コミュニケーションで生まれる『ありがとう』について

12月から須磨支店を拠点として移動コンビニサービス「ありがとう便」がスタートしました。いろいろな思いの中、これまで準備を行ってきて、すごく自身も楽しみにしてきました。

そしてスタートから約1ヶ月経過した現在、様々な壁に当たっています。

業務の効率化しかり、お客様へ浸透しかり。その他も課題が多く、接客販売を行いながらの全解消は困難になっています。しかしながら、稼働してみると、「ありがとう便」を頼りにしていただいている、ご高齢の方や身体の不自由な方がいらっしゃいます。

ご利用いただいている年齢層も幅広く、下は小学生から上は95歳の方まで。「ありがとう便」を来るのを待っていただいている方も少しずつ増えてきています。ご高齢やお身体が不自由なことで、買物に出かけられない方々の支援ということをスタート前は描いてきましたが、会話をしながらお買物するということを望んでいた方も少なくないのかもしれません。

考えてみると、昔は近くの八百屋さんや魚屋さんでおしゃべりしながら買物をしていたのが、今ではスーパー主体で、ましてネットでの買物などでは、会話しながらの買物は、ほぼ皆無になってきています。

『買物をしている皆さんが支援されるだけでなく、買物することで、皆さんも市場の活性化や障害者の支援をする側になるのです。みんなが支援する和、それが「ありがとう便」なのです。』

ご利用される方々と会話することで、この内容にもご共感いただけ、嬉しそうにお買物いただく・・・。そして、必ず皆さんがお買物の後、『ありがとう。』という言葉をおっしゃっていただいている。この姿を見ると、心が和むと同時に、仕入にてお取引させていただいている皆さんの方々の顔が浮かびます。

「美味しかったよ!」「次回を楽しみにしてるよ!」

次の日の仕入時に、取引先にこのお客様の言葉をお伝えすると、『嬉しいです!』『ありがとうございます!』と皆さんが笑顔で返してくれます。ご利用者、仕入先とそれぞれでの会話から多くの『ありがとう』が生まれています。

会話、コミュニケーションの大切さを改めて感じています。ご利用者からも仕入先様からも『ありがとう』を集める「シューワのありがとう便」。多くの壁を乗り越えて、もっともっと浸透させて、さらに多くの『ありがとう』を集めていきます。

そして、各シューワの支店に拡散して『ありがとうの言葉を世界一集める事業』に育てていく覚悟です。

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