素晴らしい人生をおくるために

今月も稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びましょう。
そして、シューワグループ全従業員・物心両面の幸福実現の為に真摯に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は今回も胸に熱く刺さりました。
【今月のキーワード】は 『素晴らしい人生をおくるために』・・・・。皆さんと共にド真剣に学んで行きましょう!
《出典 心を高める、経営をのばす。 P.18 参照》

—–若いときには、両親や先生、あるいは職場の上司から注意されたり、何かを教わったりしても、反発をしたくなるものです。
私も親から「若いときの難儀は、買ってでもしろ」と言われても素直に聞けず、「若いときの難儀は、売ってでもするな」と反発したものです。
青年時代というのは、もともと反発精神も強いものですから構わないのですが、親をはじめ人生の先輩から言われたことを、 頭の隅に置いておくことだけは、絶対に忘れてはなりません。
自分で人生を歩き始めるということは、海図もない大海に漕ぎ出していくようなものです。
そのとき、人生の先輩から教わったことが羅針盤(コンパス)として思い出されるような準備だけはしておくべきです。
私がここで書いていることも同じことです。
若い皆さんの中には、 反発を覚えたり、 興味を持てないという方もあるかもしれません。
しかし、皆さんが仕事や人生の途上で障害に行き当たったときに、ぜひ私の話を思い起こしていただきたいのです。
なぜなら、これらは私が仕事で苦しみ、人生で悩み、真剣に考える中で、学び取ったものだからです。
皆さんにとって決して無縁なものではないはずです。 平成元年四月 稲盛和夫 —–

先週の2月22日、大和全体の自主例会にて経営体験発表後の<受け取り直し>がありました。
この<受け取り直し>とは、経営体験発表後の自分自身の気づきや変化、会社がどのように変化をしていかなければならないかを5分程度で発表するものです。
<受け取り直し>内容を下記にて記載をしたいと思います。

年末の12月19日に行われた旧盛和塾・大和の自主例会にて経営体験発表の機会を賜り貴重なお時間を頂戴しました。
当日は、ZOOMも含めまして、総勢112名もの方々、並びに弊社幹部共々、とても深い学びと気づきが多くありました。
今回の経営体験発表でのテーマは、「素晴らしい人生をおくるために」でした。
まさに!改めて一番の”大きな気づき”としましては、生きているより、生かされていることであり、このことに再度気づきを貰えました。

さて、経営体験発表後の1月1日能登半島地震が起こり多くの死者や被災者がでました。
改めて、ご冥福をお祈り申し上げます。
シューワG・子会社の日本BCP㈱では、命をつなぐ防災・減災企業として多くの大企業さまと災害専属契約を締結しています。
その中で、お正月にも関わらず、元日18時には幹部たちにより自主的に能登半島地震対策本部が立ち上がりました。
1月2日には、まずは先発部隊としてシューワから若手の5名が余震のづつく中被災地に入り、発電機に向けての給油災害支援活動がスタートしました。
大手携帯電話通信4社やテレビ局などへの最大50名以上への応援体制となり、現在は小康状態ですが、今も30名のメンバーが従事してくれています。
何処にも負けない結束力であり、危険をかえりみない、本当に素晴らしい仲間たちには、感謝の言葉しかありません。
この余震が続く中での災害支援活動は、稲盛塾長の”利他の心”の教えの賜物です。
まさに!旧盛和塾・大和に入塾していなければ、人間本来の”利己の心”が優先してしまい正月からの災害支援は出来ていなかったと感じました。
本当に勇気溢れる、誇れる従業員の皆さんに感謝を申し上げると共に、今一度、社会的価値の高い企業として、事業の目的と意義を明確にしなければならないと思います。

やはり、思い起こせば創業以来36年間、どうしても、目先の戦(いくさ)に明け暮れている傾向がありました。
不足していたのは、経営体験発表で大先輩ソウルメイトからもご指摘を頂いた「宇宙の意思と調和する心」です。
どうしても、今までの石油業界独特の薄利多売方式、ライバル企業との競争意識があり”そうでなければならない”の固定概念がありました。
自分自身の中でも囚われの意識が強くあり、特に指摘を受けました利益率5%目標が出来れば上出来だとの”考え方”が御座いました。
ロケットは高く打ち上げるまでに、大変な馬力が掛かりますが、一旦、軌道に乗って10%を超えれば見える世界が違うとも教えて貰えました。
そして、この大気圏まで行くことによって、落ちてくるときにでも時間差で手を打つことが出来ます。
日々、ど真剣に”永続的発展企業”を目指して、営業利益5%から10%へと超越した”グリーンオーシャン合わせ技ビジネス”へと進化発展を致します。

また、今回の発表での大きな収穫として、大先輩ソウルメイトからの嬉しいご指摘がありました。
当日、道場に参加したシューワ8名の幹部社員たちの”立ち振る舞い”について、素晴らしいと皆さまに褒めらたことです。
日々、「ありがとうの言葉を世界一集める企業」として、フェイスtoフェイス 、 ドアtoドアでお客さまとの相対商売をしていますが、現場中心仕事です。
その”立ち振る舞い”自体が自然と内面から出来ていたことが誇らしいと思います。
これは、少しづつですが、日々の仕事の中で良い”考え方”を持って、人間性を磨き上げて高めてこれたからだと思います。
シューワGの人財として成長をしてくれている結果であり、”人間性の人格””会社の社格”を褒められたのだと大変嬉しく感じました。
その中でのお褒めは大きな収穫であり、大きな人財へと進化してくれると確信しました。

その後、尊敬する大先輩ソウルメイトからも、あなたのような会社の為に盛和塾・大和はあるのだと言って頂き、そのお言葉をお聞きして、本当に入塾させて頂き良かったと思います。
旧盛和塾・稲盛哲学に出会えてから、今まで手探りだった海図もない大海から、現在は経営の羅針盤であるフィロソフィ(経営哲学)を手に入れたことはとても大きなことです。
大和でのソウルメイトと共に学び合える素晴らしい環境があり、日々、ど真剣に学びながら従業員と共に「素晴らしい人生を送るため」への企業成長を図りたいと思います。
まだまだ、至らぬ点が多くありますが、「宇宙の意思と調和する心」で皆様から選ばれる企業。自社だけが良いではなく、もっともっと社会の皆さまから必要とされる「ありがとうが溢れる企業」へと進化していきます。
そして、たくさんのありがとうで世の中からの”他力の風”にも応援してもらえる永続的発展企業を目指します。 

「心を高めて経営をのばす」高次元の企業へと進化して、全従業員と共に「素晴らしい人生をおくるために」一丁目一番地の”物心両面の幸福の実現”に向けて日々、精進を致します。
この度は、ソウルメイトの皆さんよりたくさんの学びを頂きまして、誠に有難う御座いました。

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