
異なる環境に適応することの難しさ

私は週に2日(水・木)、灯油巡回を担当しています。本社での業務や営業活動と並行しながら、異なる環境に適応することの難しさを実感しています。
それとこの灯油巡回の仕組みゆきやこんこと曲を流すとポリ缶が外に出てくるという暗黙の了解かそこにも非常に驚きと顧客との商売の関係性が出来ていることも非常に驚き、感心しました。
本日は、私が2年連続で灯油巡回に携わる中で得た経験と、それが現在の仕事にどう活かされているかについてお話しします。
①運転技術の向上
今年は3.5トントラックに乗らせていただきました。車両が大きいため、狭い道での内輪差や車幅感覚に細心の注意を払っています。
特に、夜の巡回ではバックに時間がかかるため、後ろの車から「早くしろ!」と怒鳴られることもあります。
また、巡回中に流す「ゆきやこんこ」の音楽が大きく、「うるさい!」と罵声を浴びせられることもありました(笑)。
そんな環境の中で、安全運転をより意識するようになり、ミラーでの後方確認の習慣も徹底されました。
特に大阪の交差点では、おばちゃんがノンブレーキで飛び出してくることがあり、何度もヒヤッとしました。
②体力の向上
エレベーターのないマンションでは、灯油を3階・4階まで運ぶこともあります。しかも、一番奥の部屋だった時には、冬でも汗ばむほどです
しかし、回数を重ねるうちに体力がつき、今ではスムーズに運べるようになりました。おかげで、営業でもフットワーク軽く動けるようになったと実感しています。
③「ありがとう」を集める仕事の実感
弊社は「ありがとうの言葉を世界一集める企業」を掲げていますが、それを実感する出来事がありました。毎週水曜日、羽曳野市のお客様から電話がかかってきます。
80歳を超えるおばあちゃんで、「足が悪いので灯油を奥のベランダまで運んでほしい」と頼まれます。快く対応し、玄関を上がらせてもらうと、一人暮らしの生活感が垣間見え、寂しさを感じることもあります。
そんな中、おばあちゃんは毎回「ありがとう」と繰り返し、おにぎりや朝揚げた野菜のフライをその優しさが本当に嬉しく、「巡回中にお腹が空くやろ」と持たせてくれます
逆に私の方が感謝の気持ちでいっぱいになります。この温かいやりとりが、巡回の後半戦の活力にもなっています。
④営業力の向上
灯油巡回中には、エアコンクリーニングやウォーターサーバーの提案もしています。法人営業とは異なり、個人のお客様が相手なので、「どうすれば購入してもらえるか?」を考える力が鍛えられました。
例えば、玄関にペットボトルの水が置いてあれば、「ウォーターサーバーにしたらもっと便利ですよ」と話を持ちかけるなど、周囲の状況を観察する力も身につきました。
⑤支店業務の大変さを実感
巡回を通じて、支店の業務の厳しさも身をもって感じました。体調が悪くても「数量を落としたくない」と意地でも出勤し、コースを全うする社員の姿には心を打たれました。
また、支店のメンバーとのコミュニケーションが増えたことで、チームワークの大切さを改めて実感しました。
最後にこのように、灯油巡回で得た経験は、現在の営業活動にも大いに役立っています。これからもこの経験を活かし、さらに成長できるよう努力していきます!