
素晴らしい企業文化

先週末に、大阪・梅田にて旧盛和塾・大和勉強会がありました。
盛和塾・大阪の入塾30年レジェンドであり、東証プライム企業・福島会長のご登壇されて4時間半のご講演と対話でした。
創業73年の老舗企業で、ど真剣にやってこられて、まさに!”経営と格闘”をしながら、稲盛哲学を実直に学びながらの覚醒体験も交えての学びの多い勉強会となりました。
あまり知られていないのですが、フクシマガリレイ・旧福島工業さんは、盛和塾、入塾前から可愛がっていただいている企業さまであり、シューワキャリアパワー㈱派遣先の一番初めのユーザー先でもあります。
今から10年以上前にシューワグループの”夏期が暇”のくだりから、春先から夏場にかけて冷蔵庫製造が忙しいとのお話から人材派遣がスタートしました。
今では、たくさんの人材応援と技術者外国人派遣まで、長年に渡りとても可愛がって頂きまして、改めて感謝申し上げます。
その尊敬する福島会長の”生き様”を聞けるということで、日本BCP(派遣)代表の角谷社長含めて6名で勉強会にいつもと違う緊張感を持っての参加となりました。
経営者としての歩みとして、<社長就任後の経営と格闘>・・・<縦軸・経営原点12箇条>から年度ごとの軌跡から、
<横軸・売上と利益>盛和塾での学びと企業の成長をチャートにして分かりやすくかみ砕いての講話をしていただきました。
その年代や大きな出来事などを詳細に緻密に記載されていて驚きました。(機密事項がありますので、詳細は割愛します。)
1951年 創業
1975年 20億円 入社当時。
1984年 102億円 100億円
1994年 232億円 盛和塾入塾・阪神淡路大震災前年
2006年 301億円 300億円達成・リーマンショック前年
2011年 404億円 400億円達成・東日本大震災
2013年 620億円 600億円達成・M&A実施
2015年 736億円 700億円達成・熊本地震前年
2016年 802億円 800億円達成
2021年 960億円 900億円達成
2022年 1049億円 1000億円達成 ウクライナ危機
2023年 1158億円 1100億円達成 能登半島地震
上記、売上推移で率直に感じたことですが、<社長就任後の経営と格闘>のお題どおりで、大きな出来事があった年に確実に売上を伸ばされている。
やはり、実践を通じての社会通念上での施策を打たれてのピンチはチャンスで確実に業績向上は、素晴らしい以外の言葉は見当たりません。
<経営と格闘>の年表中で、稲盛哲学フィロソフィの学びを実直に再現されているのは、まさに!人生の生き方でそのものだと感銘を受けました。
福島会長も仰っていましたが、100億円の到達までに創業から33年間もの間掛かったことに驚きました。
シューワグループも現在116億の売上ですが、100億円の到達に30年以上との月日がかかった期間が同じ期間でしたので、大きな”自信と確信”にも繋がりました。
売上と利益を伸ばすまで、どうしても思い通りにの理念が出来なかったとの事でしたが、盛和塾・長野合宿で開花をされて、なんと!企業理想の完成まで15年かかったそうです。
その後、怒涛の売り上昇は論より証拠で、凄まじいものがあり驚愕しました。
その緊張感がある中で、私もご質問をさせてもらいました「盛和塾・大和に入塾させて6年で理念を高めながら従業員さんとフィロソフィを高めていきながら、社内でも利他心の”考え方”も共に向上してきました。
しかしながら、昔ながらの職人気質の方や学歴の高い人などにはフィロソフィの浸透が難しい!どのようにされてこられましたか?」の質問をさせて頂きました。
お答えとしては、「日々、理念やフィロソフィを繰り返し繰り返し現場に落とし込んで、失敗や成功の中での学びをもっての、”良い悪い”をフィロソフィを交えて教えていくことが必要です。
そして、会社と個人の存在意義が必要があるとのこと」と仰っていました。
私としても、しっかりと会社としての理念やフィロソフィの落とし込みは出来て居たつもりでしたが、今一度、従業員さんとの対話の中でも、こうありたい姿のベクトルを合わす必要があると感じました。
特に”良かった時”に、褒めることの重要性。私は!褒めるのは下手なので、うまくいった時に褒めることをしながら、幹部と共に対話を深めていきたいと学びとなりました。
ご講演の中でもありましたが、「企業の永続的発展中で、業務用冷蔵庫を売れば、売るほど電気を使うことになる。」物を売る前提よりも社会全体的に俯瞰的にみながら、”長持ちビジネスメンテナンス”に力を入れる。
現在でも、シューワファシリティ事業でも、ファミリーマートやミニストップのエアコンクリーニングを多大に頂いていますが、
その様なしっかりとお客様への提案と従業員さんへの落とし込みのストーリー性の重要性も学びとなりました。
そして、「経営の真髄とは?」 のご質問に「素晴らしい企業文化を社員と共に紡ぐこと。」のお答えが特にに印象に残りました。
再度、ガリレイフィロソフィを拝見しますと企業理念の【幸せの四則】1)生活者の幸せ 2)お客様の幸せ 3)社員の幸せ 4)株主・お取引の幸せとあります。
お客様のお客様のお客様は、社会に繋がっている。
素晴らしい企業文化を持って、社員と共に紡いでいくのだと人間性と企業意義を高めることこそが、現在進行形の成長企業だと思いました。
会社・事業の社会性を持って、従業員さんと共に”心が湧き立つ仕事づくり”やる気になる【幸せの四則】社会貢献をしながら、関わるすべての方が共に幸せになる企業づくりが最も必要です。。
福島会長の企業理念とは、経営の思い、そして武器になるべきだと 何その燃える闘魂を持って、”ありがとうの言葉を世界一集めるから、溢れる企業へ進化発展していかなければならないと深く感じました。
会社に関わる全ての人が幸せになる為に存在することが、経営の意義と目的であり、会社は経営者のものだけのものでは無く!悟りの境地に入って”私心は無い”とも仰っていました。
そのお話を聞くと、まだまた、私は”利己の塊”だと猛省をしました。
シューワグループでは「五方よし」・・・「お客様よし・地域社会よし・取引相手様よし・社員よし・会社よし」掲げていますが、会社の最後が福島会長には”会社や私”無かったことです。
今は、稲盛塾長を習って無の境地であり、私くは無いと仰っていました。
この境地に至るまでの心を高める境地には、他力の風を考慮してのことかとを次回にお会いまで、精進をしてもう一度、お聞してみたいと思います。
改めて、誠に感謝申し上げます。
そして、フクシマガリレイ新社屋を落成された時の頂戴したフィロソフィー手帳を模範として、今年のシューワフィロソフィーの作成にご承認いただきました。
社会にとって必要な企業をしての、シューワグループをフィロソフィを血肉して、社会創生 幸せ、創造企業の従業員の皆さんと共に100年ユーティリティ企業を目指して行きましょう!