目標を持つ事(持った者)で感じる喜び-大事さについて

丁度一年前のこの時期に朝礼当番に当った事が思い出されます。何をしゃべったか覚えておられる方はおられますか?

毎年この時期の風物詩ともなった箱根駅伝のシードから漏れた学校30校による10校の選考会が今年も10月13日に行われました。各メディアで大々的に取り上げられますので、結果はご存知の方もおられると思います。私の朝礼で思い起こして見ていただいた方がおられましたら、しゃべった者として嬉しいのですが・・・

今年の話題は大きくは二つありましたね。

一人は昨年87回連続を続けてた中央大学で1年生でありながらキャプテンを任され舟津彰馬君でした。44秒差の11位で出場が途絶えさせキャプテンとして復活をかけ臨んだ1年を取り上げていました。

二人目は社会人の名門日清食品当時5000Mで世界選手権に迄出場した身でありながら、体調を崩して退職、箱根駅伝に出て復活にかけた、東京国際大学の30歳1年生の渡辺和也選手を取り上げた報道でした。

結果どうであったか?

中央大学は見事3位の記録で楽々と参加を決めました。

深津キャプテンの顔つきが昨年と大きく変わってる事にきずかれましたでしょうか?昨年より10分以上短縮しての通過でした。昨年の悔しい思いを自ら率先して引っ張る事に掛けたキャプテンの思いが伝わる良いチームに生まれ変わってました。

一方、東京国際の渡辺君は明るい性格で、学生に溶け込んでいましたが、選考会ではチームでも9番目の記録でした。まだ全盛時迄の復活は程遠いと感じたはずです。でも昨年より10分以上縮めて、出場枠の10位ぎりぎりでチームは箱根の出場枠を取りました。渡邊君も喜んでましたが複雑な思いは容易に察しがつきました。

二人が個人的な目標として望んだ結果は違ったものでしたが、チームとしては最大目標の出場枠確保が叶ったわけですから、最高の喜びですよね。どんな競技・企業でも共通する組織の目指すべき最高の形が、駅伝ではないでしょうか?10人近くのチーム競技は多く有りますが、その殆どは選手交代が出来ます。然し駅伝はそれが出来ないのです。

選抜する選手を見極め、全員が頑張ってタスキを繋いだ成果競争ですから個人の生産性、効率と言ったものに繋がると思いませんか。

我物流部は『箱根駅伝』を目指すま領域には多くの課題を残してますが、今期早々環境面での大きな進展、喜びがありましたのでお知らせしておきます。前期から進めてきた一般輸送業としての環境整備です。自社製造、仕入商品の配送は自家用の白ナンバーですが、顧客先の物流代行業務は緑ナンバー取得が必要不可欠です。

ナンバー登録も営業所/駐機所在地の陸事でする事になりますので、京都は京都ナンバー、東大阪は大阪ナンバー、今回開設の住之江はなにわナンバーとなります。この点で、今回住之江営業所の開設の承諾を頂き準備を進めてまいりましたが、10月19日認可が下りました。

変える事、伸ばす事に目標をもって望めば、起きる問題点の解決対処も早くなり、間違いなくできた時の喜びに繋がります。失敗しても素直に反省出来、チャレンジした自己評価は必ず後に生きてきます。

ハードの環境整備は前期の取り組みと考え、今期はこの『喜び』を如何に感じる(感じさせる)かをテーマに、チームの強化に取り組んでまいります。これは拠点長以上に課す課題で、一番難しい事ですが環境面の整備が出来た以上、やるべき事が明確になりました。リーダー以上が自己記録に挑戦です。

この気持ちで課員指導が出来れば、おのずと内外問わずの評価は上る筈です。

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