常に明るく

今月も稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びたい。
そして、シューワグループ全従業員・物心両面の幸福実現の為に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルであり、ど直球の”魂の言葉”は胸に熱く刺さりました。
【今月のキーワード】は 『常に明るい気持ち』・・・・。皆さんと共にど真剣に学びましょう!

—–どんな逆境にあっても、どんなに辛くても、 常に明るい気持ちで理想を掲げ、希望を持ち続けながら一生懸命努力を重ねてきた結果が、
京セラの今日を作ったのです。人生は素晴らしく、希望に満ちています。
常に私には素晴らしい人生が開かれていると思い続けることが大切です。
決して 不平不満を言ったり、暗く鬱陶しい気持ちを持ったり、ましてや人を恨んだり、憎んだり、 妬んだりしてはいけません。
そういう思いを持つこと自体が、人生を暗くするからです。
非常に単純なことですが、自分の未来に希望を抱いて、明るく積極的に行動していくことが、 仕事や人生をより良くするための第一条件なのです。
不思議なことですが、 人生が上手くいっている人は、必ず明るい心を持っています。
心音が暗く、不平不満ばかりこぼしているようでは、決して素晴らしい人生を歩くことはできません。
もちろん、 誰にも負けない努力をするという根性は必要です。
その上で、自分の未来、自分の人生は 素晴らしい幸運に恵まれているはずだと常に信じることが必要なのです。(中略)
要は、信じるか信じないかの問題です。自分の人生は素晴らしく明るいと信じて、 困難苦労、苦難にめげず、未来を描いていく。
厳しい現実の中で、つい負けそうになる自分を励ましながら、明るく振る舞っていく。
そのような姿勢こそが、 人生を開いていくのです。(中略)
世の現象は全て自分の心が招いたものです。暗く拗(す)ねた心で送る人生はろくなものではないはずです。
その意味からも、 物事を明るく善意にとって毎日を過ごすということは、非常に大事なことなのです。—–

旧盛和塾に入塾させて頂きまして、京セラフィロソフィ(稲盛哲学)を学びだしてから、6年半になります。
稲盛塾長が人生教訓として、門外不出であった京セラフィロソフィを旧盛和塾の先輩のご尽力で門扉を開いてもらいました。
その貴重な78項目ある中で、毎月ごとにシューワグループにとって今足らないものを選んで共に学んできました。
その内では、今回のお題である「常に明るく」はシューワGとしては、創業当時よりポジティブ・プラス思考は一丁目一番地でもありました。
ベンチャースピリッツとして、常に意識をしながら、挑戦をしてきましたので、78項目中の残り4つの段階になりました。
しかしながら、今回の学びでの「常に明るく」はそんなに簡単なものでは無くて、
どんな状況であっても「常に明るく」機嫌の良い時の明るいのは当然であり、いつどんな状況に陥っても、明るくあり続ける。
死とも向き合う絶望の淵のどん底の時にでも、明るくあり続けなければならない。それが、人間の人生修行だと学びました。

シューワ実践20魂でも超プラス思考で考えろ!にもある様に”考え方”は間違って無かったと確信しました。
稲盛塾長が経営をする為には、絶対必要な経営原点12か条でも、このプラスマインドでの”考え方”が7項目もあります。
そして、稲盛塾長の師匠でもある中村天風先生も次のように説いています。
「人生は明るく希望をもって積極的に生きなさい。悲観的なことは絶対に思ってはいけません。
自分の人生も、会社も、将来に必ず明るい発展があるのだと信じて生きなさい。
そして、相手を動かしていくもとになるのは、人が喜ぶことをしてあげることです。それは人に対して思いやりをもつことなのです。」
私は、シューワGを創業してから30年間もの間、ずーっと内心では心配がたくさんありました。
「いつまで仕事はあるのだろうか?原油が高騰すれば、円安になれば、暖冬に傾向になれば、
ある日突然、パタッと仕事が無くなったら社員の生活はどうしよう!?」などなど。。
今までは、その様な見えない恐怖の中で、暗中模索の中で眠れない夜は何度も経験してきました。
その中で、誰にも負けない努力をして”シャカリキ”に頑張ってきました。
しかしながら、今では稲盛哲学と京セラフィロソフィに出会ってからは、人として何が正しいのか?原理原則で考えるなど、
人として企業としての”考え方”や使命が自覚できるようになってからは心が軽くなりました。
未だ、危機感は依然としてありますが悲観的になったり、マイナス思考にとらわれて落ち込むことは無くなりました。
中村天風先生は、「心の持ち方が人生を決める」ネガティブな気持ちや発想は早く断ち切って、
ポジティブ思考に切り替えることのそのマイナス波動の悪い流れは早く断ち切らないいけない。
それが、当然のように当たり前になると抜け出せなる重要性も学びました。
中村天風先生の言葉にある「積極心」は、まさに私たちが「常に明るく」生きるための鍵です。
その時々の天気に左右されるのではなく、積極的な心を持つことで、いつでも心に太陽を持ち続けることで、どんな困難な状況でも希望と自信を持ち続けることができる。
現在、世界各地では近代化社会でありながら各地で戦争がおこなわれており、とても苦しい現況であります。
手前勝手の”利己の心”が争いをよびながら、弱いものが窮地に陥っている状況を考えると”利他の心”を持っての人を思いやる心が必要だと感じています。
「常に明るく」は単なる前向きな心だけではなくて、人を思いやる「積極心」がとても重要なポイントだと学びなります。
どんな逆境にあっても、どんなに辛くても、「常に明るく」をもって夢を描いて希望をもち続けながら、誰にも負けない努力を重ねていきましょう!

RELATED POST

関連ブログ

ピックアップ
Pick Up