
もうダメだと思ったときが仕事のはじまり

今月も旧・盛和塾 稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びたいと思います。
そして、シューワグループ全従業員・物心両面の幸福実現の為に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルであり、ど直球の『魂の言葉』は胸に熱く刺さりました。
【今月のキーワード】は『熱意や情熱、さらには執念』です。皆さんと共にど真剣に学びましょう!
《出典:京セラフィロソフィP.270参照》
-ものごとを成し遂げていくもとは、才能や能力というより、その人のもっている熱意や情熱、さらには執念です。
すっぽんのように、食らいついたら離れないというものでなければなりません。
もうダメだ、というときが本当の仕事のはじまりなのです。
強い熱意や情熱があれば、寝ても覚めても四六時中そのことを考え続けることができます。
それによって、願望は潜在意識へ浸透していき、自分でも気づかないうちに、その願望を実現する方向へと身体が動いていって、成功へと導かれるのです。
すばらしい仕事を成し遂げるには、燃えるような熱意と情熱をもって最後まで諦めずに粘り抜くことが必要です。
-37年前のシューワG創業当時では、冬の灯油巡回販売しか無い事業スキームで、すべてお給料が歩合式の狩猟民族型でした。
日々、いかに効率よく売上を上げるのか!
目先の成果が出なければ、生きていけない状況でありました。
特に冬期に集中した大切な商売の為に、夏場のみの仕事を別にしなければいけなかった状況でした。
どこかのテレビCMではありますが、まさに!仕事のある時!と無い時!!に大きく分かれてしまいます。
当時の幹部の皆さんにも大変苦労を掛けましたが、今までを振り返ると数々の”失敗と成功”を経験してきました。
そんな中、もうダメだと思いながらも果敢にチャレンジした回数は数知れません。
しかし、諦めかけたその時にチャンスが訪れる経験が何度も何度もあり、まさに!「ピンチはチャンス」。
幾度の数え切れない経験があり、今のシューワGがあると言っても過言でありません。
その様に考えますと苦難や逆境にどのように立ち振る舞えるかで、その人の将来や人生が決まります。
『もうダメだと思ったときが仕事のはじまり』を拝読して、正直に感じた事は、「稲盛塾長であってもその様なお考えだったのか」と親近感が沸きました。
そもそも、シューワGはアド・ベンチャー企業に身を置く我々は、日々が戦いの連続です。
大企業のような潤沢な資金力やブランド力もない中で、戦えるのは、ランチャスター戦略(弱者の戦い方)であり、
アド・ベンチャー企業として、スピード・機動力を持っての戦いを挑み続けるのが使命です。
従業員の皆さんも、これからの長い人生の道中では、どうしても「もうダメだ」と思う瞬間が必ず訪れて、心が折れそうになるのは当然です。
しかし、今回の稲盛塾長の言葉を思い出して欲しい。
【「もうダメだ」と思った時が、仕事の始まりだと!!】
これは、自分自身が「限界」を感じた瞬間こそ、本当に試される瞬間だということであり、
ここからが自己新記録の伸びしろに挑戦をしている途上だというイメージを持って貰いたいです。
今の逆境を「終わり」ではなく、「始まり」と捉えなければいけません。
皆さんも、「もうダメだ」と思った時、まず立ち止まって考えてみてください。
そして、もう一度だけしっかりと深呼吸をしながら、次の一手を「利他的要素」で考えましょう。
その繰り返しで、稲盛塾長は成功を引き寄せたそうです。
特にシューワGのようなアド・ベンチャー企業においては、小さなアイデアや一歩こそが、大きな変化を生む可能性を秘めています。
大谷翔平選手もテレビのインタビューで言っていましたが、「小さな努力から、昨日できなかったことが、今日少しできるようになる。
それを積み重ねるのがとても楽しくて、気づけば大きな成果につながります。大事なことは、失敗を恐れず挑戦して、成長のイメージを持って続けること」だと!!
難しいかもしれないけど、お客様からはありがとうを貰える!という前向きな姿勢が、シューワGも自分自身も成長させるのです。
今日も壁にぶつかることがあるかもしれません。
でも、皆さんと一緒なら、乗り越えられると信じています。
「もうダメだ」と感じた瞬間こそが、私たちの成長の始まりです。
諦めず、共に挑戦し続けましょう!
成功するまで諦めない、とことん粘り強くやり切る!
皆さんの努力と応援で何とか乗り切ることが出来たと思える事も多いです。
稲盛塾長が仰るとおり、心に「余裕」を持ちながら仕事に打ち込むイメージで、最後まで「粘り抜き」ながら、成功するまで諦めない気持ちを持ち続けたいと思います。
従業員の皆さんと共に!全ての環境に感謝しながら、より一層の高みを目指して努力をしていきましょう!