インドネシア・ドライバー人財戦略

先日、2月9日から2泊3日の弾丸工程で、インドネシア・ジャカルタへドライバーの面接に行って参りました。
小森統括、塩田部長、板倉課長と私含めて4名が、東京・羽田経由で約8時間のフライトにて15名の面接と日本語学校、
自動車教習所の視察を行ってきました。
初めに、なぜインドネシアなのか?と簡単な説明をしますと下記の通りです。
急遽、海外面接にて行った理由が、”ドライバー戦略”であり待った無しの状況です。
この間の日本経済新聞では、「物流大転換 運転手不足に挑む」と報道がありました。
大手運送会社でも、少子高齢化と中型免許問題の波が来ていて、ヤマトホールディングスは500人、
SBSホールディングスは1800人の外国人ドライバー採用計画との事。
そして、特定技能枠では約2万人の想定でも2030年には27万人不足という推計が出ておりました。
ガイアの夜明けでも取り上げていましたが、まさに!「運べない国ニッポン」は現実化になりつつあります。
令和の時代となり、働き方改革からの残業規制、長距離の複数運行、若年の人口減少、の様々な構造問題であります。
この問題は、物流業界全体だけの問題ではありませんし、これからあらゆる分野で労務倒産も出てくる状況でもあります。
だからこそ、”流れを飲み込まれる側”ではなく、”流れに乗る側”へ舵を移行しました。
シューワGは常にチャレンジャーですが、外国人の外免切替は厳格化、事故リスク、文化の違いなどがあり、そんなに簡単な事案ではありません。
まさに!ドライバー不足は脅威でありますが、しかしながら、業界再編のチャンスでもあり、教育、安全基準、生活支援まで踏み込む企業が勝ちます。
外国人ドライバーは単なる労働力ではなく、仲間であり同志の”考え方”です。
2030年、27万人不足の予測が出来る以上、恐れるよりも先に動いた者が勝つ市場だと見ております。
まずは、なぜインドネシアドライバーなのか?からお話をすると、世界でも珍しく日本同様の左車線、右ハンドルの国であり、とても親日である。
そして、人口が2億7000万人であり、もうじき2億8000万人となり、その中心人口が30代前半だそうです。
既にインドネシアには、日本企業が約6000社も進出している。
若くて意欲ある人材が豊富であるが、未だに国自体が未成熟な為に経済的に貧しい国で仕事不足にあるそうです。
その状況からでもわかるように、平均賃金は田舎地方では、日本円で8000円~15000円で、都会でも30000円~50000円ぐらいで、
日本は円安と言ってもこの物価差も明確であり、日本に来たい理由がわかります。
現地の物価は、ガソリン約120円、現地ペットボトル水30円、日本ペットボトル水150円など、生活コストの違いは大きい。
一方、日本が選ばれ続ける国でいられるかという現実も突きつけられています。
エージェントのご尽力もあり、初日は現地の日本向け自動車学校(建設中)と日本語学校も視察して多くの学生に約100名歓迎を受けました。
そして、東南アジア特有のバイクと渋滞の多さがあり、道路事情は日本とは交通環境の違いも確認しました。
だからこそ、日本向け自動車学校「日本式安全運転」には価値がある。
ルールを守る文化を徹底的に教え込む。その教育こそが、我々の差別化になり価値があると確信しました。
2日目の15名の面接で全員に質問を聞きました。
率直な感想として、心が震えました。
お世辞でもなんでもない率直な意見として!人の目の輝きに、私も含めて全員が突き動かされました。
「なぜ日本に来たいのですか?」
答えは驚くほどシンプルで大半が下記のコメントでした。
一つ目、日本はとてもきれいで、街が整い、ゴミが落ちていない。その姿に憧れる。
二つ目、日本人は時間を守り規則正しい。約束を守るルールがある国で働きながら、自分を鍛えたい。
三つ目、日本文化が好きだから。特に漫画では、ナルト、ワンピース。少年の頃から見てきた物語の国で、自分も挑戦したい。
私は現地で感じたのが、我々が日々当たり前だと思っている日本の”価値”が、これほどまでに輝いて見えているのかと・・・。
そして何よりも多かった志望動機は、「家族のため」。そして「自分の成長のため」。この二つでした。
家を建てたい。弟や妹を学校に通わせたい。親を楽にさせたい。
日本で本気で働き、技術を学び、インドネシアで事業をして成功したい。
15名の目は、まさに!日本の高度経済成長期を思わせるような輝きでした。
単なる豊かさを求めるのではなく、利他の心を持って、未来をつかみに来る挑戦者のようなキラキラした目の人財でした。
私は大きな手応えを感じました。これは人財戦略というより使命だと感じました。
そして、今回はエナジー事業部の濱野さんが作ってくれた紹介動画は本当に素晴らしかった。
現地の面接前に流した瞬間、空気が変わりました。
インドネシアから日本への架け橋が描かれており、シューワグループの経営理念、安全へのこだわり、仲間を大切にする姿勢も伝わり、
言葉が完璧でなくても、想いは伝わる。
彼らは真剣な表情で見入っていました。
やはり、映像力は漫画も含めて、真正面から伝えれば人は動くと感じました。
我々が問われているのは二択でやるのか!やらないのか?です。
しかし、答えは簡単で”やる気”の問題です。
繰り返しとなりますが、彼らは本気であり、外国人材は単なる労働力ではありません。
もちろん!仲間です。
家族を背負い、夢を背負い、日本に来る覚悟を決めた同志であり、未来を変えたい熱量があります。
問われているのは、人手不足を嘆く経営か、人材育成に投資する経営をするのか!です。
これからのネット時代に運べない国にしない。
我々がその一翼を担う。
今後、特定技能2号を取得すれば、家族帯同も可能となり在留期限も無制限更新となります。
シューワGの未来のためにも、是非ともインドネシア・ドライバー人財戦略を皆さんで成功を目指しましょう!

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