『歯車』

最近、1年ぶりぐらいに小学校からの友人とお酒を酌み交わした際に出た話ですが、会社という大きな歯車の中でどういう位置にいているかという話になりました。
私の友人の一人は犬で有名な某通信キャリアのS社で課長をやっており、もう一人は高卒でNに入り彼も課長をやっております。
その二人曰く、S社は孫正義という会長がやはり歯車を回しており、自分自身が歯車に影響を与える事は中々ないと言っていましたし、
N社に関してはあまりにも大きすぎて社長が変わろうが、だれがどうなろうが大きすぎて勝手に歯車が回っているので止める事も早める事もできないくらいなので自分自身がその会社で歯車に影響を与えているとは思えないという話をしていた時に、
もちろん会社の規模では天と地ほど差が離れていますが、友人曰く自分の頑張りが会社の歯車に影響を与える事が出来るのはうらやましいと言っていました。
こちらからするとそんな大手には入れてうらやましいと思いますが、仕事のやりがいという部分ではうらやましがられる部分もあるんだなと改めて思い、歯車の事を調べようと一人の社長のオフィシャルサイトの一文が面白かったのでご紹介します。
これはその社長が自社の新入社員に送る言葉なのでシューワの新入社員の方も聞いておいてください。
新入社員のみなさんには一つ言っておきたいことがあります。
それは、私もそうですが、あなた方は歯車だということです。
こう聞くと、失望する人がもしかしたらいるかもしれません。
一般に「会社の歯車」という言葉は良いイメージを持たれないようです。
居酒屋などで、酔ったサラリーマンがビールを片手に後輩相手にクダを巻いている場面を目にします。
「どうせ俺たちなんか、会社の歯車だからよー!馬鹿らしくって、やってらんねーよなー!」とか何とか言いながら。
テレビドラマなどでもよく目にするまことにありふれた光景ですが、こんなとき、いつも私は腹が立って仕方ない。
会社員が会社の歯車なのは当たり前の話ではありませんか。部下だって上司だって、いや社長だって会社の歯車です。
仕事であれスポーツであれ、組織を構成する個々人はすべて歯車なのです。大リーグの選手も、サッカーの選手も、みんなチームの歯車です。
でも、彼らは単なる伝達歯車ではなく、チームを動かす駆動歯車です。ですから、新入社員のみなさんも、ぜひ会社を動かすような歯車になっていただきたい。
会社人は、組織の歯車であることを強く自覚し、歯車に徹することによって、会社のなかで光り輝くのです。
そして、会社は社会の歯車です。みなさんが会社を動かせば、今度は社会が動きます。
もともと「会社とは社会のもの」であると私は考えていますが、仕事をしていくうえで社会の役に立つことが何よりも大切です。
私は、単なるボランティア精神ではなく、社会や人々の役に立つことをすればビジネスでも必ず成功できると確信しています。
いくらユニークな商品を開発しても、それを使って喜ぶ人がいなければ社会的な価値は生まれません。
たとえ日常的にありふれたものでも、それを必要とする人がいれば、そこに大きな需要が生まれます。
だから、多くの人々が待ち望んでいることを目標にする方が成功しやすいのは当然の話なのです。
この社長の話を聞いて思ったのが、会社を動かせるような歯車になれるように皆さんも頑張って頂きたいと同時に、ありがとうを集めているシューワという会社の歯車を回せば自然と社会の歯車も廻るという事を自覚して少しでも会社の歯車を回せることのできる人財になって頂きたいのを切に願います。

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