仕事を好きになる

今月も稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びましょう。
そして、シューワグループ全従業員・物心両面の幸福実現の為に真摯に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は今回も胸に熱く刺さりました。
【今月のキーワード】は 『仕事を好きになる』・・・・。皆さんと共にど真剣に学んで行きましょう!

《出典 京セラフィロソフィ P.123参照》
—–仕事をやり遂げるためにはたいへんなエネルギーが必要です。
そしてそのエネルギーは、自分自身を励まし、燃え上がらせることで起こってくるのです。
そこで、自分が燃える一番よい方法は、仕事を好きになることです。
どんな仕事であっても、それに全力を打ち込んでやり遂げれば、大きな達成感と自信が生まれ、また次の目標へ挑戦する意欲が生まれてきます。
その繰り返しの中で、さらに仕事が好きになります。そうなればどんな努力も苦にならなくなり、すばらしい成果を上げることができるのです。
こうした心境にまで高まってはじめて本当にすばらしい仕事を成し遂げることができるのです。—–

今週は先週の「プロは仕事を楽しんでいる」に引き続き「仕事を好きになる」を考えてみたいと思います。
まずは、連日のテレビワイドショーの賑わいもあり、WBCの熱戦で視聴率も連日40%越えを記録。
3月22日WBC決勝で日本がアメリカを破って、見事14年ぶり3度目の世界一になりました。
先制されても、追いついて、そして鮮やかな逆転!!
そして、終盤の8回にはダルビッシュ選手、9回に大谷翔平選手がマウンドに立ち、最後の打者トラウトを三振に取り!見事3対2の僅差で勝利!
感動のゲームで漫画や映画以上に痺れる試合展開でした。
試合終了後、栗山監督の第一声の言葉が、とても印象に残っております。
「野球ってすげえな!!」
この勝つための演出やシナリオは、栗山監督が思い描いたと思いますが、これをやってのける日本の選手たちに敬意を表したいと思います。
「好きこそ物の上手なれ」ではないですが、「仕事を好きになる」為に人知れず、どの選手も相当な苦労をしてきたと思いますが、苦労のカケラも無く本当に明るく楽しんいました。
坂本龍馬の時代から、今の若いものは!?と言われて来ましたが、今回のWBCを観て、特に声を大にして言いたいのが!
今の若者は・・・・・。凄い!の一言です。

やはり、試合前の円陣にて、大谷選手の「憧れるのはやめましょう!!」で勝つスイッチが入ったと思います。
試合前の下馬評では、日本の投手陣VSアメリカ打撃のスター軍団と言われておりました。
・アメリカ選手・・・・・290.2億円
・日本選手・・・・・・・81.7億円
スターティングメンバーの年俸で、約3倍以上の開きがあり名前を聞くだけでも、ビビッてしまって縮こまってしまいます。
我々、古き良き昭和おじさん時代の考え方では、間違い無く謹んで「今回はアメリカに胸を借りに行く。」悔いの残らないようにがんばりましょう!と言っていたと思います。
日本経済新聞の“スポーツの力“にも紹介をされていましたが、閉鎖性打ち破る、若い才能!の見出しの中で、IT情報技術の進化で、世界最先端の技術や情報を子供の頃からその気があれば学べるようになった。
意欲があり、センスに恵まれば飛び級するように向上ができるとの事。
これが、最近のアスリートレベルアップの理由の1つだそうです。

知識や情報の進化により、固定概念の無いフラットな考え方が浸透しています。
戦後のおじさん時代の考え方では、日本の厳かな【そうでなければならない】が染みついているのかもしれません。
昔から学校の先生や親や親戚から言われてきた中に、良い高校や大学に入って、安定企業、上場企業や公務員になって勤めあげて幸せな老後を過ごすなどなど・・・。 
この様な事を”閉鎖性の呪縛”と言うそうです。
日本が伝統的に培ってきた根性論、精神論、体罰なども閉鎖的村社会のやらされ感が根底にあったように思います。
これからの時代では、今までの常識【そうでなければならない】を覆すイメージが必要だと思います。
その中で、皆さんがどのように感じて、次をどの生かして仕事に繋げていけるのかを考えていくのか!
このドラマのような試合を作ったのは、ポジティブにやりたいことをやれと固定概念を取っ払う思考が成せた技だったと思います。
大切な事は失敗から何を学んだのかです。

そのように思えば、シューワグループも創業35年ですが、絶対に無理だと言われ馬鹿にされてきた祖業の冬だけの灯油販売から始まりました。
そして、エアコン関連のファシリティ事業の元は二刀流がスタート。
現在では、ニッチな事業展開を元に、ドライバー派遣、天然水の販売、ベットメイキング、入札やBCP事業から移動コンビニまで何刀流もの事業の中で幅が広がりました。
この厳しい、不確定な時代だからこそ、もう一度原点に戻ってお客さんからありがとうの言葉をいかに集めるのか?
そして、お困りごとを解決しながら、自分自身も成長をしてながら仕事を好きになり素晴らしい成果を上げることができるのか?
今までの常識を打ち破って、若い力で新たな発想で打ち勝っていく、非常識を常識とする事業展開をもっと積極的に展開していきたい所存です。
「仕事を好きになれば」侍ジャパンの様に本当に素晴らしい仕事を成し遂げることが出来るのでは無いでしょうか!
更なる高みを目指して、夢に向かって、明日への希望、大きな志を持って花を咲かせる可能性を信じて、輝く、未来!!
次回のWBCは3年後という事ですが、最強の侍ジャパンとシューワグループの進化が今から楽しみです。

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