0.00002%の奇跡

今月も稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びたい。
そして、シューワグループ全従業員・物心両面の幸福実現の為に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は胸に熱く刺さりました。

【今月のキーワード】は 『多角経営の難しさ』・・・・。皆さんと共にど真剣に学んで行きましょう!
【京セラ・理念で束ねるペンタゴン多角化経営】
——京セラは、企業の安定と成長を目指して「ペンタゴン型多角経営」を推進をしてきました。
これは5つの異なる事業(セラミック、半導体、通信機器、医療、太陽光ソーラー)を柱に、1事業が不調でも他が支える構造をつくる戦略です。
【多角経営の難しさ】
1. 経営資源の分散・・・限られたヒト・モノ・カネを複数の事業に投資するため、どの事業にも中途半端になりがち。特に中小企業には大きなチャレンジです。
2. シナジーが出にくい・・・異業種の組み合わせでは、事業間での相乗効果が得られず、「足し算」に終わってしまう可能性がある。
3. マネジメント能力の限界・・・各事業の専門性が異なるため、それぞれに通じた経営陣や管理者が必要。リーダーの育成が追いつかないと破綻する。
4. 企業文化の分裂・・・異なる業界・事業の集まりでは、共通の理念や価値観を保ちにくく、組織全体の一体感が失われる。
以上、中小企業にとっては特に難易度が高い手法です。
【京セラの克服法】
これらの難しさを乗り越えるために、以下のことを徹底しました。
・ 強固な理念経営(フィロソフィーの共有)。
・ アメーバ経営による自立分散型の管理。
・ 社員一人ひとりが“経営者感覚”を持つ育成。
・「原理原則に基づいた判断」をあらゆる場面に適用。
これらを通じて、多角経営にありがちな「統一感の無さ」や「管理不能の状態」を未然に防ぎました。
ペンタゴン経営(多角経営)は、リスクヘッジや企業の発展には有効ですが、決して簡単ではありません。
そこには、「理念で束ね、管理で支える」という稲盛塾長ならではのフィロソフィー経営の真骨頂があります。——
以前、旧盛和塾・実践経営者道場・大和で私の経営体験時にて、ソウルメイト方々が選定した稲盛塾長DVDを拝聴させて頂きました。
その時に、稲盛塾長がペンタゴン多角化経営を中小企業がいかに難しいのかを説かれていました。
その当時の稲盛塾長が仰った中小企業の多角化の難しさ振りながら、シューワグループの今まで苦労をしてやってきた難しさと素晴らしさを再認識しました。

今週は『アドベンチャー企業0.00002%の奇跡』を今のAI技術からの数字の検証をして貰った結果を皆さんと共に考えてみたいと思います。
シューワグループは、小さなありがとうの言葉から始まりました。
≪多角化経営”0.00002%の検証≫
~キーワード検証①創業37年②年商150億③13事業の真実~
【シューワグループは、どれほど特別な存在なのか?!】
・日本の中小企業:395万社
・シューワ実績実証:創業37年 × 売上150億 × 13事業
・これは奇跡か、実力か?
【検証①】創業37年の重み
– 創業30年企業生存率:全体の0.025%
– 中小企業の中で、時代を超えて継続する「超・少数派」
– 継続は信頼の証
【検証②】売上150億円企業の希少性
– 中小企業で年商150億円以上:全体の0.02%(800社程度)
– ほとんどの企業が達成できない高い壁
– 資金力・仕組み・人材の三拍子が揃わないと不可能
【検証②】10事業以上展開する企業
– 多角経営(10事業以上):全体の約0.5%
– リスク分散・機会創出・組織力の結晶
– 13事業を黒字化成功させる企業は“例外中の例外”
【検証①~③の条件での同時成立は?】
・ この3つが揃う企業の確率は?
– 創業37年 × 年商150億 × 13事業 = 0.00002%
– 約500万社に1社の存在
– 実質「ほぼ!存在しない」
【結論】『突き抜けた実行力』が生んだ奇跡。
– これは“偶然”では無くて、“戦略と実行”の積み重ねである。
– 続けてきた、挑んできた、だから生き残った
– これからは「レア」ではなく、「進化モデル」へ
【ラストメッセージ】
シューワグループは、 既に特別な存在である。
次は、その価値を進化して、社会に還元する番である。
今月も「京セラフィロソフィ」の輪読を通じて、稲盛塾長の“魂の言葉”に触れられることを心から嬉しく感じ、自信にもなりました。
今月のキーワードは『多角経営の難しさ』から、私たちシューワGがガムシャラに従業員の皆さんと共に頑張ってきた証であり、まさに私たち自身の姿を映し出す鏡です。
かつて、京セラも大変なご苦労な中に取り組まれた「ペンタゴン型多角経営」ですが、一見華やかで理想的な成長戦略のように見えます。
京セラのような高収益大企業でも、難しかった中でのシューワGの多角経営がいかに無謀だったのかが良くわかります。
中小企業にとっては、経営資源の分散やマネージメント力の限界、企業文化の分裂など、極めて難しい困難な道であり、とりわけ高いハードルでした。
仲間たちと精一杯やってきた成果として、≪創業37年、年商150億円、13事業≫すべての事業が黒字という実績は、日本の中小企業395万社の中でも、わずか「0.00002%」の奇跡が達成できました。
まさに!これは決して偶然では無くて、「ありがとうの言葉を世界一集める企業」という理念を胸に、従業員の皆さん一人ひとりが愚直に実行を重ねてきた結果であり、
お客さまからの”ありがとうの熱いハートの“証”でもある。
多角化経営の本質は、単なる事業の増加ではありません。
ありがとうの小さな一言から始まったシューワグループは、これからも“ニッチ事業から色んな世界を変えていく”モデル企業として、社会にありがとう!の価値を還元し続けましょう!
奇跡は過去の称号ではなく、ここからが未来への挑戦のスタートラインです。
今こそ、稲盛塾長の魂の哲学を実践し、心を一つにしてこれからの第3創業期への進化モデル“連邦多角経営”と共に「物心両面の幸福の実現」に繋がって来ると信じています。

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