もうダメだ!というときが仕事の始まり

今月も店長会議にて稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学んでいきたいと思います。
毎月、成功者である稲盛塾長の言葉を勉強しながら、皆さんとド真剣に向き合いながら実践する事はとても重要だと感じています。
とても、シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は胸に熱く刺さりました。

【今月のキーワード】は 「ダメと余裕」・・・・。皆さん真剣に学んで行きましょう!

《出典 京セラフィロソフィ P.270参照》 ——-ものごとを成し遂げていくもとは、才能や能力というより、その人のもっている熱意や情熱、さらには執念です。
すっぽんのように、食らいついたら離れないというものでなければなりません。
もうダメだ、というときが本当の仕事のはじまりなのです。
強い熱意や情熱があれば、寝ても覚めても四六時中そのことを考え続けることができます。
それによって、願望は潜在意識へ浸透していき、自分でも気づかないうちに、その願望を実現する方向へと身体が動いていって、成功へと導かれるのです。
すばらしい仕事を成し遂げるには、燃えるような熱意、情熱をもって最後まで諦めずに粘り抜くことが必要です。—————-
『もうダメだと思ったときが仕事のはじまり』をお聴きして、正直に感じた事は、「稲盛塾長であってもその様なお考えだったのか」と親近感が沸きました。
シューワは創業当時、冬の商売しか無い狩猟民族的な考え方でした。
いかに短期間に獲物を捕るのか!生きて行く為の習慣であり、その企業文化でした。
冬期に集中した季節変動が大きな商売な為、夏場のみの仕事をしなければいけなかった状況でした。
今までを振り返ると数々の”失敗と成功”を経験してきました。
そんな中、もうダメだと何度あきらめたかは数知れません。
しかし、諦めかけたその時にチャンスが訪れる。「ピンチはチャンス」をたくさん経験して来れました。
その様に考えますと苦難や逆境にどのように立ち振る舞えるかで、その人の将来や人生が決まります。
成功している偉人の皆さんは、過去に大きな苦難に出会い、その苦難を乗り越える過程で大きく成長し、現在の成功をつかみ取りました。
苦難が成功を生み出したともいえます。
しかし、それとは反対に稲盛塾長は、”成功は苦難”を生み出すと言っておられます。
苦難に遭っている時は細心の注意を払いながら、地道に小さな努力をコツコツと積み上げます。
しかし、成功すると気が大きくなり、さらに発展するための努力を忘れガチになってしまいます。
苦難や成功の中「自分は試されている」と考えるべきだと思いました。
そう考えると「もうダメだ」と思ってからが、「本当の仕事」だと思えます。
通常、仕事をしていると困難が生じる事が多いです。
「何故か?」それは、働くとは傍(ハタ)を楽(ラク)にする。(ハタラク)語源にあるように人のお困りごとを解決する事、それこそが「仕事」なのです。
精神的に厳しい状況でないと自分自身が成長出来ていないと思います。
厳しい仕事の環境そのものがとても恵まれているとも言えます。
ソコソコ程度の身の丈にあった仕事ばかりでは、自分自身の成長に繋がることはできません。
成功するまで諦めない、とことん粘り強くやり切る。
これまでの成長の中にも幾度かこういう場面がありました。
皆さんの努力と応援で何とか乗り切ることが出来たと思える事も多いです。
稲盛塾長が仰る通り、仕事に「余裕」の心を持ちながら、最後まで「粘り抜き」ながら、成功するまで諦めない気持ちを持ち続けたいと思います。
社員の皆さんも今日の全ての環境に感謝しながら、より一層の高みを目指して努力をしていきましょう!

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