『したいけど、できない。』と『できるけど、したくない。』

おはようございます。今日はある格言をご紹介したいと思います。
さっそくですが皆さんは、「人生は全て次の二つから成り立っている。」という言葉で始まる格言聞いたことありますでしょうか。
これは、あの有名なドイツの詩人ゲーテの言葉だそうです。このゲーテの言う「人生は全て次の二つから成り立っている。」の「二つ」って、「何」と「何」だと思いますか?ご存知の方もいると思いますが、答えは『したいけど、できない。』と『できるけど、したくない。』と言う事です
サラッと聞く分には、何となく分かったような分からないようなといった感じですがこの格言、ものすごく端的に、私たちの心理を突いている絶妙な言葉だと思います
たとえば「弁護士になれ!」とか「医者になれ!」って言われたとします
おそらく即答で「無理っ!」って答える人がほとんどだと思います。これが、「したいけど、できないこと」の一例です。では、これはどうでしょう?
「大きな声であいさつしなさい!」とか「元気よく返事しなさい!」。
これなら、風邪で喉を傷めてない限り、誰でも今すぐできることです。
でも実際は、「恥ずかしい」「面倒くさい」「カッコ悪い」といった感じで、やらない人がいます。これが、「できるけど、したくないこと」の一例です。何が言いたいかというとないと諦めてしまっていること」ともとれます。
次に、「できるけど、したくないこと」。こちらは裏を返せば、「本当はもっと素晴らしい結果が得られるのに、自らその機会を逃している」ととれます。
つまり、「したい・したくない」を決めるのは、もちろん自分自身なわけですが「できる・できない」を決めているのも、結局は周りではなく自分自身です。
今日は、偉そうにゲーテの格言などを引用させて頂きましたが、私自身も、「医者になれ!弁護士になれ!」などと言われれば、間違いなく「無理っ!」と即答してしまう、ちっぽけな人間です。
でも、人一倍元気よくあいさつをすることくらいだったら、今この場からでも実行できます
以前こんな言葉を上司に言われたことがあります。『何事も「できる・できないじゃなく、やるか・やらないか」「誰もができることを、誰もやらないくらい一所懸命やれ!」と教えていただきました。
皆さんも,今まで面倒臭がって敬遠してたようなこと。まずは何か一つ改めて見てください。
全員が何か一つ、「できるけど、したくないこと」を改めれば、すごい職場になると思います。

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