墜落の確率4.4倍

皆さん、おはようございます。
昨日は、天候にも恵まれながら、1年に1度の五穀豊穣を祝っただんじり祭りの試験曳きがありました。
村の老若男女が一斉に集まりながら、華々しいだんじりの曳行をするわけですが、その中には、単なるだんじりを曳くだけでは無くて、地元の方々のご尽力があって成り立っていくわけです。
例えば、安全に曳行をするための交通整理、食事を用意する班など村全体でのお祭りとなるわけです。
まさに!古き良き日本の象徴のような感じがして、私は大好きな祭です。
今日は、少し私自身の過去と「命をどう扱うか」というテーマで考えてみたいと思います。
昨日、村の中で気づいたことが、私の周りの方での喫煙率の多いことです。
最近のシューワGでは以前に比べて大分と喫煙率が減りましたが、私の村ではまだ7割以上の方が喫煙をしていることに気づきました。
そこで気になったので、調べてみると、1970年当時の日本男性の喫煙率は78%であり、10人中8人近くがタバコを吸っていた時代だそうです。
非喫煙者はむしろ「変わり者」扱いされるような、そんな空気感でした。
現代の成人全体の喫煙率は男性26%、女性7%では全体比率で16%になっている。
やはり、平均寿命が伸びた大きな要因の一つが、喫煙率の低下と言われているそうです。
最近、日本人男性の平均寿命が81歳を超えたというニュースを目にしました。
私が生まれたのは大阪万博開催年の1970年です。
当時の男性の平均寿命は、69歳だったそうです。
つまり、私が生まれた頃を前提に考えれば、私の年齢では、もう人生の残りが少ない「終盤」にいるはずだったわけです。
それが今では、人生100年時代と言われるようになりました。
これは医学の進歩、生活環境の改善、そして国民一人ひとりの「選択」の積み重ねによるものだと思っています。
私もその喫煙者の中に一昔前まで正直いました。
それだけでなく、1日3箱、会議がある時などは5箱も吸っていたほどの、筋金入りのヘビースモーカーでした。
朝起きて1本、出社して1本、打ち合わせの前後に1本、食後に1本と何をするにもタバコがセットでした。
ストレスを言い訳にし、集中のためと自分に言い聞かせ、タバコに依存していたのです。
そんな私が、ある時ふとこう思いました。
「このまま、本当に死んでしまっていいのか?」
「命を煙に変え続ける人生を、これからも続けるのか?」
そして、18年前に禁煙を決意しました。
それは、たった1本のタバコを断つという、小さな一歩だったかもしれません。
けれど、その一歩は、人生を変える大きな転換点となりました。
私はこの18年間、一度もタバコには戻っていません。
もちろん、誘惑はありましたし、夢で吸っていることもたまにはありました。
それでも、「絶対に戻らない」と決めた自分を、裏切らずに生きてきました。
今、胸を張って言えることがあります。
この禁煙は、私の人生の中でベスト5に入る成功体験だと断言できます。
まずは、健康面の変化は劇的に変化して、朝の目覚めが変わる。
階段を上る呼吸が楽になり、変な痰や風邪をひきにくくなる。
何より、気力と集中力が格段に安定しました。
さらに言えば、禁煙によって得られたものは、健康だけではありません。
まさに!お金です。
少し試算してみると下記の通りでした。
1日3箱タバコで1箱を500円と計算すると、1日で1500円。
それが365日続くと、1年で547,500円。
これを18年間続けていたらなんと!約9,855,000円。の計算となります。
この985万円をタバコに費やすはずだったのです。
もし、禁煙していなければ、私は1000万円近くの現金を、文字通り煙と灰にしていたということになります。
皆さん、ここで想像してみてください。
データを調べてみると驚愕の事実がありました。
・喫煙者の平均寿命は非喫煙者より約10年短い。
・がん発症のリスクは1.6倍で肺がんに関しては4.4倍。
これは統計的な「事実」むしろデータは嘘をつきません。
ここで皆さんに伝えたいのは、「禁煙しろ」という強制のキャンペーンではありません。
大切な家族との時間を考えましょう!
そして、健康を損ねて、命を縮めて、さらに1000万円が消えていく人生。
それよりも、健康を取り戻して、お金も守って、自信も得られる人生。
どちらを選ぶかは、自分次第です。
よく「喫煙は自己責任」と言われますが、確かにそうかもしれません。
でも私は、喫煙とは「確実に自分の命と財布を削っていく選択」だと思っています。
例えば、皆さんが飛行機に乗るときに次のように伝えられたらどうしますか?
「こちらの飛行機は、もう一機と比べて《墜落の確率が4.4倍》です。どちらに乗りますか?」
皆さんが現実として、乗る飛行機としては迷わず安全な飛行機を選ぶでしょう。
でも、タバコを吸うという行為は、それと同じと考えるべきですね。
以前の私も含めて、自ら墜落リスクの高い飛行機を選んでいることに、気づいていないだけなんです。
ここで大切なのは、「自分の命にどこまで本気で向き合えるか」という“考え方“です。
私たちは日々の中で様々な選択をしています。
例えば、健康か不健康かの選択をしています。
・良い食事をするか、ジャンクフードを選ぶか?
・運動するか、しないか。
・早く寝るか、だらだら夜更かしするか。
日々のほんの小さな選択の連続が、未来の自分を決めていると言っても過言ではありません。
そして、その選択には、必ず「責任」がついてきます。
シューワGにとっての最大の資産は、「人財」です。
その「人財」が健康でなければ、組織はもちろん成長しません。
だからこそ、皆さん一人ひとりにお願いしたいのです。
自分自身の命と未来に向けて、慎重に大切に向き合って欲しいのです。
今の命を守る行動には、自分のためであり、大切な家族のためであり、会社のためでもあります。
健康第一は、幸せな人生の1丁目一番地なのだから!
本当に大切にしていきましょう!
私のように遅れて気づく前に、是非とも今から一つでも「健康な選択」を始めてみてください。
今日のこの瞬間から、未来は必ず変えられます。
健康第一で人生と仕事をとことん楽しみましょう!

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