プロは仕事を楽しんでいる

先週、侍ジャパンがイタリア代表に9-3で快勝してベスト8・準決勝進出を果たしました。
先発の二刀流・大谷翔平選手は、初回から雄たけびを上げるくらいに気合いが入り、164Kの剛速球も出た圧巻の投球でした。
この試合を観られた方も多いと思いますが、両チーム無得点で迎えた3回裏、日本の攻撃で驚いたのが1アウト1塁で大谷選手が打席に立つと、引っ張りを警戒する守備大谷シフトのイタリア相手に、
意表を突くセーフティーバントで1、3塁へとチャンスを拡大しました。
このバントに相手投手が、流石に動揺をしてしまい送球が逸れて近藤選手は一気に3塁に到達。
大谷選手の勝利への自己犠牲セーフティーバント奇策で1・3塁へとチャンスを拡大し一気に試合の雰囲気を変えました。
その後、岡本和真選手の3ランホームランなどで、この回一挙4得点で侍ジャパンの貫録の勝利へ繋がりました。
大谷選手のセーフティーバントについて、SNS上では「まじで一人だけ漫画の世界やん」といった声があがったそうですが、私もその様に感じました。
試合後、栗山監督は、「投げるとか打つとかは別にして、絶対に勝つんだと野球小僧になる時に彼の素晴らしさが出る」と大谷の気迫あふれるプレーを称賛。
とにかく野球が大好きで楽しそうに純粋無垢で、全力で夢中になってプレーをしています。
侍ジャパンが世界一になる為に勝ちたい一心。「少年のように純情で」「凄いピッチャーでバッターで」本当に世界のスーパースターですね。
このフレーズは大谷選手にドンピシャで、苦労を感じさせない本当に野球を楽しんでいるキラキラした選手です。
そして、立ち振る舞いから考え方までしっかりとしている好青年であり、どの世代からも愛されるのは当然でしょう!
昔から、高校野球でピッチャーで4番バッタ―ではありましたが、それを大リーグでやってのける大谷選手、アメリカでの「宇宙人」扱いが分かります(笑)

カッコいい大人は子供達の憧れとなり、心をガッチリとつかみ夢を与えてくれます。
WBC選手達を見ているとひと昔と違って、重圧感や使命感があまり感じ取れずに、野球を仲間と共に楽しんでいると思います。
・プロとして・・・「仕事を楽しんでいる」「仕事で輝いている」「仕事で試練があっても逃げない」
そんな実直で明るい侍ジャパンにファンは心を奪われます。
我々、シューワグループも仲間たちと共に、仕事をしているプロとしてこうありたいと深く感銘を受けました。
結論としては、”仕事は楽しんだもの勝ち”だと。
今までのたくさんの成功者ともお会いしていますが、仕事で成功する人の共通点は仕事を楽しんでいるところです。
一方で、仕事が好きでは無くて、常に原因他人論でプライドが高い方は、頭脳優秀であっても仕事の成功を収めている人をほぼ見たことがありません。
職責が高い役職についている人こそ、仕事を楽しんでいる傾向にあると思います。
役職上、複雑な課題や重い責任があるにも関わらず、そんな課題でさえ、どうすれば解決できるかと、楽しく仕事に取り組んでいるように感じます。

「仕事を楽しむ」には、「主体性をもって仕事に取り組む」ことが重要で有り、与えられた仕事だけをやるのではなく、自ら進んで仕事をやることに楽しさを感じる状態をイメージして欲しいです。
課題を与えられて、その課題を解くだけの行為は「仕事を楽しむ」には当てはまりません。
自ら「主体性をもって仕事に取り組む」とは、常に自らが課題を見つけ、その課題を解く方法を考え抜き作り上げていくイメージです。
私も含めてですが、”好きなことを仕事にしている人はほぼいない”と言う事です。
色々な仕事の中での失敗と成長も含めて、与えられた環境の中でいかに課題をクリアをしていく過程が重要だと思います。
その結果、次のステージが用意されていて更なる高みを目指していく中で想像もしていなかったチャンスや仕事が舞い込んでくるものです。
これが、いつも言っているドラゴンクエストの人生のロールプレイングゲームですね。
仕事を楽しんでいない人に仕事で成功している人はいないと感じていました。
「仕事を楽しめば、仕事で成功ができる」。いくつもの試練も楽しまないといけない!

侍ジャパンの若い選手たちを見て、改めて感動をしました。
それは、一流の選手たちが集まっただけでなく「勝利」という目標に向かって全力で闘っている選手の姿が、私たちに夢を与えたからではないでしょうか?
やはり、人は全力で取り組んでいる姿が一番、美しい!!
ですから、私たちも目標に向かって全力で取り組んでいるとその姿を見て感動したお客様や企業さんたちがファンの輪となって支援してくれるはずです。
今回のWBCでは、試合だけでなく各国チームとの交流も話題になり、人間としてのあるべき姿”考え方”とスポーツの持つポテンシャルを私たちに見せてくれました。
単なる見る野球では無くて、「Sho Time(翔タイム)」魅せられた野球だったように思い多くのことに学びを頂きました。
是非とも、あと2つアメリカでも勝利して、夢の世界一になって帰って来ると信じます。
頑張れ!ニッポン!!   

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