
「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」

今月も稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びましょう。
そして、シューワグループ全従業員・物心両面の幸福実現の為に真摯に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は今回も胸に熱く刺さりました。
【今月のキーワード】は 『無限の可能性』・・・・。皆さんと共にド真剣に学んで行きましょう!
《出典 京セラフィロソフィ P.287参照》
—–新しいことを成し遂げるには、まず「こうありたい」という夢と希望をもって、超楽観的に目標を設定することが何よりも大切です。
天は私たちに無限の可能性を与えているということを信じ、「必ずできる」と自らに言い聞かせ、自らを奮い立たせるのです。
しかし、計画の段階では、「何としてもやり遂げなければならない」という強い意志をもって悲観的に構想を見つめなおし、
起こりうるすべての問題を想定して対応策を慎重に考え尽くさなければなりません。
そうして実行段階においては、「必ずできる」という自信をもって、楽観的に明るく堂々と実行していくのです。—–
毎月、京セラフィロソフィを輪読しておりますが、物事を始めるに当たっての進め方を勉強させて頂きました。
物事を成し遂げる為には、強烈な「こうありたい」という願望を持って、「必ずできる」為には計画を持ち、「何としても成し遂げたい!」という強い意志を持ち
ながら実践する実行力が必要だと学びました。
そして、新たなことに取り組むにあたって最も大事だと言われるのが「情熱」とも仰っています。
「何としても成し遂げたい!」という強い思いが欠かせないわけですが、まずは”超楽観的”に目標を定めるとの事。
物事を始める前から高い壁を作ってしまっていたのでは、何事も成し得ません。
“既成概念”は捨て去らなければなりません。
シューワ社内でも少数の高学歴者が小手先で答弁する時があります。
今までの常識が・・・。前例が・・・。実績が・・・。等々の言い訳?!があり、そのメンバーの事を”迷ストッパー”と呼んでいます。
その様な発言を聞くたびに、やりたくない・やれない理由を小手先で述べているようにしか聞こえません。
しかしながら、時代は劇的に変わってきている状況にあると尊敬している”国吉先生の儲けのヒミツ”にこの様な記載がありました。
・コロナ禍の状況の中で全世界的に苦しめられている経済をみると、【この一年後、30%の企業が淘汰、廃業する】との驚愕記事がありました。
12年前のリーマンショックよりさらに深刻であり、今までの常識であるコロナ禍前には戻らない新時代が来たとの事です。
その意味でも、“既成概念”は捨て去り、「組織体質を改善して売上と利益にこだわることで、コロナ禍の危機がチャンスへと変わっていく!!」と仰っています。
この様に大変厳しい時代だからこそ我々に『無限の可能性』を与えてくれていると信じて、「必ずできる!」と自らに言い聞かせ、自らを奮い立たせていくことが大切だと思います。
シューワグループでも過去によく言っていた言葉があります。
《希望は高く!目標は低く!そしてやれることを確実に!》⇒初めから大きな目標を立てると心がひるんでしまう場合が多いので、まずは、希望(目的地点)を決めてから確実にゼロからイチに進めるように考える。
日々、小さな成功体験を積み重ねるとその脳の回路が開き、繰り返すことによって挑戦が得意となるものです。
そして、日々の仕事を改善しながら、《最小の努力で最大の効果》を上げる努力を日々、PDCA⇒計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Act)を回す必要があります。
シューワグループも来期は幾つかのプロジェクトを掲げています。
私を含め、各事業部リーダーが強い情熱をもって、楽観的・悲観的に取り組む事を望みます。
その際に意識すべき大切な考え方が、稲盛塾長の教えを参考に遂行してもらいたいと思います。
現在、京セラが大きく発展成長したのも、稲盛塾長の宇宙の原理原則の流れに合致していると言っても過言ではありません。
自ら誰にも負けない努力と”考え方”身につけることが必要であり、心をベースに経営する利他の大切さを判断の基準に置きましょう
社員の皆さんは、コロナ禍において原因他人論になり、イライラ、愚痴、批判、のマイナスの心スイッチが入っていませんか?
今一度、稲盛塾長の教えを参考にプラスの心スイッチに入れ替えるように励みましょう!