
多動力

10月30日より毎年恒例、年に一度の社長巡業を大澤課長と共に西日本を中心に10支店の朝礼及び夕礼を激励も込めて行って参りました。
日々、仕事でのライフワークの中で、今年のテーマは、『素晴らしい人生をおくるために!』幸せを意識し、
稲盛塾長の”考え方”を中心に、「心を高める。経営をのばす」これからシューワグループの戦略戦術を共有をし、
支店の皆さんと共に対話をしながらお話をさせて貰っています。
その中でも、以前にもご紹介させて貰った、堀江貴文氏の著書「多動力」の紹介をしています。
特に、これからの激動時代においては、IT、IOT、AI、chat GPTなどの出現により、あらゆる全産業の垣根が無くなり溶けて無くなる!!
まさに!これからは、異種格闘技戦になるとの事でしたので、改めて今週は「多動力」について考えてみたいと思います。
—–「多動力」が仕事に生きる時代へ変わった。
この「多動力」。かつては、マイナスでしかなかったかもしれない。
「多動力」を仕事に生かす場面は少なく、おかしな人だと思われていたはずである。
しかし、これからの時代は「多動力」こそが最も必要な能力だ。ここでは、その理由を説明する。
IoT(Internet of Things =モノのインターネット)という言葉を最近ニュースでもよく耳にすると思う。
これは、ありとあらゆる「モノ」がインターネットにつながっていくことを意味する。
調査会社ガートナーによると、2014年時点でネットにつながっているデバイスの数は38億個。
その数が2020年には200億個を超えると予想されている。
つまり、テレビなどの家電はもちろん、自動車も、家も、ありとあらゆる「モノ」がインターネットにつながるということだ。
すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果”タテの壁”が溶けていく。
たとえば、テレビとインターネットがつながると、テレビはスマホアプリの1つになり、電話やフェイスブックと同じレイヤーで競争することになる。
フジテレビのライバルは日本テレビではなく、恋人からのLINEになるのだ。
また自動車がインターネットにつながり、自動運転が進めば、もはや自動車の形である必要はなくて、ただの移動するイスになるかもしれない。
そのとき、自動車業界もインテリア業界もタテの壁はなくなる。あらゆる産業のタテの壁が溶けていけば、今までの経験や肩書きは通用しなくなる。
この、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。
そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる「多動力」なのだ。—–
【多動力・要点は下記の通り】
1)石の上にも三年は不要。・・・寿司屋の修行なんて意味がない!情報を共有して専門知識を最速で学ぶ。
2)見切り発車は成功のもと・・・準備に時間をかけるよりも、すぐに始めてしまって走りながら考える。
3)飽きっぽい人ほど成長する・・・飽きるということは、慣れて、余裕が出た証明。飽きたらすぐに次に行く。
4)返信などは、忙しい人ほど早い・・・暇な人ほど遅くて、仕事が溜まっていく人は、仕事量が多い訳では無い。
5)車輪の発明・・・新しい技術を一から作る必要は無い。それを活用して新たなプラスワンにすれば良い。
6)一点集中型・・・猿のようにはまり、鳩ように忘れる
7)アイディアを進化する・・・あなたしかできない革新的な新しい技術を重ねて進化させる。
8)3つ以上の肩書を持つ・・・仕事の多動力を駆使すれば、10,000倍のレア人財に成れる。
これからの時代の必須にスキルとして、何万の仕事を同時に動かす「究極の多動力」が重要である事を学びました。
今までの時代と違って、情報化社会でありオープンイノベーション時代に限られた人間が限られた情報の時代からは大きく変わった。
※オープンイノベーションとは、組織内部のイノベーション促進のため、外部の資源を活用して自前主義から脱却すること。
多動力とは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことだそうです。
「多動力」がある人は、次から次に興味が移り変わってしまい、まったくもって落ち着きがないと言われてきた。
かつては、マイナスでしかなかった「多動力」が、これからの時代に最も必要な能力になってきているとのことです。
私自身も同様に子供の頃から落ち着きや集中力が無くて、飽きやすい性格だったので学校の先生からは異色な子と思われていたようです。
しかしながら、この能力が活かせる時代を生きているということは、本当にツイてると思います。(笑)
以前から、この「多動力」の本から、大阪の「鮨?千陽」が専門学校で3カ月寿司作りを学んで『ミシュラン』で選ばれたと聞いていました。
一度は行ってみたいと思い、3年前10月にシューワ週報食事会に利用をさせて頂きました。
福島の少しディープな場所にあり、こじんまりした1階と2階のお店で、私たちは2階のカウンター席の6名の席で食事をしました。
その時の印象は、女性の寿司職人の方が本当に美味しい江戸前握りずしを出してもらった記憶があります。
開店からたった11カ月目で『ミシュラン』に選ばれることは、やはり、インターネット時代での「オープンイノベーション」が成せる技だと思います。
現代で無かったら、昔ながらの親方が、「石の上で3年我慢できたら、次の仕事を教えてやる」の時代だったと思います。
その中では、いかに情報共有システムを駆使して、とにかくチャレンジしようという行動力と新たなアイデアを進化させる力が求められると感じました。
やはり、今の情報化社会において一貫して言えるのは、時間の有効活用とスピード感が重要で有り、そして時間は万人共通に与えられた資源であるとの事です。
働き方改革によって労働に中でも残業時間を掲げる一方で、情報化社会でありオープンイノベーション時代に入り徹底した技術革新を社内業務で行う必要があると思いました。
物流・運送業界の「2024年問題」もあり、当然のことながら昨年以上のパフォーマンスを実現させなければなりません。
この「多動力」は、シューワグループにとっても、これからの時代を生き抜くためへのとても参考になる仕事術でした。
ピンチはチャンスです!
これから、さらに進化したIT、IOT、AI、chat GPTなどの駆使して、もっと!もっと!!面白いことに取り組んでいきながら、色々と挑戦して行きましょう!