逆風こそ順風

今週11月1日よりシューワグループ・根幹事業である灯油巡回販売が始まりました。
SMS株式会社・大澤課長と全国行脚をしている真っ最中です。
そんな中、各支店での朝礼・夕礼で必ず皆さんにお聞きすることがあります。
それは、人生に「成功したいですか?」「幸せになりたいですか?」「世間は厳しいですか?」などなど。

そこで、成功の条件!
1)引き  2)運  3)努力  と伝えます!
大半の方の答えは”努力”が重要と答えます。
”努力”は、もちろん重要ですが、周りの成功者を見渡すと”引きの強さ”や”運の強さ”が際立っています。

先月と今月のお題のオーディブルの中で、”運”についてとても参考になる文章がありました。
「運を支配する」の中での「逆風こそ順風」を紹介をしたいと思います。
著者のサイバーエージェント藤田 晋社長は、当時、最年少上場を成し遂げ、一躍時の人となる。2014年著名人枠での麻雀最強ホルダー獲得。
もうひとりの著者・桜井 章一雀士。引退するまで20年間無敗で「雀鬼(じゃんき)」の異名を取る。

桜井雀士曰く、「逆風こそ順風」と仰っています。

—————「逆風のほうが自分の可能性を大きく広げるきっかけを間違いなく与えてくれるし
実際逆風のほうが順風より遠いところに自分を飛ばしてくれる」
そのことを如実に教えてくれるのは、スキーのジャンプ競技だ。
スキージャンプにおいて逆風は浮力となり凧(たこ)のように選手を高く上げ、それによって遠くまで飛ぶことを可能にする。
反対に順風はむしろ浮力を抑え、飛距離が伸びないのである。
スキージャンプが教えることことは、見事に「逆風の真実」を教えてくれる。
「逆風こそ順風」とは逆説などではなく、ある瞬間に起こりうる紛れもない真理なのだ。——————–

藤田社長は学生時代に桜井雀士と出会い、麻雀にどっぷりはまった時に桜井氏より色々なことを教わったそうです。
やがて社会人となり、仕事を始めてから麻雀とビジネスには類似点が多いことに気づいたそうです。
この「運を支配する」では、同じテーマに対する桜井社長・藤田雀士の意見が交互に紹介されながら、藤田社長の経験を駆使しながら書かれています。
経営者と雀士という立場から、運をつかむ方法やまねく作法、ツキを整え持続させる方法、悪い流れを断つ方法が紹介されています。
特に心に響いたポイントは、【逆境は味方&チャンス】というところです!

人間の能力を最大限100%引き出せるのは、残念ながら、夢や希望に燃えている時ではありません。
その逆で、危機的な状況に追い込まれている時に100%の力が出せるとの事です。
誰しも逆風は辛くて苦しいものですが、危機感を持ってそれを乗り越えれば、その過程が厳しいだけに他人が真似を出来ない状況でも、
次の高い次元に到達することができる。
その意味でも、スキーのジャンプ競技のようにうまく逆風の風を利用すれば順風よりも、むしろ遠くへ飛んでいける可能性を持っている。

やはり「火事場の馬鹿力」のイメージですね!
例1)海で素の状態で潜れるのはせいぜい数十メートルでこれ以上潜ると、肺が水圧で潰れ死んでしまう!?
例2)エベレストのような8000メートル級の山の頂に何の装備もなくいきなり放り出されたら、呼吸困難に陥って命を失ってしまう!?など。
「きついな」「厳しいな」と思う時は、そんな自然の厳しさの中に自分の身が置かれていることを想像してみる。
我々が人生の中で遭遇する厳しさは、自然の例に比べればすべてが”どないか!なるもの!”ですね。
そのように冷静に考えると、現実に直面する厳しさに対しては、敵というより自分を強くしてくれる相棒なんだという心の余裕が必要だという事ですね。
大げさかもしれませんが、エベレストのように命の危険を感じるような厳しい自然に比べれば、普段の生活で起こることなど、何とかなるという気持ちになりますね!

逆境が訪れた時は、相棒が新たなチャレンジジャーを連れてきた!
それを乗り越えたときに、新たなステージに上がれるチャンスが来たと考えるようにしましょう!
そのように考えるといつも言っている!まさに!ピンチはチャンスですね!
そして、桜井雀士が著書で「負けの99%は自滅」「欲にまみれた判断は大体間違える」。負けに対する考え方も大変参考になりました。
最後に運の総量は無限でありその運に恵まれるためには、正しい選択と努力の積み重ねが必要であるとご両名はお考えで感銘を受けました。
「運が無限」の考え方も20年間無敗だから言える重みのあるお言葉ですね!素晴らしい!
運に味方してもらえる思考と習慣を、これからも心がけていきたいと思います。

今年は、原油高もあり灯油価格も高止まりをしています。
この原油高の逆風だからこそ、この風の浮力を利用して大きく飛び立ちましょう!!

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