逆境下で成果を出す経験値

先週は、円安、物価高騰の影響からの継続企業の「ゴーイング・コンサーン」について考えました。
今週は、「逆境下で成果を出す経験値」について考えていきたいと思います。
ここ数年で特に感じるのが、何度も述べていますが、自分自身の力ではどうにも制御できない【不可抗力】が世界中で巻き起こり、今までの常識が通用しない時代になってきたということです。
天候、宗教、世界金融、疫病、紛争・戦争、国際競争、国家対立、技術革新等、多くのものが【不可抗力】であり、制御不能です。

ところで、現パナソニック創業者・松下幸之助氏の「好況よし、不況更によし」の言葉が浮かび上がりました。
—– 好況は良いが、不景気は困る。これが多くの経営者の正直な感懐だろう。
「好景気のときは、駆け足をしているようなものだ。一方、不景気はゆるゆる歩いているようなものだ。
駆け足のときは他に目が移らないから、欠陥があっても目につかないが、ゆるゆる歩いているときは前後左右に目が移るから欠陥に目がつき、修復訂正ができる」という。
つまり、景気が悪く商品が売れないときは、それまで手が回らなかったアフターサービスを徹底する、社員教育に力を注ぐなど、不景気なりに利点がある。
世の中が不景気で停滞しているときに、こうした努力をすれば、「不景気こそ千載一遇のチャンス」にもなるというわけだ。—– 

まさに!その通りであり、どの様な状況になろうとも、自社で出来ることをしっかりと行うことが先決であり重要です。
毎年、少しずつでも達成できる目標のレベルを上げて行きながら、確実に達成するという習慣を身に着ければ、無秩序な状況に見舞われたとしても、着実に前に進む力が身に付けられます。
本年は創業35年ですが、振り返ってみるといつも無理だろう!、出来るはずが無い!といわれながら、新事業を推し進めてきた経緯があり、その結果現在の11事業部となります。
まさに!常に逆風の中で、凧が一番高く上がるのは、風に向かっている状況のような時でありました。
その様に考えると成果が出るのは風に流されている時では無いということになります。

創業当時から、熱い!血気盛んなクルー(仲間)たちと困難な状況の中でも、常に一生懸命に努力して成果を出した自負があります。
やはり、重要なのは達成した時に生まれる達成感と自信です。
その様に考えるとやはり!ピンチはチャンスです。
逆境下で目に見える成果を出すことで、自信を身に付けることが出来ます。
これがお金では買えない≪経験値≫です。
この≪経験値≫を手に入れるためには、常に自分自身に矢を向けて責任を負い、決して自分たちの置かれた状況や環境のせいにしないという思考を持っていなければなりません。
シューワグループの「ニッチオンリーワン事業」は特に不景気に強い業態で、リーマンショックの時にも業績を悪化させずに逆にV字回復をした経緯があります。
特に不景気になればなるほど注目される「ニッチオンリーワン事業」でもあります。

お客様は、同じ商品であればどこよりも”安心”したところで買いたいと思っています。
従って、シューワグループは自信を持ってこの難局を乗り越えられると信じています。
それは、今まで培ってきた「自信」です。
我々シューワグループは、決して負けない!
逆境は、真剣にならざるを得ないというチャンスを与えてくれます。
本当の危機感があれば、今までにないスピードと集中力で頭を働かせ行動を起こすことができます。
逆境というピンチをチャンスに変えていきましょう。

シューワグループ全従業員の皆さん!
ど真剣に頑張ってこの「2023年」を勝利の年にしましょう!!

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