
完全主義を貫く

今月も稲盛塾長「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に学びながら、シューワグループ全従業員・物心両面の幸福の実現の為にど真剣に学び実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂のお言葉”には、今回も熱く胸に刺さりました。
【今月のキーワード】は 『 1パーセントの努力 』・・・・。皆さんと共にど真剣に学んで行きましょう!
《出典 京セラフィロソフィ参照》
—–よく90パーセントうまくいくと「これでいいだろう」と妥協してしまう人がいます。
しかし、そのような人には、完璧な製品、いわゆる「手の切れる製品づくり」はとうていできません。
「間違ったら消しゴムで消せばよい」というような安易な考えが根底にあるかぎり、本当の意味で自分も周囲も満足できる成果を得ることはできません。
営業にしろ製造にしろ、最後の1パーセントの努力を怠ったがために、受注を失ったり不良を出したりすることがあります。
自分自身の努力をさらに実りあるものとするためにも、仕事では常にパーフェクトを求めなければなりません。(中略)
実際に完全主義といっても、人間ですから、完全なことなどできるわけありません。
しかし、それでも完全主義を貫いていこうと言う意識を持って努力していくことが大切です。—–
以前の“私の考え方“にはパーフェクト思考は正直ありませんでした。
よく使っていましたのが、“ベストよりはベター“の言葉です。
その理由としましては、売上成績の上がらない方に限って自己保身になることが多いからです。
その方に限って「私はベストを尽くしています」との返答が返ってきます。
世界は刻々と大きなうねりな中で進んでおり予測不明な時代です。
もちろん、日本でもライバル業者も動いてくる中で、変化、対応力が無くて、ベストを尽していますと言うのは、あまりにも自分本位だと思います。
ですから、今まではベストよりもベター(現在進行形)での思考にしてくださいとお願いをしておりました。
今回のフィロソフィ「完全主義を貫く」では、1%のミスがとんでもないことを引き起こす可能性があるとのこと。
完全主義を調べると ⇒ 何事も不足や欠点のない完全な状態でなければならない、完璧でなければ気が済まない、といった考え方や傾向。完璧主義とも言います。
シューワグループでも富士山天然水やペンギンベーカリーなどのものづくりをしているので、この1%の意味がよく理解ができました。
稲盛塾長の仰る通り「1%の努力を怠ったがため受注を失う」という考えに似ているのが、主に重たいもの物(灯油、天然水)を運ぶ商売をしている企業としての「安全第一を最優先」というものです。
この1%の努力を怠ることで取り返しのつかない大変な事態に起こる可能性があります。
その点をおいても「完全主義を貫く」は仰る通りだと感銘を受けました。
この完全主義は、以前にも学びました「有意注意・無意注意」にも繋がっていて、「間違ったらやり直せばよい」というような安易な考えが根底にあるかぎり、本当の意味で自分も周囲も満足できる成果を得ることはできません。
自分自身の努力をさらに実りあるものとするためにも、仕事では常に「完全主義を貫く」パーフェクトを求める姿勢はとても重要だと学びました。
しかしながら、完全主義者に凝り固まってしまうと失敗を恐れる傾向になります。
人間は失敗する動物です。しかし、失敗から素直に学ぶことが成長にもつながりますから、常に失敗を恐れずに、常に果敢にチャレンジする姿勢を持つことが重要です。
やはり、一人で完璧を目指すのではなく、チーム全体で協力して目標を達成することも他者の強みを活かし、協力することで、より高い成果を得ることができます。
“全従業の物心両面幸福の実現“の為にも完全主義を仕事で効果的に活かすために、失敗から実直に学びましょう!