ヤジるより行動、批判より挑戦
先週、待望の日本初・女性総理・高市早苗氏が誕生しました。
長い間、「女性総理はまだか?」と言われ続けてきた中で、ようやく実現しガラスの天井を打ち崩してくれました。
高市総理は、世襲議員ではなく一般家庭からの総理大臣は、田中角栄氏以来とのこと。
若年層支持率も80%、全国民では、71%となり期待度の高さが表れています。
停滞していた日本の政治が、ようやく多様性社会へと歩みを始めた瞬間です。
そして今回の内閣では、女性大臣が2名入閣しました。
時代は確実に動いているのです。
そんな中、10月24日、高市総理の所信表明演説が行われた国会では、自民党は少数与党という厳しい立場でのスタートです。
所信表明演説が始まると、「よーし!」「頑張れ!」と自民党席から大きな声援が起きる一方で、野党席からは「裏金問題を全容解明しろ!」「旧統一教会はどうした!」というヤジの嵐。
国会議場は騒然となり、高市総理が一時演説を止める場面もありました。
これを見て日本維新・吉村代表は「高市総理の所信表明に対するヤジは酷い。反対意見はあっても、人の話はちゃんと聞こう。子供に見せられない。恥ずかしいよ。」との事。
そして続けて、「あのヤジが仕事になる。国会議員の定数大幅削減だよ。」とも言っていました。
私もこの低次元を見て、無駄な国会議員は一割以上削減するべきであり、日本経済停滞の失われた30年の停滞の根底にあると感じました。
シューワGでは、ベンチャー気質なので批判的な発言は少ない方ですが、一般社会的にも通じる話だとこの言葉に深く共感しました。
トップやリーダーが命懸けで新しいスタートを切るその瞬間に、「応援する人」と「批判する人」が鮮明に分かれる。
その中でも、本当に必要なのはヤジでも評論でも無く”国民の生活を守る”一心の行動そのものが最重要です。
評論家のように「こうした方がいい」「ああした方がいい」と言ったり批判をするのは、とても簡単であり、それを自分が動いて形にするのは難しい。
だからこそ、挑戦する人こそ尊いのだと思います。
高市総理としても、これから数々の批判を浴びながら、足を引っ張る野党もゴロゴロいる中でも、その信念を貫く姿勢こそがリーダーとしての覚悟です。
リーダーとは、全員に好かれる人ではなく、批判を浴びながらも、”大義と意義”に向かって突き進む人でなければいけないと思います。
高市総理の力強い所信表明演説に「リーダーとしての覚悟」を再度強く感じました。
この光景を見て、私は「新しい時代の幕開け」を感じました。
私たち経営者も現場のリーダーも同じです。
ヤジより行動。批判より挑戦。
その精神こそが、組織を成長させ、未来を切り拓くんです。
この「挑戦」とは何か。
よく「矢野社長はチャレンジャーですね」と言われることがあります。
でも、実は私自身は、けっこう心配性であり臆病なところが多くあり、一人で大きな決断はしないのです。
どちらかというと「しっかりとイメージをしてから飛ぶタイプ」なので、“無謀なチャレンジャー”というより、対話型チャレンジャーです(笑)。
チャレンジしない=現状維持は衰退の方程式が根底にあり、そしてチャレンジしないと人生も仕事も面白くならないからでもあります。
全てが安全主義で、安全運転の失敗のない道を選ぶこともできますが、今の現状とは何も変わらない。
人も会社も、現状維持を選んだ瞬間から衰退が始まるんです。
ヤジを飛ばすより、行動。
批判するより、まずは自分が動く。
これが大切だと思います。
高市総理が掲げた政策の中に、「ガソリン減税」もありました。
これまでは、補助金という形で価格を抑えていましたが、今回はようやく暫定税率廃止でガソリンは25.1円減税、軽油は17.1円減税へと進みそうです。
しかしながら、これからの国会審議もあり現場が混乱しない為にも恐らく、昨年にありましたが、5円ずつぐらい2週間で徐々に還付する形の補助金の形になるのではないでしょうか?
国民の物価高補助の観点から、電気とガスもまた始まりそうなので、灯油や重油も増額になると予想しています。
つまり、国民の懐に直接届くような政策に動き出したということです。
私たちシューワグループにとっても、これは大きなテーマです。
まさに!燃料は国民生活の血液です。
その国民の血液に直結している事業だからこそ、真剣に考える必要がある。
この国の暮らしを、経済を、そして笑顔を支えるのが私たちの仕事。
だからこそ、こうした政策の変化にはしっかりアンテナを張り、次の行動に結びつけて行かなければいけません。
有難う=有ることが難しい!の一歩があるかないかで、未来はまったく違ってくる。
シューワグループの歴史も、挑戦の連続でした。
灯油・ガソリンから、ウォーター事業、新エネルギー、物流までエネルギーに全て関わってきました。
どの事業もシューワGは後発なので、最初は非力で不安だらけでしたが、お客さまの”有難う”の言葉で、仲間と共に一歩ずつ前に進んできた。
だから失敗しても立ち上がれた。
それが、私たちの“生き残った力”なのです。
そして、幾度となく言っているのは、仕事は“ひとつなぎの挑戦”だということです。
挑戦は、ひとりでは何もできません。
誰かが支え、誰かが助けながら!引き上げて!!誰かが背中を押す。
その絆があるからこそ、挑戦ができる。
新就業規則でも皆さんに伝えている「シューワ版 ONE PIECE」と、まさにそのことです。
会社の挑戦は、社員一人ひとりの勇気の連鎖でできている。
日常の中にも、無数の“チャレンジ”があります。
高市新総理のスタートもまた、ひとつの大きな挑戦です。
政治の世界でも、批判を受けながらも前に進む人がいる。
私たち民間企業も同じです。
景気がどう変わろうと、政治がどう動こうと、「現場で挑戦し続ける人」がこの国を支えているんです。
ヤジるより行動、批判より挑戦。“ひとつなぎの挑戦”こそが、誰かの挑戦が、次の挑戦につながる。
仲間と共に、笑いながら、支え合いながら、このシューワという船で、新しい冒険を続けていきましょう。
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