
「一日一生」

先日、2月11日で50歳の誕生日を無事迎えることが出来ました。
たくさんのお祝いのお言葉を頂戴し、大変嬉しく感じました。
それと同時に人生100年時代の丁度折り返し地点となり、いよいよ終盤戦となったことに複雑な気持ちとなりました。
ところで現在、ツイッター上で連載されている4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」が話題になってます。
ご存じの方も多いとは思いますが、自分自身の「人生100年時代の折り返し」と「100日後に死ぬワニ」の目線がとても感銘を受けましたので紹介したいと思います。
これは、主人公のワニ君の何気ない日常生活にスポットを当てた4コマ漫画です。
毎日1話ずつ更新されて、漫画の最後には「死ぬまであと〇×日」と記載があり、カウントダウンされています。
読者側は「100日後に死ぬ」とわかっているので、なんとも言えない気持ちを抱かせる4コマ漫画です。
ネットショップで人気の商品を買おうとして、一年待ちと言われても予約して商品が届くのを心待ちにするワ二君。
映画を見に行って感動した帰路にその作品の続編が出るとの情報を聞き、数年後に公開されるかも判らない映画を楽しみにするワニ君。
それでもワニ君は、100日しか生きられない。
勿論、ワニ君自身は、その運命を知りません。
そんな「100日後に死ぬワニ」、最終回は3月20日でどんな内容になるのかとても関心があります。
その様に考えると我々人間もまったく同じです。
人間は誰しもこの世に命を受けた瞬間から「死ぬまであと〇×日」とカウントダウンが始まっています。
人間は、生きている限り必ず死が訪れます。
それは、明日かもしれません。
人間はいつ死ぬかわかりません。
自分自身を振り返ると、若い時には時間は「無限」にあると錯覚をしていた時期がありました。
しかしながら、歳を重ねて周りを見渡すと歳をとるスピードが早く昨今、特に感じる事が時間は「有限」だということです。
今だからこそ「今の一瞬をより大切にしよう」と思えるのは、とても重要な事なんだと実感しました。
そこで、スティーブ・ジョブズの演説を思い出しました。
——-私は17歳のときに「毎日をそれが人生最後の一日だと思って生きれば、その通りになる」という言葉にどこかで出合ったのです。
それは印象に残る言葉で、その日を境に33年間、私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。
「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と。
「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。——-
人生を充実させるのは、紛れもなく自分自身です。
見ず知らずの他人が人生を充実させてくれる訳はありません。
毎日自分自身に問いかけ、精一杯生きている時には充実感があると心から言えると思います。
”楽”していては「充実」とは逆の人生になります。
自ら進んで挑戦する人のところに訪れるのが「充実」している人生でしょう!!
今日一日を、この一瞬一瞬を、後悔無く生き抜いていきましょう!
今日から日々充実の「一日一生」でど真剣に生きていきましょう!
↓ 100日後に死ぬワニ