ひたむきに打ち込む

今月も稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びましょう。
そして、シューワグループ全従業員の物心両面の幸福の実現の為に真摯に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は今回も胸に熱く刺さりました。

【今月のキーワード】は 『ひたむきに打ち込む』・・・・。皆さんと共にど真剣に学んで行きましょう!
《出典 成功と失敗の法則 P.105参照》
—–・仕事に打ち込み、人格をつくる。(中略)
人格を高め、自己を磨くためには、本来なら宗教者が行っているような厳しい修行を自らに課すことが求められるのでしょうが、
それではわれわれ一般人が人格向上を果たすことは難しくなります。
私は、日々の仕事に打ち込むことによって、人格を向上させていくことができると考えています。
つまり、一所懸命働くことは、単に生活の糧をもらすのみならず、人格をも高めてくれるのです。
その典型的な例は、二宮尊徳です。
彼は生涯を通じ、田畑で懸命に働き、刻苦勉励(こっくべんれい)・・・苦しさに耐えながら、つとめて仕事や勉学にはげむこと。
を重ねていく中で真理を体得し、人格を高めていきました。
そのような尊徳であったからこそ、リーダーとしてたくさんの人々の信頼と尊敬を集め、多くの貧しい村々を救うことができたのです。
真のリーダーとは、このように人生において、ひたむきに仕事に打ち込み、その中で人格を高め続けているような人物ではないでしょうか。
そのような人間であれば、リーダーとして権力を委ねられた後も、堕落することも傲慢になることもなく、集団のために自らを犠牲にして懸命に働き続けてくれるはずです。(中略)

・自然の摂理

動物にしても、植物にしても必死に一所懸命生きていかなければ、生き残れない。
それがこの自然界の掟なのだ。しかし、人間だけは「誰にも負けない努力」とか、「一所懸命生きる」ということを言えば、何か特別なことのように感じている。
成功するために、一所懸命に働かなければならないのではなく、生きていくために、「誰にも負けない努力」で働く。それが自然の摂理なのだ。—–

先週末に支店長会議を行いましたが、儲けのヒミツ・国吉先生の実例中心経営情報ニュースにも感銘を受けました。

・2023年は大倒産時代の幕開け
生き残りのサバイバルを幹部はこう乗り切れ!
一強多弱が本格化する2023年。
27年後の2050年には、総人口は1億人と20%滅し、平均年齢は54.2歳と世界一の老人国家となる。
それに伴い法人数も激減する。現状より40%減少し160万社程度と予想する。
なんと110万社が消滅することになる。
その兆候は、2023年から肌で感じ、目に見える形になるはずだ。
これまでに経験のない大倒産時代が到来する。
経営とは環境適応業であり、市場の変化に素早く対応しなけれならない。
「変化対応=基本徹底×決めた事をやり切る」で決まり、寝ほけた幹部ではサバイバル時代を生き残れない。
【徹底してやり切る】差なのだ。
まさに僅差が大差となる。収益力の低い企業はやり切るマネジメントに大きな問題がある。
幹部が誰よりも己に厳しく、熱があり、モーレツに動く事であり、そうでないと部下は本気で動くことは無い!!

一部は、省略抜粋紹介となりましたが、まさに、稲盛塾長が仰る「自然の摂理」と同様と感じました。
そして、次世代リーダーの資質も考えてみたいと思います。
稲盛塾長が仰る通り、リーダーとはひたむきに仕事に取組みながら、日々失敗と実践を重ねて、素直な心を持った考え方を高め続けている人だと思います。
今は、若くて経験値や年齢がリーダーとしての人格や資質に劣っていても、ひたむきに努力をして、自己犠牲を厭わずに懸命に仕事をすれば必然的に人はついてきます。
これからの時代に求められるリーダーとは、やはり仕事にひたむきであり、素直な心を持ちながら、日々人格を高め続けて何事にも全力で取り組める方だと思います。
これからの厳しい時代で「必死に一所懸命生きていかなければ、生き残れない。」と真剣に考えなければならない。
その為にも、素直な心を持って変化対応をしていかなければなりません。遠い昔の栄光にすがっても何も生まれません。

リーダーとは、その集団を守り導く責任があり、集団を助けるという思いを持つことが出来る資質が必要であると教えて貰っています。
時に、集団に降りかかる難題や苦労を率先して背負い込むことも必要であり、そういった意識を持てるかどうかが大切です。
そこで、リーダーの資質として最も重要な「人格」とは不変では無くて、時とともに変化してしまうとも言われています。
「人格」というものは、このように善い方向にも悪い方向にも絶えず変化していくものだと・・・。
その様に考えると仕事を通じた「善き考え」を持ちながら、自分自身の人格を向上させることができるのかを考える必要があるとの事。
今の仕事に、もっと前向きに無我夢中になるまで打ち込んで貰いたい!!
そうすれば必ず、苦難や挫折を克服することが出来るばかりか、想像もしなかったような、新しい未来が開けてきます。

私と皆さんも含めて「誰にも負けない努力」で働く!!と胸を張って言える従業員(クルー)の皆さんは、何割の方がいますでしょうか?
今一度、自分の胸に手を当てて確かめて貰いたい思います。
現代の不安定な世界情勢が続く中で、守ってくれるのは自分自身しかありません。
その為にも、ど真剣に個の力を強くしていきながら、リーダーとしての”人格=考え方”をしっかりと持ちながら組織全体を強くしていきたいと思います。
クルーとして組織全体の為に動けるのか、原因他人論で結果の残せない方では、リーダーには到底なれません。
ひたむきに、仕事に打ち込みながら、日々!たゆまない努力をしながら人格を高めていくことが人格練磨のための「修行」となり、心を磨き人間を成長させていくイメージです。
そして、「心を高める経営を伸ばす」ことを通じて、私たちは素晴らしい人生をおくり社会貢献循環に繋がるのです。
働くことは お客様のお困りごとを解決してながら、たくさんの有難う!を頂戴してくれる、まさに「万病に効く薬」です。
シューワグループのクルーの皆さんが運命を好転させてくれる!「働く」=「傍を楽にする」ことの意義を深めて、物心両面の幸福の実現を目指して、素晴らしい企業としていきましょう!!

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