ありがとう戦略
今週は、先週に引き続き、毎年各支店巡業するときに必ず最後に話をしている「ありがとう戦略」と「明元素の力」についてお話をしたいと思います。
「ありがとう戦略」の著者である清水秀雄先生とは、一度だけ短い時間での対話をした経緯があり素晴らしいお人柄でした。
このありがとうの経営理念は、もちろん盛和塾入塾よりもかなり前であり、源泉と言っても過言ではありません。
その点から考えると、経営理念「ありがとう」の先輩であり大師匠です。
まさに!シューワGの経営理念の”心の奥深く”でつながる内容ですので初めての方多くいらっしゃると思いますので、皆さんと共有をしたいと思います。
まずは、このありがとう戦略の中で「暗病反」と「明元素」という書籍のプロローグが好きなので三つに分けて紹介したいと思います。
改めて、”ありがとうの素晴らしいパワー”を考えていきたいと思います。
《出典 ありがとう戦略 P.16プロローグ参照》
—–現状打破の起爆剤となる「ありがとう」パワー
こんな時代こそ、「ありがとう」で生きる。
目的の明確でない人生は、ゴールなきマラソンのようなものだ。
ひたすら走りつづけても、ゴールがないのだから、むなしくなるばかりだし、しまいにはイヤになって愚痴や不平不満も出てくる。
結局は、自分は何をやってもうまくいかない、なんてつまらないのだろうという思いに沈む、消極的で否定的な嘆き悲しみの人生になってしまう。
人生の戦略の確立がいかに重要かということだ。
人生の目的が自己実現だとわかれば、あとは現状打破に励んでいくしかない。
現状打破とは、常に現状にとどまらず目標、ゴール、山頂に近づいていくことである。
もし目標に向けて一歩前に踏み出せたとすれば、それは自分を含めた周囲のあらゆる力によるところが大きい。
「ありがとう」という感謝の氣持ちがそこからわいてくるし、それがまた現状打破へ向けての大きな力になってくる。
現状打破には「ありがとう」のエネルギーが必要なのである。
現実に対する恨みや憎しみ、愚痴や不平不満からは、マイナスのエネルギーしか生まれ、
またマイナスのエネルギーは状況をますますマイナスにするだけで、マイナスを生むという悪循環に陥っていく。
こういったマイナスの状況をプラスに変えるのが「ありがとう」なのだ。
ピンチなのに「ありがとう」はないだろう、と思われるかもしれない。
だが、さにあらず。
ピンチだからこそ「ありがとう」なのである。—–
この一節を見て、まさに!人生を真面目に生きている人ほど、疲れている印象があります。
私自身は、人生の底辺からスタートしているので、それ程の学歴の高い人ほどのプレッシャーが無かったので、
明石家さんまさんの生きてるだけで丸儲けのプラスワンのイメージです。
その意味からでも、人生の目的を“自己実現”と明確にした瞬間から前に進むしかありません。
その一歩を後押ししてくれるのが「ありがとう」という素晴らしいエネルギーです。
自己の成長は自分だけの力では不思議なエネルギーと考えるべきです。
まさに!五方よし従業員さん、お客さま、地域社会、取引先さま、会社、その全ての支えに互換が感じて氣づいたとき、
自然と湧き上がるのが有難うの”化学反応”と心の進化発展です。
この不平不満は、マイナスの連鎖を生みますが、「ありがとう」は状況をプラスへと反転させる力があり、
その力がピンチだからこそ「ありがとう」となる。
逆境をチャンスに変える力こそが、シューワGの力量が、まさにここにあります。
「ありがとう」の素晴らしい力を武器に、現状を突破し、”人生と仕事をとことん楽しむ”未来を切り拓いていきましょう。
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●明元素 現状打破言葉 ※明元素(明るく元気よく素直である)
・ありがとう ・充実している ・お元氣さま ・簡単だ ・できる ・やってみよう ・頑張ります ・努力します ・挑戦します ・楽しい ・うれしい ・
おもしろい ・すばらしい ・美しい ・まだ若い ・おいしい ・すてきだ ・きれいだ
●暗病反 現状維持言葉 ※暗病反(暗くて病魔的で反抗的)
・忙しい ・疲れた ・いやだ ・困難だ ・難しい ・できない ・つらい ・苦しい ・ダメだ ・不幸だ ・まずい ・どうせ ・どうしよう ・
やってられない ・やりたくない ・つまらない ・もう年だ ・どうでも
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「暗病反」は、不安や恐れ、反抗心といった、誰もが困難の中で抱く心の陰ですね。
その一方では、「明元素」は、明るく元気で素直に前を向く心であり、この双方を理解して、上手に向き合うことが大切だと思います。
まずは、暗病反は危機を察知する力となりますが、その”考え方”に支配されるとロックオンされては、前には進めません。
そこで重要なのがやはり”明元素”です。
明元素は個々の能力への勇気を与えて、最大限の自信を引き出す力があります。
私も数々の成功者と接していますが、その多くの方々はこの明元素を自然と体得して実践されています。
いわば、「素晴らしい人生をつくるためのような感じ」で、”必須な考え方”だと捉えています。
そして、巡業のたびに「暗病反に負けず、明元素で前進しましょう!」と伝えています。
これは経営理念「ありがとう」と深くつながる考え方です。
感謝の心は明元素から生まれ、組織全体に前向きな空気と希望を広げていますが、もちろん私自身も、不安や焦りがないわけではありません。
そのたびに明元素を思い出し、仲間を信じ、感謝を胸に前進して前にプラス思考で進みます。
「ありがとう戦略」は心の羅針盤であり、暗病反を受け入れながらも前へと向かわせてくれる力だと思います。
—–「ありがとう。」清水秀雄
・つらいことが起こると感謝するんです。これでまた強くなれるとありがとう。
・悲しいことが起こると感謝をするんです。これでその悲しみがよくわかるとありがとう。
・ピンチになると感謝するんです。これでもっと逞しくなれるとありがとう。
・辛いことも悲しいことも、ピンチを乗り越えて、生きることが人生だと言い聞かせるのです。
その自分自身に。
・そうすると、ふと楽になって楽しくなって、人生がとても光輝いてくるんです。
・ピンチはチャンスだ。人生はドラマだ!人生がとても素晴らしく、よりいっそう光輝いてくるんです。
ますます光輝く人生をありがとうの心と共に。—–
私は巡業終盤の対話で必ず下記のような対話をしています。
ありがとうの言葉は、素晴らしいパワーがあります。・・・と。
「ありがとう」という言葉には、誰もが思っている以上の“自分自身を変える大きな力”がある思っています。
心の向きを変えて、職場の空気を変えて、そして人生の流れさえも変えてしまう力があると考えます。
それは、私が37年間で人生の底辺から始まり、ここに来て皆さんとの頑張りで良い会社に成れてきた自負がある。
稲盛塾長も仰っていますが、良い会社、良い人生は、孫悟空では無いので、一足飛びにいかなくて、
本当に尺取虫のように底辺から這いつくばっての一歩一歩が重要だということです。
「言葉を変えれば、人生が変わる」。
私も長年経営を通じて、このありがとうと言葉の重みを感じています。
だからこそ、従業員の皆さんにも、この泥臭いかもしれませんが、ありがとうの素晴らしいパワー意識して仕事に取り組んでもらいたいと思います。
この”明元素”の言葉を選ぶことが、やがてありがとうの言葉を増やすことです。
自分自身の40兆個の細胞から成り立っていると学びました。
その細胞自身が、元氣にする言葉を、自分自身からかけてあげることが最重要だと教えてくださいました。
ありがとうを自然に発していると挑戦が生まれ、挑戦が生まれる壁を越えていけて、突破力が生まれます。
清水先生は「人生は、言葉で変わります。」と最後に必ず締めくくられています。
私たちシューワGは、「ありがとうの言葉を世界一集める」経営理念の会社です。
ありがとうを理念に掲げて、ありがとうを集めて、その進化してありがとうが溢れる現場をつくりましょう”
そして、その力は”人生と仕事をとことん楽しむパワー”として有難う!有る事が難しい壁を突破していけると信じています。
これから先、どんな時代が来ても、この”ありがとう”の力があれば試練や困難にも乗り越えていける”最強呪文”なのです。
今日も明るく、元氣で、素直に。今日も”ありがとう”を集めて、”ありがとう”を溢れさせていきましょう!