第12回経営方針発表会

約3年間も続いた新型コロナウイルス感染症の5類への緩和により、やっとアプラ高石にて全社員参加によるリアル開催が出来ました。
当日は、全国支店からの約200名とZOOMによる中継での経営方針発表会となりました。
巷では新型コロナで中止となっていたイベントの再開や、多くの外国人観光客の姿を見かけるようになり、ポストコロナへの変化を感じました。
しかしながら、ウクライナ・ロシア情勢も進展があまり無いままであり、その反動からあらゆる物が急激な物価上昇となっています。
その結果、国民生活にも大きな負担となっております。
そして、新たな火種として10月7日よりイスラエルVSハマス(ガザ・パレスチナ自治区)が大きな問題へ発展し兼ねない状況であり、
世界的に見ても、中東の”火薬庫”と呼ばれている所から、きな臭い地政学リスクが高まっており目が離せません。
そんな中でも、2022年度も黒字決算で終われたことに、皆さんに心より感謝を申し上げます。
何よりも、お客様、全従業員の皆さんとご家族、取引会社様、地域社会の皆様のご支援の賜物だと改めて感謝申し上げます。

経営方針発表会は年に一度、全社員が自社の現状と目指すべき姿を確認し合う絶好の機会であり、最重要な会社の行事です。
この場では、特にシュークグループ36年間の歴史、そして理念共有から考え方を重視し心を一つにしたい思いです。
そして、日頃会えない社員たちが共に支えて!支えられている!!絆を感じながら仕事をして貰いたいと思います。
さらに、各事業部からの事業部計画は、「全従業員と考えた経営の羅針盤」となっており、全従業員の物心両面の幸福の実現を目指すものです。
不透明な難しい時代だからこそ、毎年の経営計画を皆さんと一緒にブラッシュアップする機会が必要だと感じています。
また、ピンチはチャンスと捉え、問題を乗り越える為に、全従業員の皆さんが「やる気!」スイッチを切り替えることが最重要です。
最近は、各事業部もメキメキカがついて、「やれる!」マインドが出来てきたと感じています。
そして、若手中心での経営チームジュニア達がマンダラチャートの企画として、S-1グランプリと史上最大シューワ100%ウルトラクイズがあり、
昨年からのキャリーオーバーもあり、とても精度が高く最高に盛り上がりました。
若手の勢いとベテランの渋みと女性社員の華があり!どれも素晴らしかったです。
来年度に向けてとても楽しみが増えました。
誠に有難う御座いました。

【2023年度スローガン】・・・《ハラハラ・ドキドキ☆グレートカンパニー戦略》
創業昭和63年より、小さな箱舟(タンクローリー2台)から航海がスタート。
ありがとう!の《 夢 》シューワドリームという名の帆をあげ、大海原にチャレンジして荒波に打ち砕かれそうになっても、勇敢な皆さんと共に決して諦めなかった。
七転び八起きの連続であり、だからこそ!この36年間!!今があると考えます。
今、石油業界には、大きな試練である「脱炭素カーボンニュートラル」の波がやってきています。
しかしながら、簡単に石油が無くなる事はありません。
シューワグループとしては、しっかりと11事業のポートフォリオの事業領域とエリア戦略広げて、知恵を絞りながらネット戦略を駆使して、残存者利益を狙います!

さて、この近代社会でも戦争が起こり、超大手の誰でも知っている企業の色々な不祥事があり驚きました。
まさに利己的な問題の裏には、我利我利亡者的な「心のあり方」の問題点の存在を感じました。
様々な不祥事は昔ながらの売上・利益至上主義の問題に起因するところが多くて、稲盛塾長の仰る人生・成功の方程式”熱意×能力×考え方”の中でも、やはり、”考え方”の重要性を知らしめた事件だったように感じて成りません。
その様に”考えます”と、舩井総研・舩井幸雄氏が提唱された「グレートカンパニー」企業の”考え方”が重要だと再認識をしました。
「グレートカンパニー」とは・・・社会的価値の高い「経営理念」のもと、その「企業らしさ」を感じさせる独特のビジネスモデルを磨き上げ、その結果、持続的成長を続ける会社のことです。
従業員もお客様も誇りが持てるような独特のカルチャーが形成されている企業を、「グレートカンパニー」と定義されるそうです。
まさに!「社会性」「教育性」「収益性」「成長性」「環境性」の追求を実現している企業との事。
人間にも5つの品格があります。 「品がある」=「上品」 ⇒ 「品が無い」=「下品」 そして、「5つの品位品格」・・・超上品、上品、中品、下品、超下品 ⇒ したがって、超下品となれば、誰にも相手にされないと言わざるを得ません。
やはり、大切なのは相手の気持ちに配慮が出来る人財であり、いわば「上品」を宿らせる「心遣い」のある「言葉遣い」「品位品格」こそが重要です。
成功は結果の表れでもありますが、その”考え方”が超下品では、一時的には良くても将来的には必ずと言ってしっぺ返しとなり、売り上げや利益だけでは無いことを、大手企業の不祥事で学びました。

ところで、皆さんにはハラハラ・ドキドキをもう一度、仕事で感じて貰いたいと思います。
皆さんにも、学生当時の淡い初恋時の【ハラハラ・ドキドキ】があったと思いますが、仕事を通じての”心の高ぶり”はいかがでしょうか?
稲盛塾長からは、人生の目的とは、【心を高めて、魂を磨くこと】そして・・・”経営をのばす”と教えて貰っています。
改めて、【ハラハラ・ドキドキ】とは?
・ハラハラとは、不安や緊張などで落ち着かないこと。
・ドキドキとは、心臓が激しく鼓動すること。
与えられた境遇の中で最大限に努力をして、それによって、自分の魂を磨くことが人生の目的だと教わりました。
その結果として、魂が成長すれば次の次元に行くことができますし、自分自身の魂が喜ぶ【ハラハラ・ドキドキ】は、毎日の生活の中でどれだけ自分が生き生きしながら過ごした時間で決まってきます。
【ハラハラ・ドキドキ】しながら、どうなるかわからないけれど、手に汗を握りながら「とにかくやってみたい!チャレンジしてみたい」という魂の喜びを感じて貰いたいと思います。

シューワグループはアドベンチャー企業なので、皆でワクワクしながら、一足飛びには飛べないけれど、一歩づつ確実に、皆で力を合わせて見えないところを飛んでみたいと思います。
現代の不透明な時代だからこそ、原理原則に基づいた企業づくり、仕事づくり、人間づくりが必要だと感じました。
新しい時代の到来に向けて変化対応力を駆使しなら、脱炭素のカーボンニューラル時代が訪れても、お互いに限りあるリソースを最大限に生かす戦略が必要です。

☆《論語・・・理念共有》⇔変えてはいけないもの。《算盤・・・経済事業》⇔変えなくてはいけないもの。
最小の努力で最大効果を出す今期のイメージ戦略です。
《経営の目的》全社共通・・・「全従業員の物心両面の幸福の実現」
《シューワ経営理念》・・・「ありがとうの言葉を世界一集める企業」
《シューワ事業の意義》・・・ニッチなお困りごとを独自の無店舗商標であったらいいなをカタチにして、たくさんのありがとうを集めます。
《日本BCP事業の意義》・・・総合防災・減災企業として、命をつなぐサービスを増進する。

皆さんがこの”経営の目的”をしっかりと考えて行動が出来れば素晴らしい会社と素晴らしい事業展開となります!
とても、大変な時代ですが、私は逆張りの発想で100年に一度の大チャンスと考えます。
いよいよ新年度が始まりましたが、主体性を持ってハラハラ・ドキドキしながら2023年度目標に向かって力を合わせてがんばりましょう!!
今こそ!シューワグループの力が試されます。

いざ大海原へ!
トレジャーボート(宝船)に乗るトレジャークルー(宝人財)として共に、やりがいのある、楽しい航海に出ましよう!

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