ジャイアント・キリング

今は、「師走」の文字を見て慌ただしさを感じる時期ですが、今年は暖冬の影響で主業はイマイチなスタートです。
しかしながら、12月に入った途端一気に寒波が来ておりますので、これからの冬本番が楽しみです。
もう一つの楽しみといえば、やはり!ワールドカップ日本代表の躍進ですね。
強豪スペインに2ー1で逆転勝利し決勝トーナメント進出を決めました。
残念ながら、生放送では観れませんでしたが、堂安律選手(24歳)同点弾の直後!
ゴールライン際の1ミリ残った際どいアシストでしたが、VARも味方にした三苫選手に勝利の女神がついているとしか思えない神業プレー。
田中碧選手(24歳)の勝ち越しゴールで逆転勝利を飾りました。
1ミリ残っていた静止画とプーマシューズ(宣伝広告費100億以上)が話題ですね。
何度見ても凄い!奇跡を手繰り寄せたワンプレーでした。
すごく勇気づけられて感動! そして勇気をもらいました!!

今大会を見ても若い世代の成長を感じます。
勝利後のインタビューでは、田中選手は「勝てたのは力があったから」「自分たちを信じていたし、点を取ることをイメージしていた」と語っていました。
また、堂安選手は「まだ歴史を塗り替えたわけではないが、大きな壁を乗り越えチーム一丸となって戦えた結果だと思います」と。
彼らの今回の活躍は奇跡ではなくて、彼ら自身の日頃からの絶え間ない努力の結果です。
森保監督も今大会に望むに際して「過去6大会を上回る結果を残すには今までと同じようなことをやっても結果は出ないと思うし、難しいことをやってチャレンジしていくことを覚悟を持って準備している」
と語っていましたので、勝利は偶然では無く必然のように感じました。
また、目標は「決勝トーナメント進出」ではなく「ベスト8入りする」という高い目標を設定していたことが良かったのかもしれません。
日本代表の活躍を観て「高い目標に向けたプラス思考」「固定概念の払拭」「今までとは違う難しいことへの挑戦」「努力に裏付けられる自信」など学ぶことが多いと思います。

テレビ、新聞や週報でも書かれていた”ジャイアント・キリング”という単語が気になりましたのでご紹介したいと思います。
漫画のタイトルにもなっているようで『ウィキペディア』 によると・・・番狂わせ(ばんくるわせ)とは、予期せぬ事態により物事が思わく通りに進まなくなること。
または、スポーツの試合などにおいて戦力や過去の実績で上回る競技者や競技チームに対して格下と見なされる側が、事前の予想を覆して勝利することを指す言葉との事。
まさに!世紀の番狂わせと言っても過言ではありません!
今大会の予選で、私も含めて日本の1位通過をどれだけの人が予想していたでしょうか?
優勝候補であるスペイン、ドイツといった世界に名だたる国々に勝利した事実は大きな自信につながり、次世代への希望に繋がるものと思い、改めて勝利の重みを実感します。
今回の日本代表選手たちも、26名の代表中に欧州組19名が世界中で散らばったクラブで選手として活躍していることが強さの根底があって今回の結果がでているのだと感じました。
記憶に新しい2002年日韓ワールドカップ時の、欧州組4名では世界に向けての経験値が全く違います!
少し前では、考えられなかった世界が驚く歴史的な勝利はこういった面が最大の要因でしょう!
世界各地で活躍することが当たり前になった今、あらためて世界に近づいてきている実感がします。

ベスト16とになり、さらに一歩先のベスト8が楽しみが増えました。
ドイツに続き、強豪スペインを撃破したサムライブルー日本!
決勝トーナメント進出は、死のリーグと言われ突破は不可能と言われていましたが、強豪2か国をジャイアント・キリングした日本に期待したい!
若手が今までの常識を打ち破りながら、そしてベテラン選手が今までの経験値でカバーをしながら、ひとつの目標に向かってチームが一丸となる。
チームが渦を巻きながら、周りが応援してくれてチームが成長する組織の理想形です!
ど真剣に少しづつチームが進化発展していくので、まわりの感動が生まれのでしょう!

2022年最後の1か月を切りました。
シューワジャパンも今年をいい形で締めくくれるように、それぞれのポジションごとにやるべき目標に合わせて精一杯頑張りましょう!!

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