「マンダラチャート」

9月度はシューワグループの決算期を迎えています。

各事業部におかれましては最終期日まで、目標達成に向けて本気で励んで貰いたいと思います。

成功と失敗、そして素直な心とど真剣な今期の反省も含め、経験を積み重ねた”経験値”として爪痕を残して欲しいと思います。

先週は、毎年恒例のシューワ三大ドM企画の目玉である富士登山と幹部での御礼参りの伊勢神宮特別参拝も緊急事態宣言発出中で中止となりました。

毎年の恒例行事が2年連続で中止となりとても残念でなりません。

しかし、コロナ禍で悲観的になり悲しんでばかりでも仕方がありません!もう過去は一切振り返りません。

あるのは、ズバリ現在と明るい未来のみです!! さて、10月からの新年度に向けた来期の”目標”予算も無事に設定できました。

皆さんの成長が”経験値”となり、しっかりと来期の予算に仕上がってくれていると手ごたえを感じています。

ところで、今週は「目標設定や現状分析」も含めて、経営チームジュニアでも紹介したとても参考になる「大谷翔平選手マンダラチャート」を共に学びたいと思います。

それにしても、連日のアメリカメジャーリーグでの大谷選手の活躍は素晴らしく輝きを放っていて、日本人として誇らしく嬉しい気持ちでいっぱいです。

皆さんもご存じの通り、投手と打者の二刀流をリーグトップクラスの高いレベルで両立して、9月12日現在、本塁打44本、投手では9勝として「ベーブ・ルース」再来として注目されています。

この大活躍は、日本国内を問わず全世界でも連日のように報じられており、MVP候補にも名前が挙がっています。

さて、大谷選手は、岩手県・花巻東高校の一年生ですでに大きな目標を立てていて、その多くの目標は「マンダラチャート」に書いたものを具体的に行動に移しており驚かされます!! 高校1年生の時に「マンダラチャート」を指導した、花巻東高校野球部の佐々木監督も素晴らしいのですが、高校1年生でここまでを書けるのは、ただ、ただ、ただ、素晴らしいと思います。

この一言に尽きます。

自分自身の高校一年生時代を思い出すと恥ずかしくなります。

(笑) 下記の資料を是非参照してください。

高校一年生時代のマンダラ直筆とビデオは、とても参考になりますので拡大してご覧ください。

ところで、「マンダラチャート」とは、強い目標(夢)を中心に置き、周囲9×9の合計81マスに細分化した目標を書き込んだものです。

「マンダラチャート」の目標達成シートはこの9×9の81マスで構成されていて、仏教の考え方や教えを表現した「曼荼羅」からの起源だそうです。

規則性を持って複数の偶像を配置した「曼荼羅」では、すべての偶像が相互に影響しあって1つの世界を形成している点を表現しています。

目標達成シートを作成する際のポイントとしては、目標と目的の違いを理解しておく事が重要あり、目標は目的を達成するために必要な「目印」であり、目的は最終的に到達したいゴールです。

「目的」という「的」に目掛けて最終地点に到達するための過程に必要なのが「目標」との事です。

大谷選手が中心に書いた”夢”は ≪8球団からのドラフト1位≫でした。

そして、中心の”夢”を達成するために必要な要素を8つ記入しています。

「体づくり」「人間性」「メンタル」「コントロール」「キレ」「スピード160キロ」「変化球」「運」。

更にこれらを達成するための具体的な目標を、それぞれ8つずつ記入したのです。

大谷翔平選手は目標達成シートを作成する際、なるべく具体的に、また少し高い目標を書き込むようにしたと話しています。

ひとつの大きな目標を達成するために必要な要素を細分化し「叶えたいこと」への道のりを明確にしたとの事。

そして、特に注目したのが大谷選手の目標達成シートでの【運】です。

「運」の項目を拝見してみますと、「あいさつ」「ゴミ拾い」「部屋そうじ」「審判さんへの態度」「本を読む」「応援される人間になる」「プラス思考」「道具を大切に使う」の8つをあげています。

また、「人間性」や「メンタル」の8項目を見ても、もはや野球に限らず、人として大切なことばかりです。

まさに、「心技体」。

これを高校一年の時にすでに実行していたのですから、”素晴らしい”の言葉以外が見当たりません。

約10年前から、現在の大谷選手の活躍は当然よりも必然の結果かも知れません。

簡単なように見えますが、こんな所にまで目を配ってきたからこそ、人としても高い評価を受け、万人に愛される超一流のスーパースターになったのだと確信しました。

シューワグループでも、大谷翔平選手の「マンダラチャート」を見習って幹部の知恵を集結し、そしてかなりの時間を掛けてチャートを作成しました。

中心に書いた”夢”はもちろん!経営の目的でもある ≪全従業員の物心両面の幸福の実現≫です。

詳細は、まだ検討中ですが、経営方針発表会にて「マンダラチャート」に記載した81項目の発表をしたいと思いますので乞うご期待ください。

今回、シューワ「マンダラチャート」を作成してみて感じた事は、目標設定から達成までのプロセスが明確になっていて、ぶれることなく進むことが期待できる事です。

大谷選手の”夢”を達成するためのプロセスであり、目標達成への真摯な姿勢は、私たちも見習うべき点が多いと感じました。

「運」を高める方法とは、神社に参拝して神頼みをするのではなく、地道な毎日の正しい行いの積み重ねであり、ゴミ拾いが重要となる事がわかりました。

成功には近道は無くて、小さな目標を一歩ずつ地道にクリアをしながら行う事で、大谷選手のようにとんでもない次元まで行ける事を学びました。

是非とも、皆さんも目標達成に活用して貰いたと思いますので挑戦をしてみてはいかがでしょうか?

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