「心清らかなれば人生の道は平らで安らかなものになる」

今月も稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びましょう。
そして、シューワグループ全従業員・物心両面の幸福実現の為に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は今回も胸に熱く刺さりました。
【今月のキーワード】は 『心が濁ると』・・・・。皆さんと共にド真剣に学んで行きましょう!
《出典 京セラフィロソフィ P.48参照》

——-心清らかなれば人生の道は平らで安らかなものになる。
なぜ「心を高める」ことが人生の目的、意義なのか。
心が濁ると、われわれが歩む人生は平らでなくなって、そのためにわれわれは倒れてしまうであろう。
一方、心が清らかであれば、人生という道は平らになり、安らかに生きることができるだろう。
お釈迦様は、心というものをこのように表現しておられるわけです。
これは経営にも当てはまることです。
心が清らかであれば、経営は安定したものとなります。
「心を高める」ということは、心を善き方向に導いていく、心を美しくしていくことであり、それは人生や経営までも好転させていくもとになるのです。——–

稲盛塾長は、「人生の目的とは、心の純化、浄化に努め、心を立派にしていくことであり、日々魂を磨くこと」とも教えています。
その様に考えると、経営12か条でもありましたが、経営も「簡単にうまくいく」、同様に人生も「簡単にうまくいく」のだと感じました。
そして、先日の幹部会議でも聞きましたが、「人生が思ったよりうまくいかないと感じますか?」との質問に大半の方が手をあげていました。
特に今のコロナ禍での状況を考えると、”人生も経営”も簡単にはいきません。
しかしながら、冷静に考えますと塾長が仰る事柄は、とても簡単であり、シンプルなものをばかりです。
我々凡人は、得てしてその”原理原則”が全く理解できていなくて、そして自己都合で物事を捻じ曲げていることに気づかされました。

今では、偉そうに社長として話をしていますが、私自身の若年層時代を振り返ってみても、無茶苦茶でした。
・健康第一と言いながら⇒タバコを一日60本(3箱)吸っていた。
・ダイエットと言いながら⇒付き合いがあると暴飲暴食。
・仕事が大事と言いながら⇒朝方まで豪遊していた。
冷静に考えますと、どれもこれもうまくいく筈も無くて、連敗続きだった事は想像が出来ます。

稲盛塾長が仰る「心を安らかに」”、そして原理原則”に基づく”考え方”が重要です。
毎回思うことですが、塾長の優しい清らかな文面は、シンプル&わかりやすいとフィロソフィを読んで感じました。
そして、しっかりと軸をぶれずに、利己から利他の考え方が必要だと思いました。

さらに、心を高め経営を伸ばすには、前回も勉強をさせて頂いた「なぜ高収益企業にならなければいけないのか?」を理解する必要があります。
1)企業が永続する為、進化していく為の経営基盤の強化。
2)全従業員の物心両面の幸せの為。
その為には、しっかりと目標を持ち、心底からの”考え方”で目標達成を本気で取り組む必要があります。
具体的かつ、具現的な落とし込みで、経営の根底には自分から燃える、自燃性が必要です。
特に幹部社員は、私利私欲では無く、しっかりと強い積極的な強い意思を持つことが必要。
稲盛塾長曰く、「あなたの心は今の自分を映し出す鏡であり、利己的な心の矢印は自分に向かっている」との事です。
ですので、心の矢印を外に向け利他の精神を持つ事が大切です。
常にやさしい清らかな心で、日々心を高めながら、喜びや優しさで共に魂を高めて行きましょう!

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