「信じあえる人間関係をつくる」

今月も稲盛塾長の「京セラフィロソフィ」を皆さんと共に輪読して学びましょう。
そして、シューワグループの全従業員の物心両面の幸福実現の為に教えを実践したいと思います。
【今月のキーワード】は、『信じあえる人間関係』です。皆さんと共にど真剣に学んびましょう!
シンプルかつ直球の”魂の言葉”は胸に熱く刺さりました。

—–京セラでは、創業以来、心の通じあえる社員同士の結びつきを経営の基盤においてきました。
お互いが感謝と誠意をもって心を通わせ、信頼関係の上にたって仕事を進めてきたのです。
コンパやさまざまな行事は、全員が心をひらき、結びつきを強める機会として重要視されてきました。
上司と部下の関係であっても、信頼関係のベースがあれば、お互い本音で言いたいことをはっきり言いあうことができます。
それによって、問題点が誰の目にも明らかとなって仕事がスムーズに運んでいくのです。
こうした信頼関係を築くためには、日頃からみんなの心の結びつきをつくり上げるよう、お互いに努力することが必要です。—–

今月も旧盛和塾・大和勉強会にて、若かりし頃の塾長DVDを拝見致しました。
そのお題が、「信じあえる人間関係をつくる」でした。
創業当時の稲盛塾長も28歳と若く技術力には自信があったそうですが、
経営のノウハウなどは無くて途方にくれていたそうです。
経営理念も無い時に考えたのが、会社経営の軸に「人間として何が正しいのか?」と「大家族経営」を位置づけにされたとの事です。
・労使関係よりも本当の家族のような関係の大家族主義。(愛情)
・自分自身も会社も強く無かったので、人として何が正しいのか?(原理原則)
必死で考えた結果が上記の”考え方”が基礎となり、京セラの経営理念「全従業員の幸福の追求」が、
本当に幸せに成ってもらう為のステージの位置づけとなったそうです。
その様に考えますと、塾長が仰る大家族主義経営は理解が出来ました。
今までは、大家族主義のような朗らかな経営するということが、
正直”ピンと”きていませんでした。

「経営とは!」もの凄く深くて難解イメージでした。
塾長が仰る通り、信じられる人間関係がなければ、会社経営は成り立ちません。
信じあえる人間関係とは、どのようにしてできるのでしょうか?
シューワの創業当時には、信じあえる仲間を作ろうと必死に話をしながら夢を語り合いました。
当時は、やはり季節商売が主流で歩合色が強く、目先のお金で釣ることが多かった記憶があります。
いつも、新入社員式でお話をする”レンガ積み”の話の中の”稼業のメンバー”が多くいました。
そのような中、何回も何回も裏切られたことがあります。
それは、裏切られた事よりも、今考えればお金を中心とした経営だったので愛情不足の経営でした。
当時、私がよく使っていた言葉は”ギブ&テイク”です。

そのような状況の中、先日東証プライム企業の丸和運輸機関・和佐見社長からご教授頂いた言葉は”報恩感謝”です。
”報恩感謝”の”報恩”は、恩に報いる事が恩返しであり、”感謝”は、ありがたいと思う心です。
今の自分があるのは、たくさんの人のおかげであり、その恩に報いるような生き方をしたいと思う気持ちです。
その様に考えると”テイク&ギブ”思考が重要だと、成功者の先人から原理原則を学ばせて頂いています。

今だからわかる事として、やはり会社には愛を持った経営理念が必要だと感じています。
やはり、人間にも背骨がある様に会社にも一本筋が通った会社存在の目的、意義が必要だと塾長に教えて頂きました。
本当の会社とは、社長が家族のように社員を愛し、社員も自分の家族のように会社を愛す。
どんな困難な状況でも共に乗り越えていける、無償の愛を双方で享受しながら共に成長していく。
このように混迷の時代に無償の愛で、社長を含めた”全従業員が物心両面で幸福を実現”をしていく。
信じあえる人間関係を大家族主義経営をベースとして実践をしたいと所存であります。

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