
「ノミとコップの話」

世間は相変わらず、コロナ、コロナで一喜一憂をしています。
その様な状況ですが、今週は「ノミとコップの話」を例えに「固定概念」について皆さんと考えていきたいと思います。
随分前に高校野球で有名な監督がお話をされていた内容を聞いたことがありますので転用させて頂きます。
——–ノミはとっても小さな生き物です。
その小さな体で、身長の何十倍ものジャンプ力を持つ力ある生き物でもあります。
そのノミをコップの中に入れます。
そのままでは何も起こりませんが、そのコップに蓋をします。
すると、初めはジャンプするたびにコップの蓋に当たっていくけれど、
だんだんと当たらないようにジャンプ力を弱めていきます。
そして最終的にコップのギリギリでジャンプをするようになる。
このノミは、しかし、蓋を取っても蓋ギリギリまでの高さまでしか飛ばなくなります。
蓋はもう無いのに。
その打開策は・・・。——–
まず、シューワグループも随分若い方が増えてきたので「ノミ(蚤)」についての基礎知識。
ここ最近は、すこぶる衛生状態が良くなったのでヒトに寄生して血を吸う「ヒトノミ」は減ってきていますが、犬や猫に寄生する種類のノミは今もまだたくさんいるようです。
そのノミですが、体長は1mm以下のものから、大きくても9mmぐらいと、非常に小さな虫です。
とても後ろ足が発達しているので、通常は自分の体長の約60倍から100倍の高さの跳躍をすることが出来るそうです。
体長の数十倍ものジャンプ力があると言われるノミをコップに入れて実験をします。
体長が数ミリのノミでも、当然!コップくらいの高さならジャンプして飛び越えることが出来ます。
しかし、そのコップにガラスの蓋をしてノミがコップから出られないようにします。
当然ながら、ノミは何度も何度もジャンプしてコップを出ようとしますが、一向に抜け出せずにいます。
そして、しばらくしてからガラスの蓋を外して、ノミはコップの高さよりも高くジャンプすることが出来なくなっています。
ノミ自身は、恐らく自分の飛べる「限界」を自分自身で決めてしまったのだろうと憶測出来ます。
・皆さんも考えてみてください。
Q、このノミをもう一度コップよりも高くジャンプさせるためにはどうすれば良いと思いますか?
A、もう1匹の高く飛べるノミをコップに入れることだそうです。
「飛べないノミ」も他の「飛べるノミ」を見ることでは飛べるようになるという事です。
いずれにしても、ノミは自分自身を取り戻し、コップを飛び越えられるようなれたワケですね。
我々人間も同様に限界を自分で決めていませんか?
どうぜ自分なんて・・・・・。
特に今のコロナショック時代は、経済自体も自粛自粛が続き完全に萎んでしまい、我々自身の考え方も委縮方向になってしまっています。
「無限の可能性」を信じて限界を決めずチャレンジしていく為にも、日々素直な心になることが必要かと思います。
お互いが熱く切磋琢磨をしながら我武者羅に、そして真面目に頑張るシューワグループのジャンプしまくるノミの集団、
そして、共に成長しあえる会社でありたいと思います。
その様に当たり前だけど、血気盛んにチャレンジしていける集団って素晴らしいと思います。
仲間が「固定概念」で苦しんでいる時に助け合える仲間が居る『環境』を目指して、これからも日々ガッツリと成長していきましょう!