「困難に打ち勝つ」

今月も稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びましょう。
そして、シューワグループ全従業員・物心両面の幸福実現の為に真摯に向き合いながら実践したいと思います。
シンプルかつ直球の稲盛塾長の”魂の言葉”は胸に熱く刺さりました。
【今月のキーワード】は 『真の勇気』・・・・。皆さんと共にド真剣に学んで行きましょう!

《出典 京セラフィロソフィ P.298参照》
「困難に打ち勝つ」—–仕事を正しく進めていくためには勇気が必要です。
ふだん私たちは、周囲の人から嫌われまいとして、言うべきことをはっきり言わなかったり、正しいことを正しく貫けなかったりしてしまいがちです。
仕事を誤りなく進めていくためには、要所要所で正しい決断をしなければなりませんが、その決断の場面では、勇気というものが必要となります。
しかし、そこでの勇気とは蛮勇、つまり粗野で豪傑と言われる人のもっている勇気とは違います。
真の勇気とは、自らの信念を貫きながらも、節度があり、怖さを知った人、つまりビビリをもった人が場数を踏むことによって身につけたものでなければなりません。—–

稲盛塾長は「仕事を正しく進めていくには、真の勇気が必要だ」と仰っていますが、その“真の勇気”とはどのようなものなのでしょうか?
通常の仕事でも、周囲の人から嫌われたくないとして、言うべきことをはっきり言わなかったり、正しさを貫けなかったりしてしまいがちです。
その正しい判断、決断をする時、勇気が必要です。
会社の経営にとっては、マイナスになるような事案があっても、勇気を持って対処しなければならない時があります。
会社で言えば、経営理念や経営の目的・意義に沿って冷静な判断をしなければいけない事もたくさんあります。
やはり、その時には、しっかりとした考え方を持った判断と勇気と決断力が欠かせません。
その時点で安易に妥協してしまったら「真の勇気」とは言えません。

人生は、”一寸先は闇”マサカとはよく言ったものだなと思います。
コロナ禍での非日常を過ごすようになってから、もう1年半が経とうとしています。
昨年、初めての緊急事態宣言が発令された時には、コロナ禍以前の日常に戻るのに半年もあればと思っていました。
しかしながら、デルタ株の猛威もあって非常事態宣言解除の出口も見えない長期戦の様相を見せております。
ここまでは、飲食店や観光ホテル産業が大きく影響を受けているとの情報でしたが、その関連産業にまでジワリジワリと広がりながら、今は全体的な未曽有の不景気に突入した感じがしてなりません。
創業以来に何度も不景気自体は経験はしてきましたが、今回のコロナ問題は未曽有の全世界的な最大試練であると思います。
しかも、コロナの恐ろしいところは緊急事態宣言やロックダウンなど行動も制約されるところです。
危機のときには努力で切り抜けてきましたが、それも制約されるという状況です。

こんな100年に一度の未曾有の危機だからこそ、この「困難に打ち勝つ」ことで、会社や自分自身もさらに強くなれるチャンスであると思います。
この与えられた危機の中で、出来る限り創意工夫しながら、お客様のお困りごとに寄り添いながらお助けなれるような企業でありたいと考えます。
その為には、経営の目的・意義をしっかりしてとして絶対に負けない、この困難を乗り越えてみせるという闘争心を持つということが重要だと思います。
そして、この困難を乗り越えた先のワクワク感のイメージも重要であり、ここを乗り越えたときに得られるものは大きな価値にも繋がります。

出来る!出来無いは関係ではなく、これからの先のチャンスに目を向けましょう!!
苦しいかもしれないが、困難を乗り越えれば、今よりも人間的にも会社的にも成長できます。
逆に、困難と向き合わずに避けてばかりだと、これからも同じ思考のままでいつまでも成長は出来ません。
人間的に成長すれば、困難に対する感じ方も見方も変わってくると「困難に打ち勝つ」を輪読して深く感じました。
従業員の皆さんも今は大変不自由な生活ですが、プラス思考でコロナ後をイメージしてしっかりと今やれる事を精一杯頑張りましょう!!

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