試練を通じて人は成長する

今月も店長会議にて稲盛塾長の著書《「成功」と「失敗」の法則 》を皆さんと共に輪読をして学んでいきたいと思います。
毎月、成功者である稲盛塾長の言葉を勉強しながら、皆さんとド真剣に向き合いながら実践する事はとても重要だと感じています。
とても、シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は胸に熱く刺さりました。
【今月のキーワード】は 「成長の分岐点」・・・・。皆さん真剣に学んで行きましょう!

———-人生を終えるときに、立派な人格者になった人もいれば、そうでない人もいます。

その違いは、人生を歩む中で、自らを磨き人格を高めることができたかどうか、ということにあると私は考えています。

このことは、次のように例えることができます。

人間はこの世に生を受けたときは原石のようなものであり、後天的に磨き上げることではじめて、光り輝く宝石のような、素晴らしい人格者になることができる。

では、どのようにして、自分を磨いていくのでしょうか。

私は「試練」を経験することが、人間を大きく成長させてくれるチャンスになると考えています。

実際、偉大なことを成し遂げた人で、試練に遭ったことがないという人はいません。

苦難に対しては真正面から立ち向かい、さらに精進を積む。

また成功に対しては謙虚にして驕らず、さらに真摯に努力を重ねる。

そのように日々たゆまぬ研鑽に励むことによってのみ、人間は大きく成長していくことができるのです。——————-

稲盛塾長が仰る通り、「試練」を経験することが成長させて貰えるとの事。
いつも、考えています!ピンチはチャンスに合致していると。
日々の仕事でも私生活でも失敗をしないで生きるのは不可能です。
新しく挑戦をする時に失敗がつきものなのは当然ですが、慣れた仕事の中にも大きな落とし穴があり、そこに足を取られることもあります。
失敗は成功の元とよく言われますが、必ずしもそうとは限りません。

社内にも、いつも同じ失敗をする人もいれば、失敗するたびに成長する人も居ます。
自分自身を振り返ってみても、同じ失敗を何度も繰り返してしまったこともあれば、失敗しなければ手にできなかった成功体験もあります。
「試練」や「失敗」はただ経験すればいい、というワケではないのです。

失敗を活かすための考え方や行動をしなければ、良い経験に進化をしないものです。
それは当たり前のことなのですが、失敗した直後の不安定な精神状態では、この当たり前のことができなくなることも多いです。
しかし、失敗を何の悔しさも無くて過ごしてしますと同じ状況になった時に、また同じ失敗を繰り返してしまいます。
失敗から学ぶために必要なプロセスをまとめてみました。

1 失敗を素直に反省する。

2 精神論ではなくプロセスで考える。

3 すぐに考えすぐに実行する。

4 周りの批判は気にしない。

5 失敗の根本的な原因を考える。

6 転んでもただでは起きない。

7 小さな成功に気づく。

8 壁の向こう側を想像する。

9 適度に休みながら改善策を考える。

10 もう一度原点に立ち返る。

11 根底にある自信は失わない。

12 再び挑戦! 成功するまであきらめない。

稲盛塾長がこの様にも述べられています。

———-「苦難に直面したときに、 打ち負かされて夢をあきらめてしまったり、 いい加減なところで妥協してしまったりするのか、
それとも苦労を苦労と思わず、ひたむきに努力を重ねることができるのか、 ここに人間的に成長できるかどうか、その分岐点がある。 」——–

「試練」や「失敗」に遭遇した時にいかに真摯に受け止めて素直に向き合う時が出来るかが一番の問題ですね。
そして、「成長の分岐点」は自身が一皮向けるかどうかのチャンスでもあります。
仕事と人生に真正面から向き合い、日々改善!スキルアップをしながら果敢にチャレンジをしていきましょう!

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