく、かわいくもなく、伸ばす気もなければ、嫌な思いをして人をしかるだろうか。もちろん人それぞれ叱り方がありますが、腹の中がいい人は口が悪いのである、逆に表面上さしさわりのない人間に限って腹の中は黒いと思ってよいだろう。その本を見て社長は口は悪いけどその本から考えると、腹の中はいい人なんだと思いました。
最後に
この前、叱られ仲間の池谷君とも話をしていましたけど、叱られた後に社長に必ずありがとうございました、というと叱った社長も叱りがいがあるし自分自身も気持ちが晴れやかになる事がわかりましたので、初心の気持ちに戻って、皆さんも叱られたら成長のチャンスをくれたと言う意味を込めて、最後に元気よくありがとうを言ってみてください。