漁夫の利

いよいよ、シューワ本業でもある灯油巡回販売が始まりました。
皆さんの頑張りと寒さもあり順調な滑り出しの様相です。
その中で、今週は「漁夫の利」のビジネス訓話が大変勉強になりましたので共有したいと思います。

皆さん「漁夫の利」ってご存知でしょうか?

【意味】 両者がお互いに争っている隙に、第三者が利益を横取りすること。
【説明】 日なたぼっこをするために口をあけていたハマグリに、シギの鳥がその肉を食べようと突いた。
ハマグリは貝を閉じて シギの口ばしを挟み込んだ。お互いに相手をはなそうとせず譲らなかった。
そこへ、たまたま漁師がやって来てハマグリとシギを両方とも生け捕りにした。
【例1】 一番わかりやすいと例としましては、第二次世界大戦中に日本国がアメリカ国が真剣に戦っていた時に、
ソビエト国に北方領土を持っていかれた。
【例2】 先月の衆議院議員選挙では、小池都知事の率いる「希望の党」が台風の目になるのではと注目を集めていました。
新党の「希望の党」への勝ち戦に便乗する人達が、なりふり構わず人気の小池都知事の率いる「希望の党」へ合流。
その後、民進党の前原代表に至っては、野党第一党の「民進党」の名前を捨ててまで実を取ろうとしました。
ところが、小池さんから全員を受け入れるつもりは「さらさら」ないという言葉や「排除」などの非情なお言葉がありました。
その後、小池台風が逆風となり、お膝元の都議の離脱もあり、お家騒動に嫌気を差した状態になりました。
一方で追い風となったのが、セーフティネットとして急ごしらえした枝野さんが立憲民主党に立ち上げて躍進!
と思いきや、気が付けば、自民党が圧勝との結末になってしまいました。
【例3】 商売の成功事例、1848年頃、アメリカに東部のアメリカン川で砂金を発見したことから、ゴールドラッシュが始まり、一攫千金を狙う男たちが殺到しました。
そこに目を付けた商売人は、その周辺のスコップやバケツを買い占めて、金を掘る人達に高くで売りまくった人だそうです。
その中でも一番に賢かったのが、世界的に有名な人気のジーンズメーカーのリーバイスの創業者です。
それは、金を掘る人のために丈夫な素材で蛇よけの青い染料で染めたズボンが大当たりした。
良く云われている事ですが、ゴールドラッシュで一番儲けたのは金を掘り当てた人ではなく、困りごとや大きなニーズをいかに具現化をした人だそうです。

上記のような「漁夫の利」を狙ったようなビジネスモデルは今の時代も有効だと思います。

シューワグループで考えると現在11事業部を形成している中で、目先だけの小競り合いではなく「漁夫の利」を考える事が重要である。

・目先の常識に囚われない。
・時代の流れとニーズをしっかりとくみ取る。
・シューワの強味を考える(エリア戦略・事業戦略・人財戦略)
・新事業開発力

思わず転がり込んで来る事を「棚ぼた」という言葉がありますがあまり好きではない。
各種業界の生態系を勉強して、誰が困っているのかを観察する視点が大事ですね。

これからの激動の時代をいかに先読みをしながら、しっかりと時代の波を読んだ経営をして行きたいと強く感じました。
我々も人に「ありがとう」の頂けるツールを提供するビジネスモデルを作って行きましょう!!

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