
実はシューワの入札が大阪のインフラを支えています!

本日は発表の機会を頂き、有難うございます。
折角ですので、入札事業部で扱っている石油製品(主に灯油や重油)ですが、主にどういった先に収めていて、どういった用途に使われているのかを一部だけ説明させて頂ければと思います。
まず、皆さんがあまり関わりたくないところにゴミ処理場や下水道事務所というものがあります。
ゴミ処理場では、大阪市内や八尾市などに大きなゴミ処理施設があり、灯油を大型ローリーや住之江支店から小型ローリーで納めていますが、用途は大量の家庭ゴミを燃やす為のボイラの動力源です。
月に20キロ程度の灯油を納めています。また堺市でもKセンターというところもあり、堺支店から灯油を小型配送しています。
次に下水道事務所ですが、大阪府泉北郡忠岡町や藤井寺市大井、高槻市や茨木市に灯油や重油を納めています。
主に水みらいセンターというところに納めていて、灯油重油を使う用途は三つで、まず汚泥を燃やすこと、雨水の処理に使う動力源に利用、そして自家発装置の動力源です。
更に堺市でいえばS水再生センターなどに灯油を納めています。ここは大和川の横にあって、下水道を通じて集まった水を、微生物による分解や最終的に塩素を使って無毒化して大和川に流しています。
また、N県流域下水道センターやK府流域下水道事務所へも灯油・重油を大型配送していて、用途は堺市とほぼ同じものです。
大阪の下水道は豊臣秀吉の時代に作られて、明治時代に太閤下水にコンクリを打って補強することから始まり、100年を過ぎようとしていますが、水道管の耐用年数は50年と言われています。
先日埼玉で下水道管の老朽化で道路に大きな陥没が出来て、トラックが巻き込まれる事故がありましたが、堺市でも堺区と美原区の二か所で老朽化した水道管から水が噴き出ることがありました。
下水道事務所の仕事は増えそうですが、灯油重油のニーズも高まると思います。因みに3月には下水道事務所の灯油・重油の入札が控えています。
採算的にはなかなか利益が取れないですが、大阪府や堺市のインフラを陰で支えているシューワの石油製品はかなり社会に役立っていると言えるのでしょうか。