一勝九敗

ここ数年では、この時期に来期予算の策定をしています。まさに、経営の羅針盤の終盤戦です。そこで毎年感じる事が各事業部の温度差です。

順調に予算をクリアしている事業部は、様々な策を打ちながら、常に次の策を練って事業計画にもに挑んでくれています。しかし、残念ながら目標未達の事業部の場合は、なんとも情けない言い訳のオンパレードです。

まさに、プロ野球の強弱のチームの明暗を分けるキャンプ時の監督の心境です。

前年に予算未達事業部は、もう少し視野を広げてながら敗北の理由を理解しながら改善策をしっかりと出して頂きたい。

僕が、いつも事業のスタートする時に勇気を貰えるのが、ファーストリテイリング社(ユニクロ)柳井会長の著書『一勝九敗』です。

「致命的にならない限り、失敗はしてもいいと思っていました。やってみないと分からない。行動してみる前に考えても無駄です。行動して考えて修正すればいい。」

「失敗を恐れてはいけない。失敗にこそ成功の芽は潜んでいる。」

「変革しろ、さもなくば、死だ。」

「競争相手と差をつけるには人と違ったことを考えるということですよね。 そしてもっと重要なことはそれを実行すると言うことなんですね。99%の人は、自分で他の人と違うことを考えているつもり。でも考えられてない。で、1%の人も考えていてもそれを実行しない。 それでは起業は上手くいかないと思います。」

「商売の基本はスピードと実行」

「10回新しいことを始めれば9回は失敗する。」

とあります。

やはり、最も愚かなのは、失敗を恐れて試合に臨まないことですね。戦わなければ負けることはありませんが、それより価値があるのは、0勝0敗よりも、9勝9敗です。

そして、我々ベンチャー企業の商売の基本は、思考力・行動力・スピード力だと思います。

思考力とは どんなアイデアをお客様のニーズに合わせて思いつくか!
行動力とは その思いついたアイデアをどのように実行に移せるか!
スピード力とは その行動を出来たらやるではなく!いち早く出来る為に具現化できるか!

ユニクロの柳井会長ですら、新規事業の立ち上げ成功率が10%くらいだとしたら、我々ベンチャー企業の場合はもっと低い確率である。それならば、もっとたくさんチャレンジしていかなきゃいけないと感じました。

ユニクロと違って大きな投資の伴うチャレンジは出来なくても、日々の中でこれはどうだろう?って思った小さなアイディアの種を持ってチャレンジすることは可能である。

チャレンジをするうえでの一番の弊害は、リスクだと思いますが、むしろリスクを取った数に比例して成功事例は出るという事ですね。当たり前のことですが、再確認出来ました。

社員の皆さんもリスクを恐れずに、いろんな局面でチャレンジ精神をもっていきましょう!毎月、毎日、毎秒、今いるところに色合いが鮮やかな色彩を加えるために、今どんなチャレンジができるのか!を考えなら楽しみましょう!

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