ワークライフブレンド

10月4日土曜日、日本の政治に新しい歴史が刻まれました。
自民党総裁選の決選投票の末、ついに高市早苗氏が女性として初めて総裁の座に就かれました。
小泉氏との激しい戦いを制して、堂々たる笑顔で語られた就任の言葉が私の心にも大きく響きました。
高市総裁から「全世代総力結集で、全員参加で頑張らなきゃ」「だって今人数少ないですし」「もう全員働いていただきます。馬車馬のように働いていただきます」「私自身も“ワークライフバランス”という言葉を捨てます。働いて働いて、働いて、働いて、働いてまいります!」
この力強い言葉に、きれいごとではなく、ただひたすら「働いて」という姿勢には、久しぶりに日本の政治家の“覚悟”を感じました。
しかしながら、新聞テレビ報道やネット民からは、「働いて」の言葉を切りとって「働き方改革」を破っているなど、揶揄する意見もあります。
こんなインパクトの有る事を言うと、どうせネット民が騒いで時代に逆行してるとかブラックとか言い出すんだと思いましたが、早速、誹謗中傷が始まりました。
早速「時代に逆行」「ブラック」などと叩きが始まる残念な時代です。
そもそも、高市総裁が、自民党の政治家への叱咤激励であり、国民に「働いて」貰うとは言っておられません。
自民党の政治家には、“ワークライフバランス”など無い。と仰っているのです。
もちろん!私も含めてシューワグループ幹部には、重大な責任があります。
昼夜・休日を問わず、家族や従業員さんを守るために必死に働くのが、経営者であり幹部というものです。
その覚悟こそが、高市総裁の言いたいことは「長時間働け」ということではなく、「本質的に価値のある仕事を”本気”でやれ」というメッセージだと思う。
さらに!「馬車馬のように働いていただきます」にも、人を馬のように扱ってネット民からも指摘があったようですが、そもそも!?政治家は、選挙に出る時には「出馬」とは言わないでしょうか?
揚げ足取りとは!このようことであり、本質では無いと思います。
それよりも、本気で国のため、国民のために、次の世代のために全力を尽くすと述べられると理解をしました。
まさに!政治家の原点を思い出させる迫力のある演説でした。
古い日本政治の中での、女性初の総裁にはこれからも数々の試練があると思います。
薄氷のガラスの天井を打ち勝った高市総裁は、多くの人に希望と勇気を与えました。
そして、就任直後から株式市場は大きく反応して、「高市トレード」と呼ばれる経済の動きが一気に拡大しました。
日経平均は史上最高値を連日上昇していて、国民の中でも「これで日本がもう一度動き出す」という期待感が広がっています。
自民党保守系の安倍晋三元総理の遺志を継ぐ形で、「アベノミクスからサナエミクス」へと時代はバトンを受け渡しました。
アベノミクスが「金融と企業」を動かしたなら、サナエミクスは「人と誇り」を動かす政策であり、日本人がもう一度、自分の手で未来をつくる時代へ。
“働いて、働いて”という高市首相の言葉には、単なる勤労の美徳ではなく、「自立する国家・自立する個人」への覚悟が込められているそうです。
“成長と分配の好循環”という理念に、“努力と覚悟”というスピリットが加わり、いよいよ新しい日本経済がようやく動き出そうとしています。
まさに「人と誇り」はシューワグループの同様の考え方です。
戦後の焼け野原から立ち上がり、世界に誇る経済大国を築いたあの時代。
私たちの先人や偉人の方たちは、誰もが貧しかった中でも誰もが必死に働きました。
パナソニック、京セラ、トヨタ自動車など世界を驚かせた企業の原動力は、“働く力”そのものでした。
一人ひとりが、明るい日本をイメージして「誰かのために」必死に汗を流した結果が、あの奇跡の高度経済成長を生んだのです。
物価高や格差拡大が進む中で、社会を豊かにできるのは「稼ぐ力」と「働く力」を兼ね備えた”企業と人財”そのものです。
”働く”原点とは、”傍を楽にする”そのものであり、社会に役に立つことだと思います。
仕事と生活を切り離すのではなく、人生の中に”仕事の誇り”と”やりがいと喜び”を見いだすことが重要だと感じます。
これこそが、令和の”新しい働き方”だと感じます。
そして、まさか!の展開があり、失われた30年の日本国が再び大きな分岐点に立っています。
10月10日に公明党は、自民党との26年にわたる連立を離脱する発表がありました。
「政治とカネ」に関する自民の対応を“誠に不十分”とする公明側の判断は、表向きの理由かもしれません。
公明党は、“踏まれても、踏まれても耐える下駄の雪”と揶揄されてきた経緯があり、長きに渡り存在感と言われ続けていました。
しかしながら、今後は連立政権の枠から抜け出すとの事。
積極財政派の高市総裁就任によって、これまでの安倍政権移行で、安定政治が長く続いていたので、ここに来て大きな“化学反応”が起きたのでしょう!
強い信念、強い保守性を打ち出す高市総裁の政治姿勢は、今後の公明党にとっては許容の限界を超えるものだったのかもしれません。
シューワグループとしても、政権与党として長年にわたり公明党の先生方にも、東日本大震災時や災害応援についても、多方面でご支援を頂いてきましたので残念でなりません。
この政治動きに伴いながら、「高市トレード」で活発だった株高・円安など上昇相場にも暗い影が落ち始めています。
さらに、不穏な憶測観測も流れています。
10月21日前後に、総理大臣を決める首班指名後には、一気に衆議院解散というシナリオも完全には否定できない状況です。
10月末にはトランプ米大統領の来日も予定されており、国際舞台と国内政治が激しくぶつかる中での政局不安定は、
国益にとってマイナス以外のなにものでもありません。日本国は、長年の自公連立政権から変革を欲している。
但し、変革とは破壊や政策空白では無く、進化するべきであり分断はすべきでは無いと思います。
高市新総裁には、日本女性初の総理大臣になってもらい政治信頼の再構築、国益の安定、成長戦略の鮮明化を劇的に行ってもらいたいです。
政界の駆け引きで揺らぎやすいこの時代だからこそ、“サナエミクス”がただのキャッチフレーズで終わることなく、国民の暮らしを守るために、
企業の誇りを保つために、いまこそ危機感と使命感をもって貰いたいです。
これからの厳しい時代だからこそ、自民党・政治家先生そのものが!”誰にも負けない努力”をして、ワークライフバランスではなく、
ワークライフブレンドの精神で、一人ひとりが“稼ぐ力”“支える力”“生きる力”を磨いていくことが求められるのではないでしょうか?!
公私を分けるのではなく、仕事を通して人間力を高め、人生を豊かにしていくこそが“高市新総裁の「働く」というメッセージは、シューワ幹部にも通じるものとして、しっかりと見本と楽しさとして循環させる”人生と仕事をとことん楽しむ”新ビジョンそのものです。
私たちシューワグループが掲げる”素晴らしい人生”を送るためには、「ワークライフブレンド」もまさに同じ志です。
仕事は辛いものではなく、人生を輝かせる場であり、努力を楽しむ心があれば、仕事も生き方も一体化します。
私たちは、この追い風を受けて「働く文化の復活」を胸に、仲間と共に新たな成長へと歩みを進めていきましょう。
令和の新しい夜明けに、“働く日本”が再び世界を驚かせる日を信じて、社長筆頭にシューワ幹部が先頭に立って、
”人生と仕事をとことん楽しむ!姿勢で、誠実に、働いてまいりましょう!

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