原因自分論と原因他人論

今週は『原因自分論と原因他人論』について考えてみたいと思います。『原因自分論』に関しては、自分で生み出した考え方ではなく佐藤満先生のお考えをいつも勉強させて頂いています。

『原因自分論』とは文字通り、全ての原因は自分であるという考え方です。非常にシンプルかつ深い考え方ですね。全ての原因は自分が作り出しているということです!!

原因自分論と原因他人論

利益が出ていない会社の経営者の口癖があります。売上や利益が上がらないのは社員、商品、お客様、流行のせいにしている方が大半だそうです。もちろんそのような会社は永遠に利益は出ません。原因は自分(経営者)にあるのです。

社員教育、商品開発、お客様のニーズ、時代の波に乗るなど対策を怠っていた”だけ”に過ぎません。もちろん、経営者だけではなく!『原因自分論』は全ての人に当てはまります。

例えば、会社のグチ、奥さんの悪口を言う人もいます。しかし、よくよく考えてみるとその会社を選んだのは?その相手を選んだのは誰でしょう!?はい!すべて自分自身ですよね。

グチや悪口を言うことは過去の自分に対して、不平不満を言っているという恥ずべきことなのです。例え、今の会社を辞めたとしても、次の会社も同じ出来事が起きれば同じようなグチを繰り返してさらに悪循環に陥ります。

『原因自分論』に気づかない限り、永遠に『原因他人論』で行くのでしょうか?そして、人生に改善点があるのでしょうか?

なぜ、思ってもみない出来事は起きたのか『原因他人論』の出来事は未然に防ぐことはできなかったのかと、自分がその原因として考えます。

逆にうまくいったらどう考えるのか!それも『原因自分論』で自分のおかげであると考えると『天狗』になって、おめでたい人になってしまいます。たまに、社内でも居てますが《成功=自分 失敗=部下》の考えって最低ですね。

うまくいっている場合は『周りの人の協力があってこそ』と考えると『原因自分論』と感謝の気持ちが共存できます。『原因自分論』が自分の中で定着してくると、怒ったり、イライラするということが少なるそうです。イライラするのも自分が原因ですから。

そうなってくると、人間関係も向上して、良いことづくめですね。自分の人生を最高に好転させたければ自分が変わればよい。人を変えたければ自分が変わればよい。

自分が幸せになりたければ相手を幸せにすればよい。なんと簡単な人生だなって感じています。シューワ実践二十魂にもある。言い訳を絶対言うな!

私たちは、自分が頑張っている『つもり』意識を捨て、常に原因『自分』論で考えます。をもう一度噛みしめましょう!そして、常に全ての問題の原因は自分にある!問題を解決する糸口は自分の心の中にあると考えるようにしましょう!

RELATED POST

関連ブログ

ピックアップ
Pick Up