
事業の目的

今月も幹部会議がありましたので、皆さんと共に経営の原点『経営12ケ条』を毎月輪読し、実践し学んでいきたいと思います。
毎月、成功者の稲盛塾長の言葉を勉強しながら、皆さんと真剣に向き合う事はとても重要だと感じています。
今回で4回目となりますが、今回のテーマは、経営の原点『経営12ケ条』の「事業の目的・意義を明確」にするです。
稲盛塾長の魂の言葉胸に熱く刺さりました。
そして【キーワード】は!”事業の目的・意義”を考える・・・・。皆さん真剣に学んで行きましょう!
———-十二カ条の冒頭にあるのは、「事業の目的・意義を明確にする(公明正大で大義名分のある、高い目的を立てる)」です。
京セラの場合には、「全従業員の物心両面の幸福を追求すると、同時に人類・社会の進歩発展に貢献すること」という単純明快なものになっています。
トップである私も含めて、末端の従業員に至るまで京セラという会社に集うすべての従業員を物質的にも精神的にも幸せにしていたいがために、
私は京セラという会社を経営するのです。
他に目的はありません。会社の目的として、「この会社に勤めてよかった。給料もヨソの会社より少し高いし、将来も安定していて安心して働ける」と思える会社にしてあげたいと思うから、
私は経営をしているのですということを経営の根幹に起きましたが、ぜひ皆さんもそのような会社の目的・意義を明確に打ち立ててください。
先ほどは低次元の自我に満ちたものと言いましたが、会社の目的とは、決して経営者の私利私欲に満ちたものではありません。
それをはっきりと従業員に伝える必要があります。
「私は金儲けなどの自分自身の利己的な思いで、従業員を使って会社を経営しているのではありません。もちろん、私も幸せになりたいし、豊かになりたい。皆さんもそうでしょう。
だから、一緒にこの会社を立派なものにしていき、お互いに物心両面で幸せになりましょう。
そのために会社を経営するのです。だから、皆さんにも協力していただきたい。皆さん自身のためにも一生懸命に頑張ってください。」
そういうことをハッキリ言うのです。———–
今回勉強した感想としては、創業から現在まで日々、ガムシャラに働いてきましたが、目の前の霧がパッと晴れたような感じがしました。
経営の原点『経営12ケ条』のサブタイトルに、皆さんの手元にある『経営12ケ条』を心の中に染み込ませ、従業員に話をして、従業員と一緒になって信じるようになれば、
会社の経営は”簡単”にうまくいきます。・・・とありました。
”簡単”にうまくいきます!・・・だったら成功者が仰る事を忠実に勉強すれば”簡単”にうまくいく感じがして、電撃のような衝撃を受けました。
前回も申し上げましたが、成功者である稲盛塾長が仰る稲盛経営学を学ぶ事で”ぶれない柱”が出来ました。
12カ条の一番[事業の目的、意義を明確にする]では、会社の目的、何のために働くのかという目的を明確にすることで、バラバラの人間をまとめていけるのだと確信。
しかも、低い目的だと人間の能力を十分に発揮できませんので、より高い目的を掲げることにより、その公明正大さに感激し、大きな成果が出るものだと思いました。
確かに盛和塾に参加させて頂いていますが、本当に盛和塾の方々は皆さん明るくて誠実、成功者が多いのが気になります。
やはり、基本に忠実であれば会社の経営自体は”簡単”にうまくいくという実践を皆さんなされています。
会社経営やビジネスを行う場合、当然ですが企業の実力は社長によって決まり、何よりも経営トップ以上の器にはならないと稲盛塾長も仰っています。
その様に考えると、経営者としての能力として「経営十二か条」を忠実に行っていく事自体が成功への最短距離と考えます。
その一番目は、「事業の目的、意義を明確にする」ですが、シューワGで考えますと次の通りになります。
経営理念;ありがとうの言葉を世界一集める企業
社員への約束;シューワでは、全社員の物心両面の豊かさを追求し続けていくことを約束します。
そのためには、日々の仕事を全力で魂を持って取り組み自分自身の成長を楽しむ、持てる才能を更に秀でたものに育成する、
和の心を持って笑顔で生きる、シューワはこのような職場環境をはぐくみます。
シューワ実践二十魂
上記の3つがシューワGの三位一体経営と考えます。
三位一体経営 ⇒ 人間で考えますと 経営理念=頭脳 社員への約束=上半身 シューワ実践二十魂=下半身 このすべてが一体にならないと真っ直ぐには歩けません。
皆さんには、シューワGの三位一体経営をしっかりと受け止めて仕事に取り組んで頂きたく思います。
特に”社員への約束”は稲盛塾長が仰る”事業の目的”に近いと思います。
全社員の物心両面の豊かさとありますが、物=お金(賃金) 心=心を高めながら、魂を磨く事。仕事を通じて物心両面の追求しながら成長をする。
そして、社長自身が自己満足(利己主義)にならずに会社の成長エンジン(利他主義)となれるように、日々真摯に受け止めながら従業員さんと共に会社の成長を促す約束です。
公明正大で大義名分のある高い目的を立てる・・・シューワGでは、使命ミッション『仕事を通じて人々に夢や感動を与え続け、地域・社会に必要とされる存在となること』です。
企業経営をすることの真の目的とは?・・・社長の夢を実現することではなく、現在から将来にわたって会社と従業員やその家族の生活を守って、共に成長していくことである。
それと同時に経営者と全社員が持てる才能に全能力を傾け、従業員が物心両面で豊かになれるよう最善を尽くすこと。
そして、社会から必要とされて”五方良し”「お客様よし」・「地域社会よし」・「取引先よし」・「社員・家族よし」・「会社よし」
の企業へ日々近づける様、精進して全身全霊を傾け努力をする。